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新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年12月25日にロシア海軍へ納入される

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『イタル-タス通信サンクト-ペテルブルク支局』より
2013年7月6日16時29分42秒配信
【1隻目の「ヤーセン」型原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は12月25日に海軍へ納入されなければならない-「セヴマシュ」トップ】
サンクトペテルブルク、7月6日/イタルタス

7隻の多用途原子力潜水艦「ヤーセン」型の建造作業に取り組むセヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」は、その1隻目-「セヴェロドヴィンスク」を12月25日に海軍へ納入しなければならない。
本日(7月6日)、第6回国際海軍サロン(IMDS-2013)会場で「統合造船業営団」に加入している「セヴマシュ」の総取締役ミハイル・ブドニチェンコイタルタスへ伝えた。

「その1隻目-セヴェロドヴィンスクは、12月25日までに我が国の海軍へ納入しなければなりません」
彼は話した。

「私共は、2020年までに、このプロジェクトの潜水艦7隻を海軍へ引き渡さなければなりません。
セヴェロドヴィンスクと命名された同シリーズの最初の艦は、工場航海試験を続けています。
それは3年目に入っており、非常に大規模な試験プログラムの為、艦は119日間に渡り海洋へ滞在します。
今年は既に25日間に渡り出航しています。
作業はスケジュール通りに進行しております。
この事を考慮すると、既に同艦は充分な航行を行なっており、私共は、何らかの大きな障害が起こる事を想定しておりません。
それ故に、私共は、国家試験が期間内に行なわれる事を望んでいます。
そして12月25日には潜水艦が我が海軍へ納入されなければなりません

彼は話した。

次の「ヤーセン」プロジェクト艦についての話で、彼は伝えた。
「7月26日にノヴォシビルスクの起工式が開催されます。
契約下で同艦は2015年に納入されます。
3隻目は、2隻目のシリーズの船体の次に船体の作業が開始されます。
全てのシリーズは計画通りに進行しております。
工場は、契約を適時に履行する為、設計者及び下請け業者と共に、あらゆる努力を惜しみません」
ブドニチェンコ
は話した。

彼によると
「今や資金供給に関する問題は有りません。大規模なクレジット方式が使用されており、私共は、年度途中で資金を得ます。
それは手続き上の問題であり、全体的に見て、資金供給システムは、全ての作業を正常に行うことが出来ます」


「セヴマシュ」は以前の契約を改訂するのかという質問に答え、ブドニチェンコは話した。
「昨日、国防相代理ユーリー・イワノヴィチ・ボリソフと一連の会合が行なわれました。
会議にはドミトリー・オレゴヴィチ・ロゴージンも出席しました。
現在、ヤーセンとボレイの一連の契約を含む以前の国防省指導部と締結した価格条件に関する契約の見直しという問題が有ります。
もしもそれが間違っていれば、私共は改訂を望んでおります」



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[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

1993年12月21日に起工され、2010年6月15日に進水した多用途原潜K-329「セヴェロドヴィンスク」は、2011年9月12日から海洋試験(工場航海試験)を開始しました。

2012年にも引き続き海洋試験は実施されましたが、結局、2012年中のロシア海軍への引き渡しは実現できませんでした。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍は2012年に2隻の原潜と3隻の水上戦闘艦を受領できなかった]
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年後半に海洋試験を実施し、同年末にロシア海軍へ引き渡される]

2013年5月末から航海試験が再開されました。
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクは航海試験へ出発した]
[タイフーン級原潜はロシア新世代原潜の海洋試験をサポートする]


そして今回、建造元の「セヴマシュ」のトップは、「セヴェロドヴィンスク」が2013年12月25日にロシア海軍へ納入されると表明しました。
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