親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは日本海でミサイル発射訓練を行なう
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2012-2015年)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2013年6月18日12時15分配信
【太平洋艦隊旗艦の巡洋艦「ワリャーグ」は砲及びミサイル射撃を実施する為に海洋へと去った】
太平洋艦隊は、水上艦及び潜水艦への第2の任務を続けて与える。
日本海の戦闘訓練射爆場で砲及びミサイル射撃を実施する為、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」が出航した。
数日間に渡り、艦の乗組員は空中及び沿岸目標への数種類の海洋砲撃演習を実施する。
「ワリャーグ」のミサイル射撃の為の特別海域が設定され、近距離高射ミサイル複合体「オサ」は仮想空中目標を破壊し、その後、水上目標へミサイルを命中させる。
太平洋艦隊旗艦の乗組員は更に機雷敷設、一連の対水中破壊工作及び艦上ダメージコントロール訓練を実施する。

ロシア太平洋艦隊の旗艦を務める親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、2012年4月下旬のロシア・中国海軍合同演習に参加しました。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]
2012年7月上旬にはオホーツク海での大規模演習に参加しました。
[ロシア太平洋艦隊艦艇、宗谷海峡を東進(2012年7月1日)]
[ロシア海軍艦船、宗谷海峡通過(2012年7月7日~8日)]
2013年2月中旬から4月中旬までウラジオストク金角湾の艦船修理工場「ダーリザヴォード」で定期修理が行なわれました。

[ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは遠距離航海へ行く]
今回の記事によると、「ワリャーグ」は短距離艦対空ミサイル「オサ-M」の発射訓練を実施するとの事です。

[昇降式対空ミサイル「オサM」]
この他、130mm連装砲や30mmガトリング砲などの射撃訓練も実施するようです。


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