空母アドミラル・クズネツォフはロシア海軍の日の観艦式に参加する
- カテゴリ:重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年7月25日14時19分配信
【北方艦隊の「海軍の日」観艦式はロシア連邦唯一の航空母艦が先頭に立つ】
モスクワ、7月25日-ロシア通信社ノーボスチ
重航空巡洋艦「アドミラル-フロータ-ソヴィエツカヴァ-ソユーザ・クズネツォフ」~このクラスの艦(重航空巡洋艦)として唯一ロシア海軍の編制に在る~は、「ロシア海軍の日」の為にムルマンスク地域のセヴェロモルスク泊地で形成される観艦式の艦船の隊列の先頭に立つ。
木曜日、西方軍管区下の北方艦隊の広報サービス・情報供給部長ワジム・セルガ1等海佐は記者団に伝えた。
「コラ湾の北方艦隊主要基地~セヴェロモルスク~の停泊地で、海軍の日及び北方艦隊80周年を祝うパレードに参加する水上艦及び潜水艦の隊列が形成されました」
セルガは話した。
パレードの隊列には、艦隊旗艦「アドミラル・クズネツォフ」と共に、原子力水中ロケット巡洋艦「ボロネジ」、戦略用途ロケット水中巡洋艦「ヴェルホトゥリエ」、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、大型揚陸艦「ゲオルギー・ポベドノーセッツ」、「オレネゴルスキー・ゴルニャク」、小型対潜艦「スネズノゴルスク」、小型ロケット艦「ラッスヴェート」、基地掃海艇「コロムナ」、「コテリニチ」、境界線軍の哨戒警備艇「ネプツン」が並ぶ。
海軍の日、北方艦隊の首府では初めに軍用車両のパレードが行なわれ、北方艦隊沿岸軍の主なタイプの戦闘車両が披露される。
「この日の最も壮大な行事は、軍事スポーツ祭です。
ロシア国旗、アンドレイ旗、空軍旗を掲げた高速艇が単縦陣で航行します。
大型対潜艦セヴェロモルスクへの仮想敵の攻撃が行なわれます。
基地掃海艇コロムナ、コテリニチの乗組員は、海洋機雷の掃海及び破壊の為の戦闘教練が実施されます。
小型対潜艦スネズノゴルスクと小型ロケット艦ラッスヴェートは、熟練の技量を示します」
セルガは指摘した。
祭日の最後のエピソードは、揚陸部隊の海洋上陸と沿岸戦闘となる。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの経歴(ロシア国防省公式サイト)]
「ロシア海軍の日」は、毎年7月の最後の日曜日と定められています。
今年(2013年)は、7月28日になります。
この日は、ロシア海軍の各艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊、カスピ小艦隊)の基地で観艦式などの記念イベントが開催されます。
北方艦隊の観艦式は、セヴェロモルスク沖で開催されます。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、昨年(2012年)の「ロシア海軍の日」観艦式(7月29日)にも参加しています。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、今年末に地中海へ行く予定です。
[空母アドミラル・クズネツォフは年末に地中海へ行く]
現在、「アドミラル・クズネツォフ」乗組員の一部(300名以上)は、インド海軍の航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」航海試験に参加しています。
[インド空母ヴィクラマーディティヤは白海で各種機器を点検する]
「ヴィクラマーディティヤ」航海試験は今年秋に完了するので、その後に「アドミラル・クズネツォフ」へ復帰する事になるでしょう。
- 関連記事
-
- 空母アドミラル・クズネツォフはバレンツ海で戦闘訓練を行なった
- 空母アドミラル・クズネツォフは係留岸壁を離れた(2013年8月21日)
- 空母アドミラル・クズネツォフはロシア海軍の日の観艦式に参加する
- 空母アドミラル・クズネツォフで赤軍合唱団(アレクサンドロフ・アンサンブル)のコンサートが行なわれた
- 空母アドミラル・クズネツォフ航空隊の訓練が開始された
スポンサーサイト