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ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される


『イタルタス』より
2013年7月10日9時30分配信
【ロシア及び中華人民共和国の軍艦は海軍演習の最終日に砲射撃を実施する】
ウラジオストク、7月10日(アルムス-タス)

軍事演習「海洋協同-2013」最終日の本日(7月10日)、ロシア及び中国の軍艦による水上及び空中目標への砲射撃、更には、遭難した船を支援する為の捜索救助活動が実施される。
演習は日本海ピョートル大帝湾で月曜日(7月8日)に始まった。
この活動には、2ヶ国の様々なクラスの約20隻の艦船、約10機の航空機とヘリコプターが関わっている。
太平洋艦隊の広報サービスは発表した。

中国支隊は、駆逐艦「瀋陽」、「石家荘」、「武漢」、「蘭州」、フリゲート「煙台」、「塩城」、複合補給船「洪澤湖」で構成される。
ロシア支隊は、艦隊旗艦-親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」に率いられ、大型対潜艦「アドミラル・ヴノグラードフ」、「マルシャル・シャーポシニコフ」、駆逐艦「ブイストルイ」、数隻のロケット艇、小型対潜艦、保障船が含まれる。

火曜日(7月9日)の海軍演習中にロシア及び中華人民共和国の軍艦は海賊に乗っ取られた船を解放し、2ヶ国の海軍将兵は合同航海及び海上機動を実施し、「敵」潜水艦と遭遇する可能性が高い水域へ進入し、東方軍管区航空・防空軍Su-24戦闘機が務める仮想敵の空中攻撃への反撃を行なった。

演習完了後、艦船は海洋パレードを行ない、その後、中国支隊ウラジオストクへ行き、更に2日間滞在する。


ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が実施される事が明らかにされたのは2013年6月下旬でした。
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]

中国海軍艦船部隊は7月5日にウラジオストクへ到着し、7月8日から演習が開始されました。
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]

7月9日には海賊対処訓練、対空防衛訓練などが実施されました。
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]

そして最終日の7月10日には砲射撃訓練、遭難船の救助訓練が実施されます。

今回の演習に参加するロシア海軍中国海軍の艦船は、以下の通りです。

[ロシア太平洋艦隊艦船支隊]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」
駆逐艦「ブイストルイ」
ロケット艇
小型対潜艦(MPK-64「メチェーリ」など)
保障船(給油船「イルクト」)

[中華人民共和国海軍艦船支隊]
駆逐艦「瀋陽」
駆逐艦「石家荘」
駆逐艦「武漢」
駆逐艦「蘭州」
フリゲート「煙台」
フリゲート「塩城」
補給船「洪澤湖」


ロシア太平洋艦隊には4隻の大型対潜艦が所属していますが、この内の「アドミラル・パンテレーエフ」地中海へ派遣されており、「アドミラル・トリブツ」はオーバーホールを行ないます。
残り2隻が今回の合同演習に参加しました。

駆逐艦「ブイストルイ」(715)は、ロシア太平洋艦隊所属駆逐艦3隻中で唯一の稼働艦です。
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