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タタールスタンのゼレノドリスク造船所は2021年までに5隻のカラクルト級小型ロケット艦をロシア海軍へ引き渡す

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年5月21日18時37分配信
【ゼレノドリスク工場は「カラクルト」の納入時期を改めた】

『ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場』は、5隻のプロジェクト22800(コード名「カラクルト」)小型ロケット艦の海軍への引き渡しを2021年に計画している。
同社の2018年度の年次会計報告書には、こう記されている。


「プロジェクト22800小型ロケット艦の建造を行なう2016年8月5日からの契約1620187304231412209015638号。
工場番号801-ツィクロン
工場番号802-アスコルド(註:ムッソンとして起工)
工場番号803-アムール(註:パッサートとして起工)
工場番号804-トゥーチャ
工場番号805-メルクーリイ(註:スメルチとして起工され、メルクーリイへ改名されたが、伝説のブリッグの名はプロジェクト20386コルベットに付けられた事に留意すべきである)」

報告書には、こう記されている。

文書によると、受注品801は今年(2019年)に、受注品802及び803は2020年、受注品804及び805は2021年に発注者へ引き渡される。

2018年のゼレノドリスク造船所の年次融資業務は完全な量で遂行された。

最初の3隻の「ゼレノドリスク」シリーズ艦の為の更新される兵装の供給に関する合意は締結されて前払いされており、更なる2隻の為のものは2019年4月に締結され、その過程にある。
「ツィクロン」及び「アスコルド」の船体は形成され、「アムール」の船体は造船台で作成され、同時に水上構造物の作業が行なわれている。

『Mil.Press FlotProm』の2名の業界の情報提供者によると、契約上の受注品802及び803の納入時期は2019年だったが、M507エンジンの製造ペースが緩慢であるが故に、艦の海軍への引き渡し時期は延期された。
造船所の消息筋は、この情報を認めた。

『Mil.Press FlotProm』の記者は、然るべき問題に関する同社への問い合わせについてゼレノドリスク工場から公式なコメントを得られなかった。

高回転ディーゼルの海軍への供給スケジュールは、2021年~2022年には安定するものと見られる。
2018年10月、海軍造船管理副部長ミハイル・クラスノぺーエフ1等海佐は語った。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
プロジェクト22800小型ロケット艦
は、ミサイル複合体「カリブル」を搭載する。
小型ロケット艦は2500海里までの距離を航行し、15日間の海上への滞在が可能である。
ロシア海軍の為の建造の必要性は、ウクライナとの軍事技術協力の中断により引き起こされたプロジェクト11356フリゲートの建造停滞によって理由付けられる。




プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、ロシア海軍の現用のプロジェクト12341「オヴォード」小型ロケット艦(ナヌチュカ級)及びプロジェクト12411「モルニヤ」ロケット艇(タランタル級)の後継となる新世代の小型ロケット艦です。
今回の記事では、建造が停滞したプロジェクト11356フリゲートに代わるものと書かれてますが、それは、あくまでも黒海艦隊向けのみの話です。
[ロシア海軍黒海艦隊向けのプロジェクト11356Rフリゲートは3隻で終了する]

プロジェクト12341小型ロケット艦(「ミラーシュ」)
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プロジェクト12411ロケット艇(R-239)
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元々は「オヴォード」「モルニヤ」の後継としてプロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(満載排水量465トン)が建造される筈だったのですが、2001年6月5日に起工された1番艇は工事中止となりました。
[ロシア新型ミサイル艇プロジェクト12300「スコルピオン」]

その後、『アルマーズ』設計局「スコルピオン」の拡大発展型(満載排水量800トン)を設計し、それに小改正を加えたのがプロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦として建造される事になりました。

プロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(拡大発展型)
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、現在までに11隻が起工されています。

最初の2隻:「ウラガーン」「タイフーン」は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]
「ウラガーン」は2017年7月29日、「タイフーン」は2017年11月24日に進水しました。
[ロシア海軍最新鋭小型ロケット艦カラクルト級2番艦タイフーン進水(2017年11月24日)]

「ウラガーン」改め「ムィティシ」は2018年12月17日に就役し、バルト艦隊へ編入されました。
[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]
[ムィティシ市はロシア海軍最新鋭小型ロケット艦ムィティシを後援する]

「タイフーン」改め「ソヴィェツク」は、2019年5月20日に航行試験を開始しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦ソヴィェツク(タイフーン)、航行試験開始(2019年5月20日)]
ロシア海軍への引き渡しは2019年12月に予定されています。

2016年5月10日、クリミア半島フェオドシヤ造船工場『モーリェ』(海洋)「シトルム」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シトルムはクリミアで起工された]

2016年7月29日、『ペラ』造船所「シクヴァル」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]
「シクヴァル」は2018年5月5日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルは進水した]

2016年12月24日、『ペラ』造船所「ブーリャ」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ブーリャはサンクトペテルブルクで起工された]
「ブーリャ」は2018年10月23日に進水しました。
[ロシア海軍の為のカラクルト級小型ロケット艦4番艦ブーリャは進水した]

2017年3月17日、フェオドシヤ造船工場「オホーツク」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦オホーツクが起工された]

