コルベット「ボイキー」はロシア海軍へ就役した
本日(2013年5月16日)、プロジェクト20380コルベット3番艦「ボイキー」はロシア連邦海軍へ就役しました。

『イタル-タス通信サンクト-ペテルブルク支局』より
2013年5月16日8時55分13秒配信
【バルト艦隊は最新コルベット「ボイキー」を受領する】
カリーニングラード、5月16日/イタル-タス
最新コルベット「ボイキー」は、 バルト艦隊の戦闘編制へ補充される。
イタル-タスは、西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐より伝えられた。
「サンクト-ペテルブルクのセーヴェルナヤ・ヴェルフィ岸壁に位置しているコルベット"ボイキー"では、本日、ロシア連邦海軍旗初掲揚式典が開催されます」
マトヴェーエフは話した。
式典にはバルト艦隊参謀長セルゲイ・ファルコフ少将、造船工場セーヴェルナヤ・ヴェルフィ管理部代表、防衛産業企業体の代表、海軍退役将兵が参加する。
「この重要な行事はバルト艦隊創設310周年記念日の前日に行なわれます。
先行するコルベット"ボイキー"の海洋における工場航海試験及び国家受領試験プログラムは成功裏に実施され、この間に全てのシステム及び艦載兵装は徹底的に点検されました」
バルト艦隊公式代理人は指摘した。
「ボイキー」はバルト艦隊の為に建造されたプロジェクト20380コルベットの2隻目の生産艦である。
同プロジェクトのコルベットは、ロシア海軍の為の根本的に新しい艦であり、その戦術-技術的特性及び戦闘能力は、同クラスの類似する艦よりも優れている。
コルベットの主な特徴は、多機能性、柔軟性、コンパクト性、低視認性、高レベルの自動化及びシステム統合にある。
プロジェクト20380コルベットの2隻目の生産艦「ボイキー」の建造では、兵装、艦載システム、通信複合体、自動化システムにおいて発注者の決断が全般的に実行されている。
コルベットの長さは100メートル、幅13メートル、排水量2200トン。
艦は27ノットの最大速力を発揮する事が可能であり、その航続距離は4000海里である。
プロジェクト20380コルベットは、100mmの汎用砲複合体、高射ロケット砲複合体、超音速ミサイル及び自動砲装置で武装する。
艦の航空隊には1機のヘリコプターKa-27PLが含まれている。
[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]
2005年5月27日に起工され、2011年4月15日に進水したプロジェクト20380コルベット3番艦「ボイキー」は、2012年10月、100mm砲を搭載しないままで航海試験を始めました。
[ロシア海軍最新コルベット「ボイキー」海上試験開始]
[新世代コルベット「ボイキー」は工場航海試験を開始した]
[最新コルベット「ボイキー」、2012年末に就役?]
当初は2012年末にロシア海軍へ引き渡される計画となっておりましたが、100mm砲の納入が遅延した為も有り、引き渡しは翌年(2013年)に延期されました。
納入が遅延していた100mm砲は、2013年1月中旬にようやく設置されました。
[新世代コルベット「ボイキー」に100mm砲が設置された]
2013年2月初頭、バルト艦隊主要基地バルチースクへ到着しました。
[最新コルベット「ボイキー」はバルチースクへ到着した]
2月中旬、工場航海試験を継続する為、バルチースク基地を出港しました。
[最新コルベット「ボイキー」は航海試験を再開した]
更には、A-190-01「ウニヴェルサール」100mm砲の射撃試験も実施されました。
[最新コルベット「ボイキー」は初めて100mm砲を撃った]
3月1日、Ka-27PL対潜ヘリコプターが初めて着艦に成功しました。
[最新鋭コルベット「ボイキー」にKa-27対潜ヘリが初着艦した]
3月15日、最終試験となる国家受領試験が開始されました。
[最新コルベット「ボイキー」の国家試験が始まった]
3月末に対艦ミサイルの発射試験を実施しました。
[最新コルベット「ボイキー」は対艦ミサイルを発射した]
4月上旬に国家受領航海試験は完了しました。
[最新コルベット「ボイキー」の航海試験は全て完了した]
4月15日、最終検査の為に建造元の「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」へ戻ってきました。
[最新コルベット「ボイキー」は最終検査の為にサンクトペテルブルクへ戻った]
そして2013年5月16日、ロシア連邦海軍への引き渡し証書への署名とロシア海軍旗の初掲揚式典が行なわれました。
同時にバルト艦隊へ編入されました。
これでコルベット「ボイキー」は名実ともにロシア海軍へ就役しました。

