黒海艦隊の大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフは修理の為ブルガリアに到着した
- カテゴリ:ロシアの揚陸艦

『イタルタス』より
2013年7月8日13時00分配信
【黒海艦隊の大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」は大規模修理の為にブルガリアへ到着した】
モスクワ、7月8日/イタルタス
黒海艦隊の大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」は大規模修理の為にブルガリアのヴァルナ港へ到着した。
本日、イタルタスは黒海艦隊広報部長ヴャチェスラフ・トルハチェフ1等海佐より伝えられた。
「修理は、艦船修理工場フロートスキー・アルセナルに基づいて実施されます。
ここには、ソヴィエト連邦及びロシア海軍の戦闘艦の機器準備回復の為の重要な経験が蓄積されておりますので」
彼は説明した。
同艦のヴァルナへの曳航は、海洋曳船MB-173乗組員により成功裏に遂行された。
大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」の修理は、約2年間に渡る予定である。
「ツェーザリ・クニコフ」のブルガリアでの修理は昨年から予定されており、当初は2013年3月にブルガリアへ行く事になっていました。


[大型揚陸艦ツェーザリ・クニコフはブルガリアで修理を行なう]
しかしその後、ロシア連邦大統領ウラジーミル・プーチンが外国の造船所でのロシア海軍艦船の修理を原則として認めない事を決定した為、ブルガリアへの回航は凍結されました。
その後、ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージンが同意すれば外国の造船所へロシア海軍艦船の修理を発注する事が可能になりました。
ロゴージン副首相は「ツェーザリ・クニコフ」のブルガリアでの修理を認めたので、同国への回航が可能となり、今回、実行に移されました。
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