2017年12月19日、フェオドシヤ造船工場「ヴィフリ」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦ヴィフリ(旋風)が起工された]

これで『ペラ』造船所及びフェオドシヤ造船工場契約分7隻は全て起工されました。


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ロシア内陸部タタールスタン共和国『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、2016年8月に5隻の「カラクルト」を受注しました。
[タタールスタンのゼレノドリスク造船所はロシア海軍の為に小型ロケット艦カラクルト級を5隻建造する]

『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、2016年~2017年に3隻の「カラクルト」を起工していますが、実際には、同社の下請けとして、クリミア半島ケルチ市に在る造船工場『ザリフ』で建造されています。
[クリミア共和国ケルチ市のザリフ造船所はロシア海軍将来空母の建造へ参加できる]
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「ツィクロン」Циклон(工場番号801):2016年起工
「アスコルド」Аскольд(工場番号802):2016年起工
「アムール」Амур(工場番号803):2017年7月30日起工


2019年2月26日、今度は『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』本社で、同社が受注した4隻目の「カラクルト」となる「トゥーチャ」Туча(工場番号804)が起工されました。
[ロシア海軍の為の最新鋭小型ロケット艦トゥーチャはタタールスタンのゼレノドリスク造船所で起工された]

今後、5隻目の「カラクルト」(工場番号805)も起工されます。


『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、以前に同類のプロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦12隻を起工しており、この内7隻が就役しています。
[プロジェクト21631ブヤン-M小型ロケット艦]


今後、6隻の「カラクルト」級小型ロケット艦極東の造船所で建造されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のカラクルト級小型ロケット艦6隻の建造契約は2019年に締結される]

ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦ソヴィェツク(タイフーン)、航行試験開始(2019年5月20日)

今の所、ロシア海軍からも造船所からも公式発表は有りませんが、2019年5月20日、プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の2番艦「ソヴィェツク」(タイフーン)は、最初の航行試験を行なう為、『ペラ』造船所の岸壁を離れ、ラドガ湖へ出航しました。







小型ロケット艦「タイフーン」は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で1番艦「ウラガーン」と共に起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]

「タイフーン」は2017年11月24日に進水しました。

[ロシア海軍最新鋭小型ロケット艦カラクルト級2番艦タイフーン進水(2017年11月24日)]

その後、「タイフーン」「ソヴィェツク」と改名されました。

「タイフーン」改め「ソヴィェツク」は、当初は2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、サンクトペテルブルク工場『ズヴェズダー』が製造するディーゼルエンジンM-507D-1-01の納入が遅延した事により、実現しませんでした。
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ディーゼルエンジンM-507D-1-01
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航行試験の開始時期も再三に渡り延期され、最近では、2019年5月16日に出航する予定となっておりましたが、これも遅れ、5月20日に延期されました。
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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年5月16日17時1分配信
【「カリブル」を持つ第2の「カラクルト」は5月20日に試験へ出発する】

そして5月20日、「タイフーン」改め「ソヴィェツク」は、最初の航行試験へ出発しました。
(ただし、舷側の艦名プレートは「タイフーン」のままですが)
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「ソヴィェツク」は、まず初めにラドガ湖で試験を行ない、その後、バルト海へ移動して試験を続行します。
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「ソヴィェツク」は2019年末までにロシア海軍へ引き渡され、1番艦「ムィティシ」(2018年12月17日就役)と同様にバルト艦隊へ編入されます。
[カラクルト級小型ロケット艦2番艦タイフーン改めソヴィェツクは2019年末までにロシア海軍へ引き渡される]

ロシア海軍バルト艦隊の最新鋭小型ロケット艦ムィティシは対空射撃訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年3月22日15時59分配信
【バルト艦隊の小型ロケット艦「ムィティシ」乗組員は海上射爆場で仮想敵の航空ミサイル打撃の撃退へ取り組んだ】

戦闘訓練計画に沿って、バルト艦隊小型ロケット艦「ムィティシ」乗組員は、海上射爆場で仮想敵の航空ミサイル打撃の撃退へ取り組んだ。

艦隊偵察手段は、海上に居るバルト艦隊の艦を破壊する目的の仮想敵航空機の発進を確認した。
飛行する仮想敵航空機を模したのは、バルト艦隊海上航空隊戦闘機Su-30SMである。

艦は、電波電子戦闘手段を活性化させた。
模擬空中目標は防衛線へ進入し、小型ロケット艦の乗組員は対空防衛手段が関わる砲撃を行ない、艦載複合体AK-630からの実地射撃を実施した。

射撃実施に先立ち、全ての戦闘部署及び砲射撃指揮兵装は射撃準備を行なった。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]


プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の1番艦「ウラガーン」は、2016年7月29日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]

2017年7月29日に進水しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の1番艦ウラガーンは進水した]

その後、造船所の岸壁で艤装工事が進められ、2018年5月19日にラドガ湖で工場航行試験を開始しました。
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[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンの航行試験が始まった]
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7月初頭までにラドガ湖で計3回の工場航行試験を実施しました。

[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは3度に渡り航行試験を行なった]

「ウラガーン」は、サンクトペテルブルクで7月29日に行なわれた『ロシア海軍の日』記念観艦式へ参加しました。
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工場航行試験は9月中旬頃までに完了し、一旦造船所へ戻りました。
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9月28日から最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンの国家試験が始まった]

