ロシア将来海洋航空複合体の総費用は4000億ルーブルになるだろう

7月3日からサンクトペテルブルクで開催されている国際海軍サロン(IMDS-2013)において、ロシア将来航空母艦の概念モデルが公開されました。
13-0704a.jpg
[ロシア将来空母のモデルが公開された]
その続報。


『中央海軍ポータル(フロートコム)』より
【新たな航空母艦はロシア連邦の予算で4000億ルーブルの費用が掛かる】
2013年7月5日

第6回国際海軍サロン(IMDS)に出展された海洋航空複合体の概念プロジェクト-排水量約80000トンの多用途非核動力航空母艦は、ロシア連邦の予算で4000億ルーブルの費用が掛かるだろう。
IMDS-2013の会場において、ロシア将来航空母艦の概念プロジェクト開発者である連邦国営単一企業「クリロフ国立科学研究センター」の公式代理人は表明した。

航空母艦自体の費用は、約800億ルーブルに達するだろう。

出展された艦のモデルを見ると、2ヶ所のトランポリン発艦スポット4基のカタパルトが存在し、航空グループは40機の多用途航空機-PAK-FA海軍版及び戦闘機MiG-29K-で構成される。

(ロシア)海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ(ロシア)国防相代理ユーリー・ボリソフは、既にIMDS会場で将来航空母艦のモデルを視察した事が想起される。

将来航空母艦の排水量は80000トンである。
同艦は、将来航空複合体PAK FAを搭載する。
航空母艦のモデルは、通常動力装置の使用が考慮されている。

艦の設計には高度な技術および方式が使用されており、この大きさにも関わらず、30ノットの速力を発揮できる。


というわけで、今回出展された将来航空母艦概念モデルは、艦自体の費用が約800億ルーブルと見積もられているとの事です。

因みに、ロシア海軍新世代戦略原子力潜水艦「ボレイ」級は1隻あたり230億ルーブルですから、ボレイ級3.5隻分になります。

原文記事のタイトルにもなっている「4000億ルーブル」は、航空母艦の他、各種搭載機、更には随伴艦なども含めた「海洋航空複合体」全体の費用を指しているようです。

将来航空母艦は排水量80000トン、通常動力、艦首トランポリン台(スキージャンプ)4基のカタパルトが装備されるとの事です。
搭載戦闘機はPAK FA海軍版MiG-29Kが合計で約40機になります。
無論、この他にヘリコプター、各種無人機などが搭載されます。

昨日の当ブログの記事、或いは当方のツイッターを見て「ロシアの新空母はスキージャンプだけか、カタパルトは無いのか」などと思った人は多いようですが、上記のとおり、カタパルトは有ります
13-0705a.jpg

今回の記事でも述べられているように、これはクリロフ国立科学研究センターによる「概念モデル」であり、このモデルがそのまま建造されるわけではありません。
(実際に建造される航空母艦を設計するのはネフスコイエ計画設計局)
スポンサーサイト