ロシア空母部隊の最新動向(ロシア国防省公式サイト)



ロシア国防省公式サイトより
【重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・N・G・クズネツォフ」の艦載機の12月10日および11日の飛行操作は、国際海上法規の枠内で厳密に行われた】
重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・N・G・クズネツォフ」の艦載航空機の飛行に関する事実は、ノルウェーの公式抗議に関連して論議される。
ノルウェー海の水域で、彼らは、石油プラットホーム整備用ヘリコプターの飛行を妨害した。
ロシア海軍総司令部副官・首席報道官イーゴリ・ディガロ1等海佐は、この事についてコメントした。
「ロシア海軍総司令部は、海域におけるノルウェー側の不安と、行動の安全性に関し疑問を抱いている点を理解しております。 しかし我々は、重航空巡洋艦アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・N・G・クズネツォフから発進した艦載航空機の12月10日および11日の飛行操作は、国際海上法規の枠内で厳密に行われた事を、公式に宣言します」
1982年に採択された海事法規上の国際連合協定第60条では、海上石油プラットホームの周辺を飛行する際は、500メートル以下の安全空域を確保することが出来る。
この安全空域は、専ら運行に関するが、航空機の飛行を制限しない。
ロシア国防省公式サイト・2007年12月12日
【北大西洋で、ロシア海軍戦闘艦艇グループの艦載機パイロットは、飛行操作の技術を習得した】
重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・N・G・クズネツォフ」、大型対潜艦「アドミラル・レフチェンコ」「アドミラル・チャバネンコ」、支援船「セルゲイ・オシポフ」「ニコライ・チケル」で構成される戦闘艦艇グループは、北大西洋で、艦載機パイロットの飛行操作の技術を習得した。
重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・N・G・クズネツォフ」からは、計画されていた7機の艦載機Su-33の発進が実施された。
現在、艦艇は地中海へのルートに沿って航海を続けている。 機器および兵器は、通常通り作動している。
ロシア国防省公式サイト・2007年12月12日
【艦隊は、従来の国益の海域に戻る】
航海計画に従い、北方艦隊の戦闘艦艇グループは、最初の週に幾つかの調査および訓練を遂行した。
戦闘艦艇グループは、対潜水艦および防空訓練を成功裡に行い、外国の友邦と海上及び空中で会った。
特に、ノルウェーの科学研究船「ヤン・マイエン」は、ロシア艦艇に付き添い、空軍の哨戒機「オライオン」 は、長時間、周りを飛行した。
「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」からはイーゴリー・マトコフスキー大佐が指揮するソビエト連邦英雄ボリス・サフォーノフ名称第279艦上戦闘機連隊の各パイロットが、2度に渡って離艦し、飛行甲板に着艦した。
北方艦隊司令官ニコライ・マクシーモフ海軍中将は、司令部で新聞「クラスナヤ・ズヴェズダ」特派員のインタビューに応じ、戦闘艦艇グループの航海について、同グループが航行する海域の航行の安全および他のロシアの海上ルートの経済活動の形態を提供する事が目的である点を強調した。
「全体として、ロシア海軍、特に北方艦隊の従来の国益の海域への回帰は、船員たちを喜ばせる事を知っています」ニコライ・マクシーモフ海軍中将は、この事を強調した。
ロシア国防省公式サイト・2007年12月12日
RIAノーボスチでも報道されています。
【ロシア海軍は、海上訓練に関するノルウェーの抗議を退ける】
2007年12月12日18時51分
内容は、国防省公式サイトと同じです。
- 関連記事
スポンサーサイト