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「ウラガーン」は内陸水路で移動を行ない、10月7日には白海への出口となるベロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海沿岸のベロモルスクへ到着した]

「ウラガーン」白海で、打撃有翼ミサイル複合体「カリブル」対地攻撃型及び対艦攻撃型の試射を含む各種試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海で洋上試験を実施した]

「ウラガーン」は内陸水路経由で11月上旬に『ペラ』造船所へ戻りました。

[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海での洋上試験を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

11月15日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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その後、バルチースクをベースにしてバルト海での試験の最終段階が実施されました。
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ロシア海軍への引き渡しを前にして「ウラガーン」「ムィティシ」Мытищиと改名されました。
「ムィティシ」モスクワ近郊の小都市です。

2018年12月17日、小型ロケット艦「ムィティシ」聖アンドレイ旗(海軍旗)初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
「ムィティシ」は、バルト艦隊第36ロケット艇旅団第106小型ロケット艦大隊へ編入されました。

[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]

12月23日、「ムィティシ」は就役後の最初の海上戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新鋭小型ロケット艦ムィティシは対空戦闘訓練を行なった]

2019年1月11日には艦内でダメージコントロール訓練を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新鋭小型ロケット艦ムィティシはダメージコントロール訓練を行なった]

2019年2月9日、小型ロケット艦「ムィティシ」は、艦名の元となったモスクワ近郊の小都市ムィティシ市との後援協定を締結しました。
[ムィティシ市はロシア海軍最新鋭小型ロケット艦ムィティシを後援する]

そして3月22日、「ムィティシ」は、AK-630 30mm機関砲を使用する対空戦闘訓練を行ないました。

仮想敵航空機の役は、最近にバルト艦隊航空隊へ配備された多用途複座戦闘機Su-30SMが務めました。
[ロシア海軍バルト艦隊へ2機の多用途複座戦闘機Su-30SMが到着した]

カラクルト級小型ロケット艦2番艦タイフーン改めソヴィェツクは2019年末までにロシア海軍へ引き渡される

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年2月27日9時15分配信
【バルト艦隊司令官は「カラクルト」の最初の生産艦の引き渡し時期を言った】

バルト艦隊は2019年末までにプロジェクト22800小型ロケット艦「ソヴィェツク」の受け入れを計画している。
『クラースナヤ・ズヴェズダー』のインタビューに対し、バルト艦隊司令官アレクサンドル・ノサトフ大将は語った。


「今年には、更なるもう1隻のプロジェクト22800小型ロケット艦ソヴィェツクの受け入れを計画しております」
提督は話した。

「ソヴィェツク」は、2015年末に「タイフーン」の名で起工された「カラクルト」の最初の生産艦である。
レニングラード州工場『ペラ』における小型ロケット艦の建造は、動力装置の問題が故に遅延した。
当初のスケジュールでは、サンクトペテルブルク工場『ズヴェズダー』からのディーゼルエンジン供給は、造船所との合意により2017年4月であったが、遅延した。
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『ペラ』との裁判の過程で公表された『ズヴェズダー』の公式データでは、「ソヴィェツク」の為のディーゼル一式は、2018年12月には艦へ受け入れられなければならなかった。

「カラクルト」は、ロシア海軍の為のシリーズ艦同時建造において最も大規模である。
2月26日・火曜日、ゼレノドリスクでは、「トゥーチャ」と命名された同型の11隻目となる艦が起工された。
海軍へ引き渡されたのは、未だ最初の発注~小型ロケット艦のトップ「ウラガーン」、後に「ムィティシ」と改名~のみである。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]


プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の2番艦「タイフーン」は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]

2017年11月24日に進水しました。

[ロシア海軍最新鋭小型ロケット艦カラクルト級2番艦タイフーン進水(2017年11月24日)]

その後、「ソヴィェツク」と改名されました。

「タイフーン」改め「ソヴィェツク」は、当初は2018年末までにロシア海軍へ引き渡される予定でしたが、サンクトペテルブルク工場『ズヴェズダー』が製造するディーゼルエンジンM-507D-1-01の納入が遅延した事により、実現しませんでした。
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ディーゼルエンジンM-507D-1-01
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「ソヴィェツク」は2019年末までにロシア海軍へ引き渡され、1番艦「ムィティシ」と同様にバルト艦隊へ編入されます。

ロシア海軍の為の最新鋭小型ロケット艦トゥーチャはタタールスタンのゼレノドリスク造船所で起工された

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『タス通信』より
2019年2月26日18時39分配信
【タタールスタンでロシア海軍の為の最新小型ロケット艦プロジェクト「カラクルト」が起工された】
モスクワ、2月26日/タス通信

タタールスタンゼレノドリスク造船工場ロシア海軍の為のプロジェクト「カラクルト」小型ロケット艦「トゥーチャ」の建造が始まった。
海軍の代理人イーゴリ・ディガロは報道機関へ伝えた。

「ロシア海軍の為の最新のプロジェクト22800小型ロケット艦はゼレノドリスク造船工場で起工されました。
ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将の指示により、艦はトゥーチャと命名されました」
ディガロ
は話した。

