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ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体接合は2013年8月に完了する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2013年7月16日19時48分配信
【ロシアの為の1隻目の「ミストラル」艦尾組み立ては8月に完了する】
パリ、7月26日-ロシア通信社ノーボスチ、ヴィクトーリア・イワノワ

1隻目の「ミストラル」型ヘリコプター搭載艦「ウラジオストク」の艦尾組み立てはフランスサンナゼール造船所で8月に完了する。
ロシア通信社ノーボスチは、フランス国営軍事造船所DCNS広報サービスより伝えられた。

「2つの部分の組み立ては8月に完了する予定です。
1つ(前半分)はSTXフランスにより、もう1つ(後ろ半分)はサンクトペテルブルクの統合造船業営団により建造されており、一緒に接合されます」
DCNS
の代理人は話した。
同艦は2014年にロシアへ戻る予定である。

対談者は、2隻目の「ミストラル」型ヘリコプター空母-「セヴァストーポリ」は、フランスでの完成後、ロシアへ移動するという情報を再び確認した。
現在の所、ロシアでの作業は2015年に計画されている。

「ウラジオストク」後部は6月末に進水した。
7月初頭、船体後部はサンクトペテルブルクからフランスへ送られた。

ロシア連邦海軍の為に2隻のヘリコプター空母を建造する為の契約は2011年6月に署名された。
最初の艦はフランスで2012年2月1日に起工され、2014年にはロシア海軍へ軍備採用されなければならない。
2番艦「セヴァストーポリ」ロシア連邦海軍が受領するのは2015年の予定である。
以前に報じられているように、ヘリコプター空母全体は2013年10月に進水する。
その後、同艦は再びロシアへ回航され、ロシア連邦海軍の要求に沿って設備を補充した後、海軍へ引き渡される。

汎用ドック艦「ミストラル」の排水量は21000トン、船体の最大長は210メートル、18ノットの速力発揮を可能とする。
航続距離は最大で20000海里。
乗組員160人の他、ヘリコプター空母は更に450人を収容可能である。
航空グループには16機のヘリコプターが含まれ、このうち同時に飛行甲板から6機が発着できる。


[ヘリ空母ミストラル型]
[ヘリ空母ミストラル型(旧ブログ)]
[ロシア海軍向けミストラル型の詳細が公表された]

ロシア海軍向け「ミストラル」級1番艦「ウラジオストク」は、2012年2月1日にフランスサン-ナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けヘリ空母「ミストラル」型1番艦は起工される]

船体後部は、ロシア国内のサンクト-ペテルブルク市の「バルト工場」で2012年10月1日に起工されました。
[バルト工場はヘリ空母ウラジオストクの船体を起工した]

バルト工場で建造された「ウラジオストク」後部は2013年6月26日に進水し、7月8日にフランスサンナゼールへ向けて出発しました。
[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部は進水した]

「ウラジオストク」後部は7月23日にサンナゼールへ到着しました。
[ミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部はサンナゼールへ到着した]

今回の記事によると、サンナゼール造船所における「ウラジオストク」の前半分と後ろ半分の接合は8月中に完了するとの事です。
接合後、10月15日に進水する予定です。

その後、再びロシアの造船所へ回航され、最終艤装が行なわれます。


ロシア海軍向け「ミストラル」級2番艦「セヴァストーポリ」は、2013年6月18日にフランスサンナゼール造船所で起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦が起工された]

「セヴァストーポリ」の後部は、バルト工場で7月4日に起工されました。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦の後部はバルト工場で起工された]

「セヴァストーポリ」は、2014年10月に船体の前部と後部が結合されます。
[ロシア海軍向けミストラル級2番艦セヴァストーポリは2014年10月に結合され進水する]
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