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ラーダ級潜水艦2番艦クロンシュタットの建造再開の為の契約が締結された

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年7月15日13時03分配信
【「アドミラルティ造船所」はロシア海軍の為の第2の潜水艦「ラーダ」を完成させる】
サンクトペテルブルク、7月15日-ロシア通信社ノーボスチ

「統合造船業営団」へ加入している会社「アドミラルティ造船所」は、ロシア海軍の為の2隻目のプロジェクト677潜水艦「ラーダ」建造の国家契約を締結した。
月曜日、造船工場は発表した。

潜水艦「クロンシュタット」は2005年7月に起工された。
2009年、ロシア連邦国防省の決定により、建造発注は休止された。
同シリーズ発注のトップ-潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用と引き渡しまで。

「アドミラルティ造船所は、2隻目のプロジェクト677ラーダ潜水艦-クロンシュタットの建造を再開します。
ロシア連邦国防相代理ユーリー・ボリソフとアドミラルティ造船所総取締役が署名した国家契約は7月9日に法的効力を発効しました」

声明では、こう述べられた。
契約は艦の建造と機器設計の調整を提供し、納入は2017年を予定している。

現在、造船所は潜水艦「クロンシュタット」の建造再開が積極的に準備されており、作業設計文書の送付時期で合意し、締結された合意の実施により複合機器が供給される。

将来潜水艦プロジェクト「ラーダ」嫌気性非大気依存発電装置を装備する計画であり、海洋工学中央設計局「ルビーン」の専門技術者は、その作成に取り組んでいる事を広報サービスは明らかにした。

このシリーズの最初の潜水艦-「サンクトペテルブルク」は2010年からバルト艦隊の一員として試験運用中であり、現在は「海軍の日」へ捧げられる海軍パレードへの参加を準備している。
ディーゼルエレクトリック潜水艦プロジェクト677「ラーダ」シリーズは中央設計局「ルビーン」により開発された。
このシリーズの特徴は、小さなサイズ及び低レベルの騒音と、強力な魚雷並びに魚雷ロケット兵装の組み合わせに在る。
潜水艦は、敵の潜水艦、水上艦船の破壊、海軍基地、沿岸、海上交通路の保護、偵察実施の為に設計されている。


[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]

プロジェクト677「ラーダ」級潜水艦は3隻が起工され、1隻が就役しています。

[プロジェクト667「ラーダ」級]
B-585「サンクトペテルブルク」:1997年12月26日起工/2004年10月28日進水/2010年4月22日就役
B-586「クロンシュタット」:2005年7月28日起工
B-587「セヴァストーポリ」:2006年11月10日起工


2番艦以降の建造工事は凍結されていましたが、2013年2月に建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

そして今回の記事によると、2番艦「クロンシュタット」建造再開の為の契約が締結されました。
むろん、同艦が起工される前に建造契約は締結されていたのですが、それが2009年に白紙撤回されたので、今回、改めて建造契約が締結されたという事です。

今回の契約によると、「クロンシュタット」ロシア海軍への納入は2017年の予定です。
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