小型ロケット艦の起工は、海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シリーズ建造展開の枠組みで行なわれた。

「ロシア海軍の為の小型ロケット艦の建造の課題は、近い将来の大排水量水上艦の建造へと発展します」
海軍
の代理人は、式典における海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ少将の談話を引用した。

彼によると「ロシア海軍は、海軍に在籍する大きな排水量の艦の修理及び近代化を継続しております。
この作業の実行は、海軍の水上構成の能力を必要なレベルに保持する事を可能にします」


プロジェクト22800(コード名「カラクルト」)は、ロシア近海ゾーン多目的ロケット-砲艦(小型コルベット)シリーズである。
2015年に株式会社『中央海洋設計局アルマーズ』(サンクトペテルブルク)の専門家により開発された同プロジェクト艦は、約800トンの排水量を有し、速力は30ノット以上である。
小型ロケット艦の主兵装は、ミサイル「カリブル」或いは「オーニクス」である。
ロシア連邦海軍の為に、合計18隻の同プロジェクト艦の建造が計画されている。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]

プロジェクト22800「カラクルト」は、ロシア海軍の現用のプロジェクト12341「オヴォード」小型ロケット艦(ナヌチュカ級)及びプロジェクト12411「モルニヤ」ロケット艇(タランタル級)の後継となる新世代の小型ロケット艦です。

プロジェクト12341小型ロケット艦(「ミラーシュ」)
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プロジェクト12411ロケット艇(R-239)
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元々は「オヴォード」「モルニヤ」の後継としてプロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(満載排水量465トン)が建造される筈だったのですが、2001年6月5日に起工された1番艇は工事中止となりました。
[ロシア新型ミサイル艇プロジェクト12300「スコルピオン」]

その後、『アルマーズ』設計局「スコルピオン」の拡大発展型(満載排水量800トン)を設計し、それに小改正を加えたのがプロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦として建造される事になりました。

プロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(拡大発展型)
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、現在までに11隻が起工されています。

最初の2隻:「ウラガーン」「タイフーン」は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]
「ウラガーン」は2017年7月29日、「タイフーン」は2017年11月24日に進水しました。
[ロシア海軍最新鋭小型ロケット艦カラクルト級2番艦タイフーン進水(2017年11月24日)]

「ウラガーン」改め「ムィティシ」は2018年12月17日に就役し、バルト艦隊へ編入されました。
[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]
[ムィティシ市はロシア海軍最新鋭小型ロケット艦ムィティシを後援する]

2016年5月10日、クリミア半島フェオドシヤ造船工場『モーリェ』(海洋)「シトルム」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シトルムはクリミアで起工された]

2016年7月29日、『ペラ』造船所「シクヴァル」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]
「シクヴァル」は2018年5月5日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルは進水した]
今後、「シクヴァル」「メルクーリイ」に改名されます。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルはメルクーリイと改名される]

2016年12月24日、『ペラ』造船所「ブーリャ」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ブーリャはサンクトペテルブルクで起工された]
「ブーリャ」は2018年10月23日に進水しました。
[ロシア海軍の為のカラクルト級小型ロケット艦4番艦ブーリャは進水した]

2017年3月17日、フェオドシヤ造船工場「オホーツク」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦オホーツクが起工された]

2017年12月19日、フェオドシヤ造船工場「ヴィフリ」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦ヴィフリ(旋風)が起工された]


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ロシア内陸部タタールスタン共和国『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、2016年8月に5隻の「カラクルト」を受注しました。
[タタールスタンのゼレノドリスク造船所はロシア海軍の為に小型ロケット艦カラクルト級を5隻建造する]

『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、既に3隻の「カラクルト」を建造していますが、実際には、同社の下請けとして、クリミア半島ケルチ市に在る造船工場『ザリフ』で建造されています。
[クリミア共和国ケルチ市のザリフ造船所はロシア海軍将来空母の建造へ参加できる]
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「ツィクロン」Циклон(工場番号801):2016年起工
「パッサート」Пассат(工場番号802):2016年起工
「ブリズ」Бриз(工場番号803):2017年7月30日起工


そして2019年2月26日、今度は『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』本社で、同社が受注した4隻目の「カラクルト」が起工されました。
通算11隻目となる「カラクルト」は、「トゥーチャ」(雲)と命名されました。
[ロシア海軍の為の小型ロケット艦トゥーチャは2019年2月26日にタタールスタンのゼレノドリスク造船所で起工される]


『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、以前に同類のプロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦12隻を起工しており、この内7隻が就役しています。
[プロジェクト21631ブヤン-M小型ロケット艦]

ロシア海軍の為の小型ロケット艦トゥーチャは2019年2月26日にタタールスタンのゼレノドリスク造船所で起工される

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年2月21日16時36分配信
【ゼレノドリスクで次の「カリブル」を持つ「カラクルト」が起工される】

2月26日・火曜日、『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で次のプロジェクト22800(コード名「カラクルト」)小型ロケット艦が起工される。
同社広報サービスが伝えたように、艦は「トゥーチャ」と命名される。


