空母アドミラル・クズネツォフは2013年に4機の艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを受け取る
- カテゴリ:艦上戦闘機MiG-29K/KUB

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年7月2日13時34分配信
【航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」は2013年に最初の4機の戦闘機を受け取る】
モスクワ、7月2日-ロシア通信社ノーボスチ
重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の武装更新の為、最初に4機の艦上戦闘機MiG-29KとMiG-29KUBが今年中に北方艦隊へ加入する。
(ロシア)海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は、雑誌『国家防衛』のインタビューに対し、こう述べた。
同誌6月号は、完全に国際海軍(IMDS-2013)の特集である。
「私は、非常に期待しております。
今年には2機の航空機MiG-29Kと2機のMiG-29KUBを、来年には8機のMiG-29Kと2機のMiG-29KUBを、2015年には10機のMiG-29Kを受領する予定です」
チルコフは、「クズネツォフ」の為の最初の戦闘機の受領時期の質問に対し、こう答えた。
「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」は、現在、ロシア連邦海軍の戦闘編制に在る唯一の航空母艦である。
同艦は、1985年に建造された。
同艦は、50機以上の航空機およびヘリコプターを搭載する。
「アドミラル・クズネツォフ」は、標準で、多用途艦上戦闘機Su-33とSu-25TGの他、ヘリコプターKa-29と、その改良型を搭載している。
航空母艦の排水量は55,000トン、航続距離は8,000海里、1500人の乗組員と650人の航空要員が乗っている。
艦の速度は29ノットである。
兵装には、対艦複合体「グラニート」、対空複合体「コールチク」、対潜複合体「ウダフ」が有る。

[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]
「アドミラル・クズネツォフ」搭載用のMiG-29K/KUBの契約は、2012年2月29日に締結されました。
[ロシア国防省は艦上戦闘機MiG-29K/KUBの購入契約を締結した]
2013年からロシア海軍への納入が開始されます。
[ロシア海軍は2013年から艦上戦闘機MiG-29Kを受領する]
今回、ロシア海軍総司令官チルコフ提督から、具体的な納入スケジュールが明らかにされました。
2013年:MiG-29K×2機、MiG-29KUB×2機
2014年:MiG-29K×8機、MiG-29KUB×2機
2015年:MiG-29K×10機
合計で20機のMiG-29Kと4機のMiG-29KUBがロシア海軍へ納入され、「アドミラル・クズネツォフ」の新たな搭載機となります。

[艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUB(旧ブログ)]
[RSKミグMiG-29K/MiG-29KUB艦上戦闘機(RSKミグ公式サイト)]
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