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「追憶の航海」部隊はカムチャツカ半島へ向かった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2013年6月13日10時39分配信
【太平洋艦隊の「追憶の航海」艦船はヴィリュチンスクへ針路を取った】

軍事史「追憶の航海」に参加する太平洋艦隊の艦船は、本日、ヴィリュチンスクへ針路を取った。
「ロシアの日」を乗組員はセヴェロ・クリリスクで迎え、アンドレイ旗の建立掲揚式典を開催した。

6月14日午前、支隊は潜水艦都市へ到着する。
ヴィリュチンスクの埠頭の1つで歓迎式典が開催され、ウラジオストクから来た艦船は太平洋艦隊潜水艦部隊司令官イーゴリ・ムハメヅィン少将及び同市、退役軍人及びカムチャツカ地方公共組織の代表に出迎えられる。

6月14-15日、潜水艦基地において、軍事的義務を果たして戦死した太平洋艦隊将兵の記念碑に多大な敬意を表する行事が開催され、その後、退役軍人は「戦闘の栄光」博物館を訪れる。
ヴィリュチンスク住民の為の特色ある贈り物として、太平洋艦隊歌唱舞踏団によるコンサートが開催される。

6月15日、艦船は太平洋艦隊発祥の地であるオホーツク市へ針路を取る。


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「追憶の航海」とは、第2次大戦時のソ連軍兵士だった退役軍人達をロシア海軍の軍艦に乗せ、戦争時に戦場となった場所と、その周辺地域を巡るイベントです。
今回で6回目になります。
[ロシア太平洋艦隊は第6回「追憶の航海」を準備する]

「追憶の航海」支隊は、6月3日にウラジオストクを出港しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2013年6月3日10時39分配信
【太平洋艦隊艦船は「追憶の航海」を始めた】

今回の「追憶の航海」支隊は、この3隻で構成されています。

大型揚陸艦「オスリャブヤ」
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駆逐艦「ブイストルイ」
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救助曳船「カラル」

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6月6日にサハリンネヴェリスクへ入港しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2013年6月6日11時12分配信
【「追憶の航海」に参加している太平洋艦隊艦船はネヴェリスクへ到着した】

6月8日にクナシル島ユジノ・クリリスクへ入港しました。
[「追憶の航海」部隊はクリル列島のクナシル島へ到着した]

6月12日、クリル諸島北部のセヴェロ・クリリスクを訪れました。
[「追憶の航海」部隊はセヴェロ・クリリスクを訪れた]


そして今日、セヴェロ・クリリスクを去り、カムチャツカ半島ヴィリュチンスクへ向かいました。
6月14日に到着する予定です。

ヴィリュチンスクには、ロシア太平洋艦隊原子力潜水艦基地が置かれています。
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現在は、この3タイプの原子力潜水艦が配備されています。
プロジェクト667BDR原子力戦略用途水中巡洋艦(デルタIII級)
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プロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)
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プロジェクト971原子力巡洋潜水艦(アクラ級)

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2014年には新世代のプロジェクト955原子力ロケット水中巡洋艦「ボレイ」級が配備される予定であり、現在、インフラ整備が進められています。
[2014年にロシア太平洋艦隊へ新世代戦略原潜ボレイ級が配備される]
[ボレイ級戦略原潜2番艦と3番艦は太平洋艦隊へ配備される]
[新世代戦略原潜ボレイ級の為のインフラ整備はカムチャツカ半島で進められている]
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