「カラクルト」の起工行事には、タタールスタン政府、ロシア連邦国防省、海軍総司令部、ホールディングス『アク・バルス』、更には設計社~サンクトペテルブルク中央海洋設計局『アルマーズ』の代表が出席する。

プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、ウクライナガスタービンエンジン供給の挫折と、この時点でロシア製の同種の生産品が不在だった事により引き起こされたプロジェクト11356フリゲートの建造停滞の代案として、海洋工学中央設計局『アルマーズ』により開発された。
このタイプの小型ロケット艦18隻が海軍へ引き渡される予定である。

現在、ゼレノドリスク工場の生産設備では、5隻の「カラクルト」型が建造されている。
この内の1隻目のロシア海軍への引き渡しは、今年に予定されている。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
プロジェクト22800艦
の全長は60メートル、幅10メートル、吃水4メートル。
最大速力30ノット、航続距離2500海里、自立航行期間15日。

「カラクルト」は、76mm自動汎用砲及び30mm高射機関砲AK-630Mを兵装として受け取る。
艦の水上構造物には、高精度有翼ミサイル「カリブル-NK」の為の打撃複合体の8基のコンテナ装置が配置される。
小型ロケット艦の第2の生産艦以降は、高射ミサイル-砲複合体「パーンツィリ-M」の装備が予定されている。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]

プロジェクト22800「カラクルト」は、ロシア海軍の現用のプロジェクト12341「オヴォード」小型ロケット艦(ナヌチュカ級)及びプロジェクト12411「モルニヤ」ロケット艇(タランタル級)の後継となる新世代の小型ロケット艦です。
今回の記事では、建造が停滞したプロジェクト11356フリゲートの代案と書かれていますが、それは、あくまでも黒海艦隊向けのみの話です。
[ロシア海軍黒海艦隊向けのプロジェクト11356Rフリゲートは3隻で終了する]

プロジェクト12341小型ロケット艦(「ミラーシュ」)
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プロジェクト12411ロケット艇(R-239)
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元々は「オヴォード」「モルニヤ」の後継としてプロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(満載排水量465トン)が建造される筈だったのですが、2001年6月5日に起工された1番艇は工事中止となりました。
[ロシア新型ミサイル艇プロジェクト12300「スコルピオン」]

その後、『アルマーズ』設計局「スコルピオン」の拡大発展型(満載排水量800トン)を設計し、それに小改正を加えたのがプロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦として建造される事になりました。

プロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(拡大発展型)
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、現在までに10隻が起工されています。

最初の2隻:「ウラガーン」「タイフーン」は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]
「ウラガーン」は2017年7月29日、「タイフーン」は2017年11月24日に進水しました。
[ロシア海軍最新鋭小型ロケット艦カラクルト級2番艦タイフーン進水(2017年11月24日)]

「ウラガーン」改め「ムィティシ」は2018年12月17日に就役し、バルト艦隊へ編入されました。
[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]
[ムィティシ市はロシア海軍最新鋭小型ロケット艦ムィティシを後援する]

2016年5月10日、クリミア半島フェオドシヤ造船工場『モーリェ』(海洋)「シトルム」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シトルムはクリミアで起工された]

2016年7月29日、『ペラ』造船所「シクヴァル」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]
「シクヴァル」は2018年5月5日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルは進水した]
今後、「シクヴァル」「メルクーリイ」に改名されます。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルはメルクーリイと改名される]

2016年12月24日、『ペラ』造船所「ブーリャ」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ブーリャはサンクトペテルブルクで起工された]
「ブーリャ」は2018年10月23日に進水しました。
[ロシア海軍の為のカラクルト級小型ロケット艦4番艦ブーリャは進水した]

2017年3月17日、フェオドシヤ造船工場「オホーツク」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦オホーツクが起工された]

2017年12月19日、フェオドシヤ造船工場「ヴィフリ」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦ヴィフリ(旋風)が起工された]


ロシア内陸部タタールスタン共和国『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、2016年8月に5隻の「カラクルト」を受注しました。
[タタールスタンのゼレノドリスク造船所はロシア海軍の為に小型ロケット艦カラクルト級を5隻建造する]

『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、既に3隻の「カラクルト」を建造していますが、実際には、同社の下請けとして、クリミア半島ケルチ市に在る造船工場『ザリフ』で建造されています。
[クリミア共和国ケルチ市のザリフ造船所はロシア海軍将来空母の建造へ参加できる]
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「ツィクロン」Циклон(工場番号801):2016年起工
「パッサート」Пассат(工場番号802):2016年起工
「ブリズ」Бриз(工場番号803):2017年7月30日起工


そして2019年2月26日、今度は『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』本社で、同社が受注した4隻目の「カラクルト」が起工されます。
通算11隻目となる「カラクルト」は、「トゥーチャ」(雲)と命名されます。


『ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』は、以前に同類のプロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦12隻を起工しており、この内7隻が就役しています。
[プロジェクト21631ブヤン-M小型ロケット艦]

ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルはメルクーリイと改名される

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『Mil.Press FLOT』(フロートコム)より
2019年2月14日23時59分配信
【勇敢なブリッグ「メルクーリイ」に敬意を表して命名される「カラクルト」が判明した】

