fc2ブログ

新型コルベット「ストイーキー」は2014年に就役する

13-0519o.jpg
『イタル-タス通信サンクト-ペテルブルク支局』より
2013年5月18日午前12時05分19秒配信
【2014年にバルト艦隊は、その編制へ新たなコルベット「ストイーキー」を加入させる-総司令官】
モスクワ、5月18日/イタル-タス

2014年、バルト艦隊は、その編制へ新たなコルベット「ストイーキー」を加入させる。
本日(5月18日)、イタルタスは、バルト艦隊創設310周年記念祝賀会においてロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将より伝えられた。

「バルト艦隊の艦編制は更新されます。
2014年には、新たなプロジェクト20380コルベット"ストイーキー"が艦隊の編制へ加入し、2020年までには、更に2隻の新たなプロジェクト20385コルベット2隻が加入します。
それ(20385)は、より近代的な艦であり、より多くの機能を有し、より新しい兵装を有しています」

総司令官は話した。

彼は、最近、バルト艦隊には、この他にも近代的な艦が補充された事を想起した。
それはプロジェクト20380コルベット「ステレグーシチー」、「ソーブラジテルヌイ」、「ボイキー」、そして警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」である。

「それぞれの新たな艦のシリーズは、新たな技術的解決が用いられている点で以前の艦とは異なります」
チルコフ
は強調した。

バルト艦隊に、何故そのような小型艦、コルベットが必要なのかと言う質問に答えて総司令官は話した。
「寸法は、ここでは意味を有しません。
重要なのは、これらの艦が最新のシステム、兵装、より増大した打撃能力を有しているという事です。
これらのコルベットには汎用性が有り、効果的に全ての戦闘-水上艦、潜水艦、海洋上陸支援と、更には効果的な対空、対潜防衛を行なう事が可能です」


「忘れてはならないのは、バルト艦隊に割り当てられた最も重要な任務は、我が国の海軍の為に造られた全ての新しい水上艦及びディーゼル潜水艦の試験の実施であるという事です」
提督は強調した。

彼によると、新たな戦闘艦の編制への加入と同時に、バルト艦隊への支援船の補充という課題も解決される。
過去2年間で艦隊は5隻の曳船を受領し、今年3月には2隻の新たな曳船プロジェクト90600が編成に含まれた。
今年末には、同プロジェクトの第3の曳船を受領する。
13-0519m.jpg

提督は、海軍総司令部がバルト艦隊沿岸部隊にも多大な注目を払っていると伝えた。
「今年5月、カリーニングラード特別地区のバルト艦隊海軍歩兵は、増加した浮航能力、信頼性、戦闘耐久性を有する30両の新たな浮揚車BTR-82を受領します。
それは海洋上陸作戦で使用する為に設計されています」
チルコフ
は話した。


「ステレグーシチー」型コルベット「ストイーキー」は2006年11月10日に起工されました。
[ステレグーシチー型「ストイーキー」起工]

2012年5月30日に進水し、現在艤装中です。
[ロシア海軍新世代コルベット"ストイーキー"は進水した]


今回のチルコフ提督の発言によれば、「ストイーキー」は2014年に就役するとの事です。
13-0519n.jpg


更には、改良型のプロジェクト20385コルベット2隻もバルト艦隊へ配属されます。

プロジェクト20385の1番艦「グレミャーシチー」は、2012年2月1日に起工されました。
[サンクトペテルブルクでフリゲート「アドミラル・ゴロフコ」及びコルベット「グレミャーシチー」が起工された]

2番艦は2013年7月末起工予定です。
[改ステレグーシチー型コルベット2番艦は2013年7月末に起工される]


なお、プロジェクト20380「ステレグーシチー」型コルベット3番艦「ボイキー」は、5月16日に就役しています。
[コルベット「ボイキー」はロシア海軍へ就役した]
関連記事
スポンサーサイト