ロシア海軍艦隊合同グループが大西洋で形成された

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年7月17日14時08分配信
【ロシア連邦海軍艦隊間戦闘艦船支隊は大西洋で形成された】
モスクワ、7月17日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア連邦海軍艦隊間戦闘艦船支隊は、同エリアでの任務遂行の為に大西洋で形成された。
水曜日、黒海艦隊情報供給部長ヴャチェスラフ・トルハチェフ1等海佐は記者団に伝えた。
「本日、大西洋において、同エリアで任務を遂行する為の艦隊間戦闘艦船支隊が形成されました。
それには、黒海艦隊旗艦の親衛ロケット巡洋艦モスクワ、北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ、黒海艦隊の大型海洋給油船イワン・ブブノフが含まれています。
今後、同支隊にはバルト艦隊の海洋曳船エフゲニー・ホロフが参加します」
トルハチェフは話した。
艦船の合同航海の初日には連携機動の要素を仕上げ、支隊艦船の通信、組織的対空防衛、非対称的脅威への反撃を含む一連の演習と訓練が行なわれると彼は付け加えた。
[ロシア海軍大西洋・カリブ海遠征(2013年7月~)]
「イワン・ブブノフ」は、7月2日にセヴァストーポリを出港しました。
[黒海艦隊の給油船イワン・ブブノフは遠距離航海へ出発した]
7月3日には「モスクワ」がセヴァストーポリを出港しました。
[ロシア海軍合同グループは大西洋・カリブ海遠征へ向かう]
「モスクワ」は7月12日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[ロケット巡洋艦モスクワは大西洋へ入る]
5月11日にセヴェロモルスクを出航して地中海へ行っていた大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」は7月15日にジブラルタル海峡を通過して大西洋へ入りました。
[大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラーコフはジブラルタル海峡を通過した]
そして7月17日、これらの艦は大西洋上で合流しました。
今回の記事によると、「モスクワ」を筆頭とするロシア海軍合同グループは、この4隻で構成されます。
[ロシア連邦海軍艦隊間戦闘艦船支隊]
親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(黒海艦隊)
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラーコフ」(北方艦隊)
大型海洋給油船「イワン・ブブノフ」(黒海艦隊)
海洋曳船「エフゲニー・ホロフ」(バルト艦隊)
バルト艦隊の海洋曳船「エフゲニー・ホロフ」は、3月17日に警備艦「ネウストラシムイ」と共にアデン湾へ向かっています。
[フリゲート「ネウストラシムイ」はアデン湾へ向かった]
しかし今回の記事によれば、現在、「エフゲニー・ホロフ」はアデン湾から戻り、大西洋に居るようです。
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