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ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部はサンナゼールへ到着した

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年7月23日23時33分配信
【1隻目の「ミストラル」の後部はフランスの竣工場所へ到着した】
パリ、7月23日-ロシア通信社ノーボスチ、ヴィクトーリア・イワノワ

契約に沿ってロシア海軍の為にフランスで建造される1隻目の「ミストラル」型ヘリコプター搭載艦「ウラジオストク」の艦後部は、火曜日にサンナゼール市へ到着した。
ロシア通信社ノーボスチは、フランス国営軍事造船所DCNS広報サービスより伝えられた。

「ウラジオストク」後部は6月末に進水した。
7月初頭、船体後部はサンクトペテルブルクからフランスへ送られた。
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ロシア連邦海軍の為に2隻のヘリコプター空母を建造する為の契約は2011年6月に署名された。
最初の艦はフランスで2012年2月1日に起工され、2014年にはロシア海軍へ軍備採用されなければならない。
2番艦「セヴァストーポリ」ロシア連邦海軍が受領するのは2015年の予定である。
以前に報じられているように、ヘリコプター空母全体は2013年10月に進水する。
その後、同艦は再びロシアへ回航され、ロシア連邦海軍の要求に沿って設備を補充した後、海軍へ引き渡される。

汎用ドック艦「ミストラル」の排水量は21000トン、船体の最大長は210メートル、18ノットの速力発揮を可能とする。
航続距離は最大で20000海里。
乗組員160人の他、ヘリコプター空母は更に450人を収容可能である。
航空グループには16機のヘリコプターが含まれ、このうち同時に飛行甲板から6機が発着できる。



[ヘリ空母ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
[ロシア海軍向けミストラル型の詳細が公表された]

ロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦「ウラジオストク」は、2012年2月1日にフランスサン-ナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けヘリ空母「ミストラル」型1番艦は起工される]

船体後部は、ロシア国内のサンクト-ペテルブルク市の「バルト工場」で2012年10月1日に起工されました。
[バルト工場はヘリ空母ウラジオストクの船体を起工した]

バルト工場で建造された「ウラジオストク」後部は2013年6月26日に進水し、7月8日にフランスサンナゼールへ向けて出発しました。
[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部は進水した]

以前の予定では7月25日到着となっておりましたが、予定よりも2日早くサンナゼールへ到着しました。

今後は、サンナゼール造船所で建造された「ウラジオストク」の前半分と結合され、10月15日に進水します。
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その後、再びロシアの造船所へ回航され、最終艤装が行なわれます。
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