『イタル-タス通信サンクト-ペテルブルク支局』より
2013年5月16日8時55分13秒配信
【バルト艦隊は最新コルベット「ボイキー」を受領する】
カリーニングラード、5月16日/イタル-タス
最新コルベット「ボイキー」は、 バルト艦隊の戦闘編制へ補充される。
イタル-タスは、西方軍管区下のバルト艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐より伝えられた。
「サンクト-ペテルブルクのセーヴェルナヤ・ヴェルフィ岸壁に位置しているコルベット"ボイキー"では、本日、ロシア連邦海軍旗初掲揚式典が開催されます」
マトヴェーエフは話した。
式典にはバルト艦隊参謀長セルゲイ・ファルコフ少将、造船工場セーヴェルナヤ・ヴェルフィ管理部代表、防衛産業企業体の代表、海軍退役将兵が参加する。
「この重要な行事はバルト艦隊創設310周年記念日の前日に行なわれます。
先行するコルベット"ボイキー"の海洋における工場航海試験及び国家受領試験プログラムは成功裏に実施され、この間に全てのシステム及び艦載兵装は徹底的に点検されました」
バルト艦隊公式代理人は指摘した。
「ボイキー」はバルト艦隊の為に建造されたプロジェクト20380コルベットの2隻目の生産艦である。
同プロジェクトのコルベットは、ロシア海軍の為の根本的に新しい艦であり、その戦術-技術的特性及び戦闘能力は、同クラスの類似する艦よりも優れている。
コルベットの主な特徴は、多機能性、柔軟性、コンパクト性、低視認性、高レベルの自動化及びシステム統合にある。
プロジェクト20380コルベットの2隻目の生産艦「ボイキー」の建造では、兵装、艦載システム、通信複合体、自動化システムにおいて発注者の決断が全般的に実行されている。
コルベットの長さは100メートル、幅13メートル、排水量2200トン。
艦は27ノットの最大速力を発揮する事が可能であり、その航続距離は4000海里である。
プロジェクト20380コルベットは、100mmの汎用砲複合体、高射ロケット砲複合体、超音速ミサイル及び自動砲装置で武装する。
艦の航空隊には1機のヘリコプターKa-27PLが含まれている。
[新世代コルベット「ステレグーシチー」型]
[ステレグーシチー型コルベット(旧ブログ)]
2005年5月27日に起工され、2011年4月15日に進水したプロジェクト20380コルベット3番艦「ボイキー」は、2012年10月、100mm砲を搭載しないままで航海試験を始めました。
[ロシア海軍最新コルベット「ボイキー」海上試験開始]
[新世代コルベット「ボイキー」は工場航海試験を開始した]
[最新コルベット「ボイキー」、2012年末に就役?]
当初は2012年末にロシア海軍へ引き渡される計画となっておりましたが、100mm砲の納入が遅延した為も有り、引き渡しは翌年(2013年)に延期されました。
納入が遅延していた100mm砲は、2013年1月中旬にようやく設置されました。
[新世代コルベット「ボイキー」に100mm砲が設置された]
2013年2月初頭、バルト艦隊主要基地バルチースクへ到着しました。
[最新コルベット「ボイキー」はバルチースクへ到着した]
2月中旬、工場航海試験を継続する為、バルチースク基地を出港しました。
[最新コルベット「ボイキー」は航海試験を再開した]
更には、A-190-01「ウニヴェルサール」100mm砲の射撃試験も実施されました。
[最新コルベット「ボイキー」は初めて100mm砲を撃った]
3月1日、Ka-27PL対潜ヘリコプターが初めて着艦に成功しました。
[最新鋭コルベット「ボイキー」にKa-27対潜ヘリが初着艦した]
3月15日、最終試験となる国家受領試験が開始されました。
[最新コルベット「ボイキー」の国家試験が始まった]
3月末に対艦ミサイルの発射試験を実施しました。
[最新コルベット「ボイキー」は対艦ミサイルを発射した]
4月上旬に国家受領航海試験は完了しました。
[最新コルベット「ボイキー」の航海試験は全て完了した]
4月15日、最終検査の為に建造元の「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」へ戻ってきました。
[最新コルベット「ボイキー」は最終検査の為にサンクトペテルブルクへ戻った]
そして2013年5月16日、ロシア連邦海軍への引き渡し証書への署名とロシア海軍旗の初掲揚式典が行なわれました。
同時にバルト艦隊へ編入されました。
これでコルベット「ボイキー」は名実ともにロシア海軍へ就役しました。
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