ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された
本日(2013年7月26日)、セヴェロドヴィンスクの「セヴマシュ」造船所でロシア海軍向けの新世代多用途原子力潜水艦「ヤーセン」級3番艦「ノヴォシビルスク」が起工されました。
『イタルタス通信サンクトペテルブルク支局』より
2013年7月26日13時55分05秒配信
【「セヴマシュ」は3隻目の「ヤーセン」級原子力潜水艦「ノヴォシビルスク」を起工した】
モスクワ、7月26日/イタルタス
セヴェロドヴィンスク防衛造船所「セヴマシュ」は、本日(7月26日)、第4世代原子力水中巡洋艦の起工式典を開催した。
これは、近代化されたプロジェクト885M原子力潜水艦の最初の生産艦である。
「工場の主要造船台において、新たな艦の建造開始の式典が開催されました。
この艦は、最大の学術研究センター~ノヴォシビルスク市~に因んで命名されました。
この潜水艦は、サンクトペテルブルクの海洋機械製造局マラヒートにより開発された原子力潜水艦プロジェクト・ヤーセンの系列の3番艦となります」
イタルタスは、統合造船業営団の広報サービスより伝えられた。
このシリーズの原子力潜水艦は、軍事機器、兵器、技術、電波電子複合体、更には主動力装置の分野におけるロシア最新のユニークな開発を具現化したものである事を統合造船業営団は指摘した。
プロジェクト885「ヤーセン」級のトップにして唯一の艦-原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は「セヴマシュ」で1993年12月21日に起工された。
同艦は、一連の工場航海試験全てを実施している。
国家試験が成功裏に完了した後、同艦は今年に海軍へ納入される。
近代化されたプロジェクト885Mの6隻のシリーズのトップとなるロケット艦「カザン」は2009年7月24日に起工された。
現在、原子力潜水艦は造船台での期間を無事に通過しており、潜水艦の船体には機器が設置されている。
近代化されたプロジェクト885Mは幾つかの新機構と改正が導入されており、電波電子兵装複合体の基礎要素に関連する近代化された機器及び材料は、ロシアの製造者からのみ供給される。
[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]
今回起工された「ノヴォシビルスク」を含め、第4世代多用途原子力潜水艦プロジェクト885/885Mシリーズは3隻が起工されています。
[プロジェクト885「ヤーセン」]
「セヴェロドヴィンスク」
1993年12月21日起工/2010年6月15日進水/2013年12月25日就役予定
[プロジェクト885M「ヤーセン-M」]
「カザン」
2009年7月24日起工/2015年就役予定
「ノヴォシビルスク」
2013年7月26日起工


「ノヴォシビルスク」は、以前には7月28日の「ロシア海軍の日」に起工されると報じられていましたが、それより2日早く起工されました。
[新世代多用途原潜ヤーセン級3番艦は2013年7月28日に起工される]
「ヤーセン」級1番艦「セヴェロドヴィンスク」は、今年12月25日にロシア海軍へ納入される予定です。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年12月25日にロシア海軍へ納入される]
「ヤーセン」級2番艦(「ヤーセン-M」としては1隻目)「カザン」は2009年7月24日に起工されました。
[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[多用途原潜ヤーセン級2番艦カザンは2015年に就役する]
現在の所、プロジェクト885/885Mは2020年までに7隻が調達される計画となっております。
[第4世代多用途原潜ヤーセン級は7隻建造される]
多用途原子力潜水艦プロジェクト885/885Mは、従来の魚雷攻撃原潜と有翼(対艦)ミサイル原潜を統合した新世代原潜です。

言い換えれば、魚雷攻撃原潜に有翼(対艦)ミサイル原潜の機能を持たせた艦です。
当初、海洋機械製造局「マラヒート」は、第4世代原潜として魚雷攻撃原潜プロジェクト958「アフィリナ」を設計していました。