プロジェクト22800小型ロケット艦(コード名「カラクルト」)の第2の生産艦は、ロシアの勇敢なブリッグ「メルクーリイ」に敬意を表して命名される。
『Mil.Press FlotProm』は海洋工学中央設計局『アルマーズ』及びレニングラード造船工場『ペラ』より伝えられた。


ロシア国防省情報・マスコミュニケーション部は、『ペラ』で建造されている艦が名誉ある名を受けると『Mil.Press FlotProm』の記者へ話した。

設計局及び造船所の代理人は、これは3番目に起工されたプロジェクト22800小型ロケット艦(第2の生産艦)についての話であると説明した。
予備データによると、それは黒海艦隊へ向かう。

2月9日、サンクトペテルブルク海洋会議の第48回総会において、「カラクルト」の1隻がロシアブリッグに敬意を表して改名されるとロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は語った。

「建造されている高精度兵器装備の最新のプロジェクト22800小型ロケット艦は、メルクーリイの名を受けます」
新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』
コロリョーフの談話を引用した。
「私は既に命名の指示書へ署名しております。
この艦の乗組員は、そこでの勤務を誇りに思う事を確信しています」


総司令官は更に、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンは、軍艦「メルクーリイ」の艦尾へ聖ゲオルギー旗を授与する法令への署名を準備していると述べた。
これは、現代の海軍における先例になるとサンクトペテルブルク海洋会議広報サービスは指摘した。

同時に、『ペラ』は、「ウラガーン」として起工され、後に「ムィティシ」と改名された小型ロケット艦シリーズのトップを含め、海軍からの「カラクルト」改名に関する文書を未だ受け取っていない。
業界の消息筋は話した。

中央海軍博物館の匿名希望の科学職員は、国内海軍の歴史において、3隻のロシア帝国海軍の艦とソヴィエト社会主義共和国連邦海軍小型水路測量船(1995年に赤旗黒海艦隊から除籍され、2001年1月28日にはウクライナの旗の下で沈んだ)が「パーミャチ・メルクーリヤ」の名を受けたと『Mil.Press FlotProm』へ伝えた。
彼は、1829年7月29日、皇帝ニコライ1世ブリッグ「メルクーリヤ」聖大致命者凱旋者ゲオルギイ旗を贈る法令へ署名したと付け加えた。
この時、艦は老朽化により活動を停止し、その後、これと全く同じものが建造され「その後も継承されました」
「メルクーリヤ」のコピーは1857年まで勤務した。
「ニコライ1世が望んだこのような伝統は、まだ存在していません」
歴史家は総括した。

[『Mil.Press FlotProm』参照]
20門の砲を持つブリッグ「メルクーリイ」は1820年に建造され、1829年2月9日、74門及び110門の砲を有する2隻のトルコ戦列艦との不利な戦闘で勝利を収めた。
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ブリッグの艦長アレクサンドル・カザルスキーは大尉の階級に在った。

将来の「メルクーリイ」は、「シクヴァル」として2016年7月29日に起工され、工場番号253を受けた。
艦は2018年5月5日に進水した。

「カラクルト」型小型ロケット艦は、中央海洋設計局『アルマーズ』により設計された。
艦の全長は60メートル、幅10メートル、吃水4メートル。
最大航行速力30ノット、航続距離25000海里、自立航行期間15日。

「カラクルト」は兵装として、76mm自動汎用砲及び30mm高射砲AK-630Mを得る。
艦の上部構造物には、有翼高精度ミサイル「カリブル-NK」の為の8連装コンテナ装置を有する打撃複合体が配置されている。
「メルクーリヤ」は、このタイプの艦としては初めて高射ミサイル-砲複合体「パーンツィリ-M」を装備する。

ロシア海軍は合計で18隻の「カラクルト」の受領を計画している。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]


プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の3番艦「シクヴァル」は、2016年7月29日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
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[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]

2018年5月5日に進水しました。

[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルは進水した]

その後、造船所の岸壁で艤装工事が進められている「シクヴァル」ですが、この度、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」に改名される事になりました。
[ロシア海軍のプロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦の1隻はメルクーリイと命名される]

ロシア海軍のプロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦の1隻はメルクーリイと命名される

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『タス通信』より
2019年2月11日7時13分配信
【プロジェクト22800小型ロケット艦の1隻はブリッグ「メルクーリイ」に敬意を表して命名される】
モスクワ、2月11日/タス通信

建造されるプロジェクト22800小型ロケット艦は、1829年に2隻のトルコ戦列艦と戦った勇敢なブリッグ「メルクーリイ」の名を受ける。
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月曜日、新聞『クラースナヤ・ズヴェズダー』は、ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフの談話を引用して報じた。

「建造される高精度兵器装備の最新のプロジェクト22800小型ロケット艦は、メルクーリイの名を受けます。
私は既に命名の指示書へ署名しております」
コロリョーフ
は話した。

彼によると、このように、皇帝ニコライ1世が確立した伝説のブリッグに敬意を表して命名された艦を海軍の編制に有するという伝統は、復活する。
革命まで、「パーミャチ・メルクーリヤ」という名は、黒海艦隊の3隻の艦が持っていた~帆走コルベット、帆走-スクリュー巡洋艦、「ボガトイリ」型装甲甲板巡洋艦

