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ミストラル級ヘリ空母ウラジオストクは期日通りに納入される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年6月20日10時59分配信
【ロゴージンは国防省に同意しない:(ロシア)海軍は「ミストラル」を期日通りに受領する】
サンクトペテルブルク、6月20日-ロシア通信社ノーボスチ

1隻目のヘリコプター空母「ミストラル」は2013年10月までの期日にロシア海軍へ軍備採用される。
木曜日、ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージンは記者団に伝えた。

一方、2日前、ロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフは、「バルト工場」は1隻目のヘリコプター空母の為の艦尾の製造が間に合わないと話した。

「バルト工場が期日内の製造(1隻目の「ミストラル」の艦尾部分)が間に合わないなどという情報とゴシップは、現実と一致しません。
艦は期日通りに用意されます」
ロゴージン
は、この箇所に関して表明した。

副首相は、「ミストラル」がロシア製の機器と兵装システムを装備すると付け加えた。


[ヘリ空母ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
[ロシア海軍向けミストラル型の詳細が公表された]

記事中で触れられていますが、6月18日、ロシア国防相代理ユーリー・ボリソフは、サンクトペテルブルクバルト工場は、ロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦の艦尾部分の製造を期日通りに行う事が出来ないので、フランスの造船所へ移管すると公言しました。
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『イタルタス』より
2013年6月18日12時58分配信
【ロシア連邦国防省:ロシア海軍の為の1隻目のミストラルは完全にフランスで建造される】

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年6月18日19時53分配信
【「バルト工場」は1隻目の「ミストラル」の為の艦尾の製造が間に合わない】

しかし、このボリソフ氏の発言は、即座にロシア造船業の総元締である「統合造船業営団」から公式に否定されました。
[ロシアで建造されているヘリコプター空母ウラジオストクの艦尾部分は6月26日に進水する]


そして今日、ロシア副首相ドミトリー・ロゴージンからも否定されました。


ただ、そのロゴージン氏は、今年1月、「ミストラル」級は低温地帯では使用できないと発言し、物議を醸し出しています。
[ミストラル級は低温地帯では使用できない]

ボリソフ氏は、6月18日の発言において、このロゴージン氏の発言も否定しています。
[ミストラル級は寒冷海域でも使用できる]



ロゴージン氏とボリソフ氏は不仲なのでしょうか・・・?
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