「追憶の航海」部隊はクリル列島のクナシル島へ到着した
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2012-2015年)

『イタル-タス』より
2013年6月8日4時29分配信
【太平洋艦隊船はクリル列島のクナシル島へ到着した】
ウラジオストク、6月8日/イタル-タス特派員レオニード・ヴィノグラードフ
サハリン、クリル列島、カムチャツカの軍事的栄光の地を巡る軍事史「追憶の航海」に参加している太平洋艦隊の艦船は、本日、クナシル島へ到着したと海軍広報サービスは発表した。
航海支隊は大型揚陸艦「オスリャブヤ」、駆逐艦「ブイストルイ」、曳船「カラル」で構成される。
クナシルのユジノ・クリリスク市で航海参加者は退役軍人と会い、軍の駐留地、島の教会を訪れる。
同市の広場では太平洋艦隊歌唱舞踊団のコンサートが開かれ、海軍歩兵のパフォーマンスとデモンストレーションが行われるとユジノ・クリリスク地域のトップ、ワシーリー・ソロムコは伝えた。
本日の夕方に艦船支隊はクリル列島北部へ向かい、北クリルのパラムシル港へ寄港する。
「追憶の航海」は、戦勝記念日、太平洋沿岸の探索者ゲンナジー・ネヴェリスコイ提督生誕200周年、太平洋艦隊創立2828周年に捧げられる。

「追憶の航海」とは、第2次大戦時のソ連軍兵士だった退役軍人達をロシア海軍の軍艦に乗せ、戦争時に戦場となった場所と、その周辺地域を巡るイベントです。
今回で6回目になります。
[ロシア太平洋艦隊は第6回「追憶の航海」を準備する]
「追憶の航海」支隊は、6月3日にウラジオストクを出港しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2013年6月3日10時39分配信
【太平洋艦隊艦船は「追憶の航海」を始めた】
6月6日にサハリンのネヴェリスクへ入港しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2013年6月6日11時12分配信
【「追憶の航海」に参加している太平洋艦隊艦船はネヴェリスクへ到着した】
そして6月8日にクナシル島のユジノ・クリリスクへ入港しました。
今回の「追憶の航海」支隊は、この3隻で構成されています。
大型揚陸艦「オスリャブヤ」

駆逐艦「ブイストルイ」

救助曳船「カラル」

今後の寄港地は、この5か所が予定されています。
・シュムシュ島
・パラムシル島
・ヴィリュチンスク(ペトロパブロフスク・カムチャツキー)
・オホーツク
・コルサコフ(サハリン)
あくまでも、過ぎ去った過去を偲ぶ為の航海であり、今日の情勢とは全く関係ありません。
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