プロジェクト22800(カラクルト)艦の排水量は800トン~ブリッグ「メルクーリイ」のほぼ2倍、全長は67メートルに達する。
それはミサイル複合体「カリブル」を装備している。
ロシア海軍は、このような艦の18隻の受領を計画しているものの、就役しているのは未だにトップの「ムィティシ」のみである。

18門の砲を持つ帆走ブリッグ「メルクーリイ」は、1928~1829年のロシア-トルコ戦争に参加した。
1829年5月、黒海で同艦は、74門及び110門の砲を有する2隻のトルコ戦列艦との不利な戦闘へ巻き込まれた。
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巧みな操艦により、ブリッグは深刻な損傷を回避でき、反撃の砲撃で双方の敵の円柱と索類を損傷させ、その追跡から逃れる事ができた。
この偉業により艦は聖ゲオルギー旗を授与され、その艦長アレクサンドル・カザルスキー聖ゲオルギー勲章を授与された。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]

プロジェクト22800「カラクルト」は、ロシア海軍の現用のプロジェクト12341「オヴォード」小型ロケット艦(ナヌチュカ級)及びプロジェクト12411「モルニヤ」ロケット艇(タランタル級)の代替となる新世代の小型ロケット艦です。

プロジェクト12341小型ロケット艦(「ミラーシュ」)
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プロジェクト12411ロケット艇(R-239)
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元々は「オヴォード」「モルニヤ」の後継としてプロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(満載排水量465トン)が建造される筈だったのですが、2001年6月5日に起工された1番艇は工事中止となりました。
[ロシア新型ミサイル艇プロジェクト12300「スコルピオン」]

その後、「アルマーズ」設計局「スコルピオン」の拡大発展型(満載排水量800トン)を設計し、それに小改正を加えたのがプロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦として建造される事になりました。

プロジェクト12300「スコルピオン」ロケット艇(拡大発展型)
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦
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プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦は、現在までに10隻が起工されています。

最初の2隻:「ウラガーン」「タイフーン」は、2015年12月24日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]
「ウラガーン」は2017年7月29日、「タイフーン」は2017年11月24日に進水しました。
[ロシア海軍最新鋭小型ロケット艦カラクルト級2番艦タイフーン進水(2017年11月24日)]

「ウラガーン」改め「ムィティシ」は2018年12月17日に就役し、バルト艦隊へ編入されました。
[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]
[ムィティシ市はロシア海軍最新鋭小型ロケット艦ムィティシを後援する]

2016年5月10日、クリミア半島フェオドシヤ造船工場『モーリェ』(海洋)「シトルム」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シトルムはクリミアで起工された]

2016年7月29日、『ペラ』造船所「シクヴァル」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦シクヴァルは起工された]
「シクヴァル」は2018年5月5日に進水しました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の3番艦シクヴァルは進水した]

2016年12月24日、『ペラ』造船所「ブーリャ」が起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ブーリャはサンクトペテルブルクで起工された]
「ブーリャ」は2018年10月23日に進水しました。
[ロシア海軍の為のカラクルト級小型ロケット艦4番艦ブーリャは進水した]

2017年3月17日、フェオドシヤ造船工場「オホーツク」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦オホーツクが起工された]

2017年12月19日、フェオドシヤ造船工場「ヴィフリ」が起工されました。
[クリミアのフェオドシヤ造船所でロシア海軍の新世代小型ロケット艦ヴィフリ(旋風)が起工された]

この他、タタールスタンゼレノドリスク造船所でも5隻の建造が予定されています。
[タタールスタンのゼレノドリスク造船所はロシア海軍の為に小型ロケット艦カラクルト級を5隻建造する]
既に、この内の3隻の建造は始まっているようです。
(「ツィルコン」:2016年建造開始、「パッサート」:2016年建造開始、「ブリズ」:2017年7月建造開始)

プロジェクト22800は計18隻の建造が計画されています。
[ロシア海軍の新世代小型ロケット艦プロジェクト22800は2022年までに18隻建造される]

この内の6隻は太平洋艦隊向けとして極東の造船所での建造が計画されています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のカラクルト級小型ロケット艦6隻の建造契約は2019年に締結される]

そして、今後建造されるプロジェクト22800の内の1隻は、ロシア海軍にとっては伝統的な名前である「メルクーリイ」と命名される事になりました。


プロジェクト22800の主要兵装は打撃有翼ミサイル複合体「カリブル」です。
[打撃巡航ミサイル「カリブル」]

この他、AK-176MA 76mm砲高射ミサイル-砲複合体「パーンツィリ-M」を装備します。
(ただし、「ムィティシ」「タイフーン」AK-630M 30mmガトリング砲を装備)
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]
[ロシア海軍黒海艦隊のロケット艇シューヤは新型の高射複合体パーンツィリ-Mの試験艇となる]

ムィティシ市はロシア海軍最新鋭小型ロケット艦ムィティシを後援する

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『タス通信』より
2019年2月9日18時53分配信
【ムィティシは同名のバルト艦隊最新艦を後援する】
カリーニングラード、2月9日/タス通信

