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ロシア海軍向けミストラル級2番艦セヴァストーポリは2014年10月に結合され進水する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年6月23日22時41分配信
【第2の「ミストラル」は2014年に建造されるとロゴージンは述べた】
モスクワ、6月23日-ロシア通信社ノーボスチ

第2の「ミストラル」は2014年10月に結合される。
ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージンは表明した。

「第2のミストラルは結合されます。
それは2014年10月になるでしょう」
ロゴージン
は、『NTVテレビ』の生放送番組「鉄の女」に出演し、こう話した。

またロゴージンは、文字通り2、3日後には、サンクトペテルブルク「バルト工場」が1隻目の「ミストラル」後部を完成させると指摘した。
彼によると、ヘリコプター空母は、今年10月にロシア海軍へ軍備採用される。

「これらの艦を運用してから、私共は、我々の機器及び兵装を設置し、私共は、このクラスの艦が必要か否かを考慮いたします」
ロゴージン
は、こう締め括った。


『イタルタス』より
2013年6月23日22時54分
【2隻目のヘリコプター空母「ミストラル」型は2014年10月に進水する】

内容は同一です。


【ドミトリー・ロゴージン氏が出演した番組『鉄の女』(2013年6月23日放送)】


[ヘリ空母ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
[ロシア海軍向けミストラル型の詳細が公表された]

ロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦「ウラジオストク」は、2012年2月1日にフランスサン-ナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けヘリ空母「ミストラル」型1番艦は起工される]

船体後部は、ロシア国内のサンクト-ペテルブルク市の「バルト工場」で2012年10月1日に起工されました。
[バルト工場はヘリ空母ウラジオストクの船体を起工した]

バルト工場で建造されている艦尾部分は、サンナゼール造船所へ送られ、ここで結合されます。
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[ミストラル級ヘリ空母ウラジオストクの艦尾部分は2013年秋にフランスへ送られる]
[ミストラル級ヘリ空母ウラジオストクの艦尾部分は2013年6月26日に進水する]
[ミストラル級ヘリ空母ウラジオストクの艦尾部分は7月にフランスへ送られる]


去る6月19日、ロシア造船業の総元締・統合造船業営団は、改めて「ウラジオストク」の後部が6月26日に進水すると表明しました。
[ロシアで建造されているヘリコプター空母ウラジオストクの艦尾部分は6月26日に進水する]

ロゴージン氏は、6月20日にサンクトペテルブルクバルト工場を視察しています。
[ミストラル級ヘリ空母ウラジオストクは期日通りに納入される]
[ロシア副首相ロゴージンは、ロシア海軍向けミストラル級3・4番艦の契約の可能性について語った]


ロシア海軍向け「ミストラル」級は、前半分がサンナゼール造船所、後ろ半分(ヘリコプター格納庫車両格納庫、ウェルドックが有る部分)がバルト工場で建造されています。
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サンクトペテルブルクのバルト工場で建造中の「ウラジオストク」後ろ半分
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フランスのサンナゼール造船所で建造中の「ウラジオストク」前半分
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2013年6月18日にはロシア海軍向け「ミストラル」級2番艦「セヴァストーポリ」フランスサンナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦が起工された]

サンクトペテルブルクバルト工場でも、近い内に「セヴァストーポリ」の後ろ半分の建造が開始されます。


今回のロゴージン氏の発言は、2014年10月までに「セヴァストーポリ」の艦前部(サンナゼール造船所で建造)と後ろ半分(バルト工場で建造)が結合され、進水するという事です。
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