バルト艦隊は新型コルベット及び新型潜水艦を受け取る


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年5月18日9時00分配信
【ロシアのバルト艦隊は数年以内に新たなコルベットと潜水艦を受領する】
モスクワ、5月18日-ロシア通信社ノーボスチ
バルト艦隊の艦編制には、数年以内にプロジェクト20380「ステレグーシチー」型コルベットとプロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦が補充される。
土曜日、ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将はロシア通信社ノーボスチへ表明した。
この日、バルト艦隊は、創設310周年を迎えた事が注目される。
現在、バルト艦隊の編制には、プロジェクト20380コルベットの最初の3隻:「ステレグーシチー」、「ソーブラジテルヌイ」「ボイキー」が在る。
「まず第一に、コルベットの生産艦がバルト艦隊へ送られます。
その後、バルト艦隊は非核動力潜水艦ラーダを軍備採用します」
チルコフは話した。
彼は、今後5年間で、バルト艦隊は計10隻のコルベット、潜水艦、支援船を受領すると説明した。
「バルト艦隊の為の造船プログラムは期日通りに実行されています」
海軍総司令官は表明した。
プロジェクト20380「ステレグーシチー」型コルベット3番艦「ボイキー」は、5月16日にロシア連邦海軍への引き渡し証書への署名とロシア海軍旗の初掲揚式典が行なわれました。
同時にバルト艦隊へ編入されました。
[コルベット「ボイキー」はロシア海軍へ就役した]
4番艦「ストイーキー」は2012年5月30日に進水し、現在艤装中です。
同艦もバルト艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍新世代コルベット"ストイーキー"は進水した]
2012年2月21日、「ステレグーシチー」型コルベットの建造元である「セーヴェルナヤ・ヴェルフィ」は、更に4隻のプロジェクト20380の建造契約を締結しています。
[サンクトペテルブルク北方造船所はコルベット6隻とフリゲート6隻の建造契約を締結した]
「ラーダ」級潜水艦1番艦「サンクト-ペテルブルク」は北方艦隊へ移動する準備を進めています。
同艦の乗組員は、これまでのバルト艦隊将兵から北方艦隊将兵に交代するとの事です。
[潜水艦サンクト-ペテルブルクは北方艦隊への移動準備を進める]
北方艦隊将兵に艦を明け渡した元「サンクト-ペテルブルク」乗員(バルト艦隊将兵)は、今後就役する「ラーダ」級潜水艦2番艦以降の乗員となるのでしょう。
「ラーダ」級2番艦「クロンシュタット」は2016年に就役します。
[ラーダ級潜水艦2番艦クロンシュタットは2016年に就役する]
おそらくは、「ラーダ」級2番艦と3番艦がバルト艦隊へ配備される事になるでしょう。
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