同時期に第4世代有翼ミサイル原潜も設計されていたのですが、こちらが中止となった為、「アフィリナ」に有翼(対艦)ミサイル発射機を追加した「ヤーセン」級が建造されることになりました。
現用の第3世代有翼ミサイル原潜プロジェクト949A(オスカーII級)も、有翼ミサイル発射機を「ヤーセン」級と同じものに換装する近代化改装が実施され、2020年代にも現役に留まります。
[オスカーII級ミサイル原潜は「オーニクス」と「カリブル」を装備する]
[太平洋艦隊のオスカーII級原潜3隻は2020年までに近代化される]
『イタルタス通信サンクトペテルブルク支局』より
2013年7月26日13時55分05秒配信
【「セヴマシュ」は3隻目の「ヤーセン」級原子力潜水艦「ノヴォシビルスク」を起工した】
モスクワ、7月26日/イタルタス
セヴェロドヴィンスク防衛造船所「セヴマシュ」は、本日(7月26日)、第4世代原子力水中巡洋艦の起工式典を開催した。
これは、近代化されたプロジェクト885M原子力潜水艦の最初の生産艦である。
「工場の主要造船台において、新たな艦の建造開始の式典が開催されました。
この艦は、最大の学術研究センター~ノヴォシビルスク市~に因んで命名されました。
この潜水艦は、サンクトペテルブルクの海洋機械製造局マラヒートにより開発された原子力潜水艦プロジェクト・ヤーセンの系列の3番艦となります」
イタルタスは、統合造船業営団の広報サービスより伝えられた。
このシリーズの原子力潜水艦は、軍事機器、兵器、技術、電波電子複合体、更には主動力装置の分野におけるロシア最新のユニークな開発を具現化したものである事を統合造船業営団は指摘した。
プロジェクト885「ヤーセン」級のトップにして唯一の艦-原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は「セヴマシュ」で1993年12月21日に起工された。
同艦は、一連の工場航海試験全てを実施している。
国家試験が成功裏に完了した後、同艦は今年に海軍へ納入される。
近代化されたプロジェクト885Mの6隻のシリーズのトップとなるロケット艦「カザン」は2009年7月24日に起工された。
現在、原子力潜水艦は造船台での期間を無事に通過しており、潜水艦の船体には機器が設置されている。
近代化されたプロジェクト885Mは幾つかの新機構と改正が導入されており、電波電子兵装複合体の基礎要素に関連する近代化された機器及び材料は、ロシアの製造者からのみ供給される。
[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]
今回起工された「ノヴォシビルスク」を含め、第4世代多用途原子力潜水艦プロジェクト885/885Mシリーズは3隻が起工されています。
[プロジェクト885「ヤーセン」]
「セヴェロドヴィンスク」
1993年12月21日起工/2010年6月15日進水/2013年12月25日就役予定
[プロジェクト885M「ヤーセン-M」]
「カザン」
2009年7月24日起工/2015年就役予定
「ノヴォシビルスク」
2013年7月26日起工


「ノヴォシビルスク」は、以前には7月28日の「ロシア海軍の日」に起工されると報じられていましたが、それより2日早く起工されました。
[新世代多用途原潜ヤーセン級3番艦は2013年7月28日に起工される]
「ヤーセン」級1番艦「セヴェロドヴィンスク」は、今年12月25日にロシア海軍へ納入される予定です。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年12月25日にロシア海軍へ納入される]
「ヤーセン」級2番艦(「ヤーセン-M」としては1隻目)「カザン」は2009年7月24日に起工されました。
[改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工]
[改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる]
[多用途原潜ヤーセン級2番艦カザンは2015年に就役する]
現在の所、プロジェクト885/885Mは2020年までに7隻が調達される計画となっております。
[第4世代多用途原潜ヤーセン級は7隻建造される]
多用途原子力潜水艦プロジェクト885/885Mは、従来の魚雷攻撃原潜と有翼(対艦)ミサイル原潜を統合した新世代原潜です。

言い換えれば、魚雷攻撃原潜に有翼(対艦)ミサイル原潜の機能を持たせた艦です。
当初、海洋機械製造局「マラヒート」は、第4世代原潜として魚雷攻撃原潜プロジェクト958「アフィリナ」を設計していました。

同時期に第4世代有翼ミサイル原潜も設計されていたのですが、こちらが中止となった為、「アフィリナ」に有翼(対艦)ミサイル発射機を追加した「ヤーセン」級が建造されることになりました。
現用の第3世代有翼ミサイル原潜プロジェクト949A(オスカーII級)も、有翼ミサイル発射機を「ヤーセン」級と同じものに換装する近代化改装が実施され、2020年代にも現役に留まります。
[オスカーII級ミサイル原潜は「オーニクス」と「カリブル」を装備する]
[太平洋艦隊のオスカーII級原潜3隻は2020年までに近代化される]
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