デルタIV級戦略原潜ブリャンスクは3ヶ月間の海洋任務を終えて基地へ戻った
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年7月17日12時45分配信
【原子力潜水艦「ブリャンスク」は3ヶ月間の航海からムルマンスクの基地へ戻った】
モスクワ、7月17日-ロシア通信社ノーボスチ
原子力潜水艦「ブリャンスク」は3ヶ月間に渡る戦闘任務を成功裏に終えてガジエヴォ基地へ戻ってきた。
水曜日、北方艦隊広報サービス・情報管理部長ワジム・セルガ1等海佐は記者団に伝えた。
「北方艦隊の戦略用途ロケット水中巡洋艦ブリャンスクは遠距離航海任務を成功裏に遂行し、基地へ戻りました。
戦略用途ロケット水中巡洋艦ブリャンスクの遠距離航海は、2013年の北方艦隊潜水艦乗員の最も長期に渡る航海の1つです。
約3ヶ月間に渡りロケット水中巡洋艦はアレクサンドル・マルコフ1等海佐の指揮の下、浮上する事無く潜航状態のまま、様々な世界の大洋エリアにおいて与えられた任務を遂行しました」
セルガは話した。
ロケット水中巡洋艦の艦長は一連の水中遠距離航海の結果について報告し、国家からの褒賞及びロシア国防省からの勲章が与えられたと北方艦隊の代理人は指摘した。
「ガジエヴォ駐屯地で北方艦隊の潜水艦乗員は、赤旗北方艦隊潜水艦部隊司令官、親類及び友人に出迎えられました。
北方艦隊潜水艦部隊司令官でロシア連邦英雄のアレクサンドル・モイセーエフ少将は、大祖国戦争時以来、北方艦隊潜水艦乗員が確立した伝統に則り、与えられた任務を成功裏に果たした乗組員を祝福し、潜水艦の艦長は子豚の丸焼きを贈られました」
セルガは話した。
戦略用途ロケット水中巡洋艦「ブリャンスク」(プロジェクト667BDRM)と他の同型のロケット艦は、ロシア海洋戦略核戦力の基礎である。
同プロジェクト艦の兵装は16基の弾道ミサイル「シネーワ」である。
2008年、戦略用途ロケット水中巡洋艦「ブリャンスク」は修理及び近代化の後に北方艦隊へ復帰した。
プロジェクト667BDRM戦略用途ロケット水中巡洋艦K-117は1985年4月20日にセヴェロドヴィンスクの「セヴマシュ」造船所で起工されました。
1988年2月8日に進水し、同年10月6日に就役しました。
1998年1月27日、「ブリャンスク」と命名されました。
2002年8月10日、修理及び近代化の為、セヴェロドヴィンスクの艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」へ到着しました。
2007年末までに近代化は終了し、2008年初頭に艦隊へ復帰しました。

[デルタVI型戦略原潜「ブリャンスク」は、近代化改装後のテスト航海を終えた]
[デルタVI型戦略原潜「ブリャンスク」、復帰(イタルタス)]
2009年には2度に渡り弾道ミサイル発射試験を行ないました。
[デルタIV型原潜、再び弾道ミサイル「シネーワ」発射]
[デルタIV級原潜「ブリャンスク」、弾道ミサイル発射]
2010年10月28日にも弾道ミサイルを発射しています。
今回の「3ヶ月間に渡る戦闘任務(浮上せずに潜航状態のまま)」の詳細は明らかにされていませんが、戦略パトロール任務以外には考えられません。
おそらくは、潜航状態のまま北極海で戦略パトロールを行なっていたのでしょう。
2013年7月17日12時45分配信
【原子力潜水艦「ブリャンスク」は3ヶ月間の航海からムルマンスクの基地へ戻った】
モスクワ、7月17日-ロシア通信社ノーボスチ
原子力潜水艦「ブリャンスク」は3ヶ月間に渡る戦闘任務を成功裏に終えてガジエヴォ基地へ戻ってきた。
水曜日、北方艦隊広報サービス・情報管理部長ワジム・セルガ1等海佐は記者団に伝えた。
「北方艦隊の戦略用途ロケット水中巡洋艦ブリャンスクは遠距離航海任務を成功裏に遂行し、基地へ戻りました。
戦略用途ロケット水中巡洋艦ブリャンスクの遠距離航海は、2013年の北方艦隊潜水艦乗員の最も長期に渡る航海の1つです。
約3ヶ月間に渡りロケット水中巡洋艦はアレクサンドル・マルコフ1等海佐の指揮の下、浮上する事無く潜航状態のまま、様々な世界の大洋エリアにおいて与えられた任務を遂行しました」
セルガは話した。
ロケット水中巡洋艦の艦長は一連の水中遠距離航海の結果について報告し、国家からの褒賞及びロシア国防省からの勲章が与えられたと北方艦隊の代理人は指摘した。
「ガジエヴォ駐屯地で北方艦隊の潜水艦乗員は、赤旗北方艦隊潜水艦部隊司令官、親類及び友人に出迎えられました。
北方艦隊潜水艦部隊司令官でロシア連邦英雄のアレクサンドル・モイセーエフ少将は、大祖国戦争時以来、北方艦隊潜水艦乗員が確立した伝統に則り、与えられた任務を成功裏に果たした乗組員を祝福し、潜水艦の艦長は子豚の丸焼きを贈られました」
セルガは話した。
戦略用途ロケット水中巡洋艦「ブリャンスク」(プロジェクト667BDRM)と他の同型のロケット艦は、ロシア海洋戦略核戦力の基礎である。
同プロジェクト艦の兵装は16基の弾道ミサイル「シネーワ」である。
2008年、戦略用途ロケット水中巡洋艦「ブリャンスク」は修理及び近代化の後に北方艦隊へ復帰した。
プロジェクト667BDRM戦略用途ロケット水中巡洋艦K-117は1985年4月20日にセヴェロドヴィンスクの「セヴマシュ」造船所で起工されました。
1988年2月8日に進水し、同年10月6日に就役しました。
1998年1月27日、「ブリャンスク」と命名されました。
2002年8月10日、修理及び近代化の為、セヴェロドヴィンスクの艦船修理工場「ズヴェズドーチカ」へ到着しました。
2007年末までに近代化は終了し、2008年初頭に艦隊へ復帰しました。

[デルタVI型戦略原潜「ブリャンスク」は、近代化改装後のテスト航海を終えた]
[デルタVI型戦略原潜「ブリャンスク」、復帰(イタルタス)]
2009年には2度に渡り弾道ミサイル発射試験を行ないました。
[デルタIV型原潜、再び弾道ミサイル「シネーワ」発射]
[デルタIV級原潜「ブリャンスク」、弾道ミサイル発射]
2010年10月28日にも弾道ミサイルを発射しています。
今回の「3ヶ月間に渡る戦闘任務(浮上せずに潜航状態のまま)」の詳細は明らかにされていませんが、戦略パトロール任務以外には考えられません。
おそらくは、潜航状態のまま北極海で戦略パトロールを行なっていたのでしょう。

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