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ロシア海軍向けミストラル級2番艦が起工された

2013年6月18日、ロシア海軍の為の指揮・戦力投射艦(ヘリコプター揚陸ドック艦)「ミストラル」級の2番艦「セヴァストーポリ」フランスサンナゼール造船所で起工されました。
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『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
【フランスの造船所は、ロシアの為の第2の「ミストラル」を起工した】
2013年6月19日

フランスは、ロシアの為の揚陸ヘリコプター母艦「ミストラル」級の2隻目の建造を開始した。
『Lenta.ru』『インタファクス』へ軍事外交消息筋が伝えた事を引用して報じた。

「セヴァストーポリ」と命名されたヘリコプター空母の起工式典は、6月18日火曜日にサンナゼール市の造船所で開催された。

最初のロシア将来艦「ミストラル」-「ウラジオストク」は2012年2月に起工された。
DCNS社は同艦の建造を2014年に完了する予定であり、「セヴァストーポリ」は2015年に進水する。

他のフランス企業「STXロリアン」ヘリコプター空母の為の4隻の揚陸艇を建造し、2014年にロシア国防省へ引き渡す。

2隻のヘリコプター空母「ミストラル」級を建造する為のロシアフランスの契約は2011年6月に調印された。
ロシア側の艦の費用は12億ユーロになる。
合意には、ロシアの造船所で更に2隻の「ミストラル」を建造する為のオプションが含まれているが、2012年12月、ロシアでの第3及び第4のヘリコプター空母の作成の延期が発表された。


[ヘリ空母ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
[ロシア海軍向けミストラル型の詳細が公表された]

ロシア向けの「ミストラル」級の売買契約は、2011年6月に締結されました。
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2011年6月17日17時11分配信
【ロシアとフランスは、ヘリコプター空母「ミストラル」に関する契約を締結する】

ロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦「ウラジオストク」は、2012年2月1日にフランスサン-ナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けヘリ空母「ミストラル」型1番艦は起工される]

船体後部は、ロシア国内のサンクト-ペテルブルク市の「バルト工場」で2012年10月1日に起工されました。
[バルト工場はヘリ空母ウラジオストクの船体を起工した]

バルト工場で建造されている艦尾部分は、サンナゼール造船所へ送られ、ここで結合されます。
[ミストラル級ヘリ空母ウラジオストクの艦尾部分は2013年秋にフランスへ送られる]
[ミストラル級ヘリ空母ウラジオストクの艦尾部分は2013年6月26日に進水する]

「ウラジオストク」は、2013年9月進水予定です。
[ヘリ空母ウラジオストクは2013年9月に進水する]
ロシア海軍への引き渡しは2014年を予定しています。

ロシア海軍「ミストラル」級は、太平洋艦隊への配備が予定されています。
[ヘリ空母ミストラル型はウラジオストク市へ配置される]
[フランスはヘリ空母ミストラルの為の極東の基地建設に協力する]
[太平洋艦隊はヘリ空母ミストラルの為の基地建設を準備する]
[カムチャツカ半島にミストラル級の為の基地が建設される]

搭載する揚陸艇フランスから購入します。
[ロシア海軍のミストラル級の為に4隻のフランス製揚陸艇が建造される]
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6月18日に起工されたヘリコプター空母「セヴァストーポリ」黒海艦隊へ配備されると報じられた事も有りますが、ロシア海軍総司令部は否定しています。
[ロシア海軍のミストラル級が黒海艦隊へ配備される事は無い]
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