重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年にロシア海軍へ復帰する

『インタファクス』より
2013年7月8日10時30分配信
【原子力巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は2018年に海軍の編制へ復帰する】
サンクトペテルブルク、7月8日、インタファクス-RU
重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」はセヴェロドヴィンスクの「セヴマシュ」での修理と近代化の後、2018年にはロシア海軍の戦闘編制へ復帰する。
土曜日、第6回国際海軍サロン(IMDS-2013)会場で同社総取締役ミハイル・ブドニチェンコは『インタファクス』へ確認した。
彼によると、今年5月、「セヴマシュ」は、価格を示されて「アドミラル・ナヒーモフ」の修理および近代化の為の契約を締結した。
資金貸付が計画されている。
既に、古い機器を解体する作業が開始されている
前日、ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ大将は技術目標を承認した。
彼によると、設計者-北方設計局-は、既に作業を始めており、全ての資金貸付手続きが取られている。
作業スケジュールによると、納入時期は2018年である。
同艦のドック入りは、来年(2014年)8月~9月に行なわれなければならない。
最初の作業はドックで始まり、その後、岸壁で艤装作業が行なわれる。
重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装の為の契約は、2013年5月にロシア連邦国防省と「セヴマシュ」造船所との間で締結されました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはカリブルとポリメント・リドゥートを装備する]
「アドミラル・ナヒーモフ」は兵装や電子機器を換装する大規模な近代化改装を行ないますが、今回の記事によると、同艦の各種機器の撤去作業が既に開始されているとの事です。
太平洋艦隊所属の同型艦「アドミラル・ラーザレフ」は、既に艦上の機器や兵器が殆ど撤去されています。
(ただし、こちらは近代化の予定は有りませんが)

艦上の機器及び兵器を撤去した後、「アドミラル・ナヒーモフ」は2014年8~9月に「セヴマシュ」造船所の屋外ドックへ入渠し、ここで改装作業が行なわれます。

要するに、インドへ売却された航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」/旧ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」と同様の手順で近代化作業は行われるという事です。
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