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ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは6月22日に進水する

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
【艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」は巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」を6月22日に進水させる】
2013年6月14日

艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」は6月21日夜から6月22日に掛けてロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」をドックから進水させる操作を実施する。
『中央海軍ポータル』は、同社の情報提供者より伝えられた。

艦の進水に先行し、(進水記念)式典は6月20日に造船所の船台で直接に開催される。

北方艦隊ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、定期修理と近代化の為、セヴェロドヴィンスク艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」へ2011年6月末に到着した。
巡洋艦の定期修理の為の国家契約への署名は2011年末に行なわれた。
修理作業は2年間に渡り実施される計画であり、2013年末に巡洋艦はロシア海軍の常時即応部隊の編制へ復帰しなければならない。

2012年10月、艦の修理のドックでの(作業)段階が始まり、この間に船体の修復と塗装、推進器グループ機器及びユニットの修理、艦底備品の修理が実施された。

同艦はプロジェクト1164(開発-北方計画設計局)として1978年10月5日に「アドミラル-フロータ・ロボフ」の名前で第61コムーナ記念ニコラエフ造船工場において起工された。
1982年2月25日に進水し、1986年11月5日に「マルシャル・ウスチーノフ」の名前でソヴィエト連邦海軍の編制へ加入した。

[戦術-技術特性]
基準排水量-9800トン
満載排水量-11280トン
全長-186.5メートル
幅-20.8メートル
吃水-7.6メートル
速力-32ノット
自立行動期間-30日
乗員-476名

[兵装]
16基の対艦ミサイル複合体「バザーリト」発射機
2基の5連装533mm魚雷発射装置
2基の反応爆雷装置RBU-6000
1基の130mm砲装置AK-130
6基の30mm自動銃AK-630M
8基の中距離高射ロケット複合体S-300「リフ」発射装置、
2基の自己防衛高射ロケット複合体「オサ-MA」連装発射装置
対潜ヘリコプターKa-27PLが駐留する



ロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は、2011年6月、オーバーホールの為にセヴェロドヴィンスク市「ズヴェズドーチカ」工場へ到着しました。

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
2011年6月30日14時25分配信
【北方艦隊のロケット巡洋艦「マルシャル・ウスチーノフ」は修理と近代化の為にセヴェロドヴィンスクへ到着した】

2012年10月末、ドックへ入渠しました。
[スラヴァ型ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフはドック入りした]


最近の報道によると、修理完了は2014年の予定です。
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフは2014年に復帰する]

以前、「マルシャル・ウスチーノフ」は修理完了後に太平洋艦隊へ転属すると報じられましたが、2013年5月末、北方艦隊司令官コリョローフ提督は否定しました。
[ロケット巡洋艦マルシャル・ウスチーノフの太平洋艦隊転属計画は無い]
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