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ロシア海軍3艦隊合同グループは2013年秋にラテンアメリカへ行く

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『イタル-タス通信サンクト-ペテルブルク支局』より
2013年5月13日17時16分53秒配信
【海軍艦隊間艦船グループは大西洋で任務を果たし、ラテンアメリカ諸国へ寄港する】
セヴァストーポリ、5月13日/イタル-タス

黒海、バルト、北方艦隊艦隊間艦船グループは今年夏-秋に大西洋への遠距離航海を実施し、10月まで戦闘訓練任務を果たす。
航海中に艦船グループはラテンアメリカの数ヶ国の港への寄港を実施する。
イタル-タスは、本日(5月13日)、ここ(セヴァストーポリ)でロシア海軍総司令官代理に任命されたアレクサンドル・フェドテンコフ中将より伝えられた。
以前、彼はロシア黒海艦隊司令官だった。

「我々は現在、黒海及び地中海での戦闘勤務・当直計画の遂行を含む訓練年度期間の活動を準備しており、
更には、旗艦の親衛ロケット巡洋艦モスクワを筆頭とした黒海艦隊艦船とバルト艦隊及び北方艦隊艦船が参加し、合同で大西洋における戦闘訓練任務を果たします」
フェドテンコフ
は話した。
彼によると、黒海艦隊艦船支隊には「バルト艦隊及び北方艦隊支隊が加わり、合同で大西洋における戦闘訓練任務を遂行し、ラテンアメリカ諸国の港へ寄港します」

「航海は夏の終わりに予定されており、秋に始まり、10月に完了します」
総司令官代理はこう話し、指摘した。
「このような航海は、海軍において長い間実施されませんでした」

「ロシア戦闘艦が寄港するラテンアメリカ諸国の港は、今後に決定されます」
アレクサンドル・フェドテンコフ
は付け加えた。

彼は、黒海艦隊は戦闘準備を整えており、黒海及び地中海エリアでロシアの国益を保障する為、指示された任務を成功裏に果たす事が出来る事を強調した。
「4月、黒海艦隊は最高司令官・ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチン閣下の指示による大規模演習に参加しました。
その結果、艦隊の各部隊の戦闘準備態勢は、艦隊の担当エリア~黒海と地中海においてロシアの国益を保障する為、指示された任務を成功裏に果たす事が出来ると評価されました」

総司令官代理は話した。
「このような規模の演習に黒海艦隊が参加するのは30年ぶりでした」
彼は強調した。

フェドテンコフは、演習結果と参加者の行動が徹底的に分析されたと伝えた。
「そして艦隊の活動における問題点が国防相セルゲイ・ショイグ閣下に対し説明され、艦隊及び部隊司令部で徹底的に分析されました」


アレクサンドル・フェドテンコフ中将は5月12日までロシア黒海艦隊司令官を務めており、同日に開催された黒海艦隊創立230周年記念行事には「黒海艦隊司令官」として出席しました。


その翌日の5月13日、ロシア海軍総司令官代理に就任しました。
[ロシア黒海艦隊の新司令官が任命された]

そして海軍総司令官代理としての初仕事は、黒海・バルト・北方艦隊合同グループによる大西洋遠距離航海及びラテンアメリカ諸国訪問計画の発表でした。

フェドテンコフ中将によると、3艦隊合同グループの遠距離航海は今年秋に行なわれるとの事です。
参加艦船の詳細は明らかにされていませんが、黒海艦隊親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」の参加は確定しているようです。
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