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ボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは祝福を授けられた


公開株式会社「生産合同・北方機械製造組合(セヴマシュ)」公式サイトより
2013年6月10日配信
【「ウラジーミル・モノマーフ」は祝福を受けた】
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原子力潜水艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、最初の工場航海試験の為の海洋への出港を準備している。
ロケット艦では、立派に務めを果たせるように聖霊を召喚する為の祈祷の務めが行なわれた。

この正統なる伝統は、帝政ロシア時代から普及している。
司祭は、造船台で建造され、海洋へ出る前の艦を祓い清め、祈祷を行なった。

ロケット艦「ウラジーミル・モノマーフ」の艦上では、建造・修理潜水艦旅団司令官を補佐する神父ベンジャミンが務めを行ない、原子力潜水艦乗組員と当社納入チームへ祝福を与えた。
納入責任者エドゥアルド・ウソフは、現在、原子力潜水艦は海洋への出港準備を進めており、ロケット艦の全てのシステムが点検された事を指摘した。

試験の為に出航する前の同艦乗組員、軍事機器生産部長代理セルゲイ・バランニコフ少将、白海海軍基地司令官代理ゲンナジー・タラン原子力潜水艦「ウラジーミル・モノマーフ」艦長アレクサンドル・ナジェージンは、別れの言葉を告げた。

[参考資料]
「ウラジーミル・モノマーフ」「ボレイ」プロジェクトの3隻目のロケット艦である。
2006年3月19日に「セヴマシュ」で起工された。
原子力艦は新たなミサイル複合体大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」を装備する。
2012年12月30日、原子力戦略用途水中巡洋艦「ウラジーミル・モノマーフ」は造船台を出た。
艦は来たるべき工場航海試験及び国家受領試験の為に係留されている。
原子力潜水艦「ウラジーミル・モノマーフ」乗組員は2009年12月に形成された。

公開株式会社「生産合同セヴマシュ」広報サービス
写真:O.マリシェフ



[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

「ボレイ」級3番艦「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工され、2012年12月30日に進水しました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフ進水(セヴマシュ公式サイト)]
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフは進水した]

2013年1月18日、「セヴマシュ」造船所の岸壁に係留されました。
[ボレイ級戦略原潜3番艦ウラジーミル・モノマーフの係留試験が開始された]

5月下旬、陸上から蒸気を送り、蒸気タービン機関の試験が行われました。
[ボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは蒸気タービン機関の試験を行なった]

以前の報道によると、「ウラジーミル・モノマーフ」は2013年6月に航海試験を開始するとの事です。
[新世代戦略原潜ボレイ級3番艦ウラジーミル・モノマーフの動力試験は2013年6月までに完了する]
[ボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは2013年6月に航海試験を開始する]

今回、ロシア正教会の神父による祈祷式が執り行われた事は、同艦の出航が近い事を意味しています。


「ウラジーミル・モノマーフ」は、今年(2013年)末までにロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍は2013年に3隻の原子力潜水艦を受領する]

引き渡し後は、太平洋艦隊へ配備されます。
[ボレイ級戦略原潜2番艦と3番艦は太平洋艦隊へ配備される]
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