ムィティシのトップ、ヴィクトール・アザロフ最新小型ロケット艦「ムィティシ」艦長アディーリ・アジモフは、土曜日にバルチースクバルト艦隊主要基地~でモスクワ州の都市と艦の乗組員の間に関連する後援協定へ署名した。
『タス通信』艦隊広報サービスより伝えられた。

「後援協定への署名は、ロケット艦艇連合部隊所属の小型ロケット艦ムィティシ艦上で行なわれました。
艦長アディーリ・アジモフ3等海佐と、モスクワ州の地方自治体の公式代表団を率いる市長ヴィクトール・アザロフが署名しました」

広報サービスは話した。

バルト艦隊公式代理人ローマン・マルトフ『タス通信』へ説明したように、援助協定は、若者の育成及び海軍の伝統の普及の共同作業の促進の為である。
「2019年春の召集で、ムィティシ市からの召集者が小型ロケット艦ムィティシで勤務するようになるでしょう」
彼は付け加えた。

現在、10隻以上のバルト艦隊大型揚陸艦及び船に、ロシアの地域及び都市の名前が付けられている。
連合部隊及び兵団は、更に20以上の組織及び企業から後援を受けている。

「ムィティシ」プロジェクト22800(カラクルト)のトップ艦であり、2018年12月半ばにロシア海軍へ補充された。
このタイプの艦は約800トンの排水量を有しており、30ノット以上の速力を発揮できる。
それは特に、ミサイル複合体「カリブル」を装備している。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]


プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の1番艦「ウラガーン」は、2016年7月29日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]

2017年7月29日に進水しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の1番艦ウラガーンは進水した]

その後、造船所の岸壁で艤装工事が進められ、2018年5月19日にラドガ湖で工場航行試験を開始しました。
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[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンの航行試験が始まった]
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7月初頭までにラドガ湖で計3回の工場航行試験を実施しました。

[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは3度に渡り航行試験を行なった]

「ウラガーン」は、サンクトペテルブルクで7月29日に行なわれた『ロシア海軍の日』記念観艦式へ参加しました。
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工場航行試験は9月中旬頃までに完了し、一旦造船所へ戻りました。
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9月28日から最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンの国家試験が始まった]

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「ウラガーン」は内陸水路で移動を行ない、10月7日には白海への出口となるベロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海沿岸のベロモルスクへ到着した]

「ウラガーン」白海で、打撃有翼ミサイル複合体「カリブル」対地攻撃型及び対艦攻撃型の試射を含む各種試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海で洋上試験を実施した]

「ウラガーン」は内陸水路経由で11月上旬に『ペラ』造船所へ戻りました。

[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海での洋上試験を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

11月15日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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その後、バルチースクをベースにしてバルト海での試験の最終段階が実施されました。
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ロシア海軍への引き渡しを前にして「ウラガーン」「ムィティシ」Мытищиと改名されました。
「ムィティシ」モスクワ近郊の小都市です。

2018年12月17日、小型ロケット艦「ムィティシ」聖アンドレイ旗(海軍旗)初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
「ムィティシ」は、バルト艦隊第36ロケット艇旅団第106小型ロケット艦大隊へ編入されました。

[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]

12月23日、「ムィティシ」は就役後の最初の海上戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新鋭小型ロケット艦ムィティシは対空戦闘訓練を行なった]

2019年1月11日には艦内でダメージコントロール訓練を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新鋭小型ロケット艦ムィティシはダメージコントロール訓練を行なった]

そして2019年2月9日、小型ロケット艦「ムィティシ」は、艦名の元となったモスクワ近郊の小都市ムィティシ市との後援協定を締結しました。
【ムィティシ市公式サイト】
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これにより、同市出身者でロシア海軍へ入隊する者は、小型ロケット艦「ムィティシ」へ優先的に配属されるようになり、更には、ムィティシ市から同名の艦への物資援助も行われます。

ロシア海軍の艦船には、ロシアの地方自治体名が付けられているケースが多いですが、艦名の元となった地方自治体は、同名の艦へ何らかの援助を行なっています。
逆の見方をすれば、援助目当てで地方自治体名を付けるという側面も有ります。
特に、ロシア海軍が極度の財政難に陥った1990年代以降には、援助目当てで地方自治体名を付ける、或いは改名するという事例が数多く見られました。
バルト艦隊では、大型揚陸艦「カリーニングラード」(1999年4月30日命名)、「ミンスク」(2000年9月16日命名)といった例が有ります。

地方自治体以外から後援を受けるケースも有り、例えばバルト艦隊では、警備艦「ヤロスラフ・ムードルイ」ロシア皇帝家(ロマノフ家)の後援を受けています。
[ロマノフ家は警備艦ヤロスラフ・ムードルイを後援する]

なお、ロシア海軍唯一の「空母」:重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、ムルマンスク市からの後援を受けています。
[ムルマンスク市はロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフを後援する]

ロシア海軍バルト艦隊の最新鋭小型ロケット艦ムィティシはダメージコントロール訓練を行なった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア西方軍管区(バルト艦隊)広報サービス発表
2019年1月11日15時21分配信
【バルト艦隊の最新小型ロケット艦「ムイティシ」はダメージコントロール訓練を実施した】

バルト艦隊プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦のトップは、駐留地点での錬成任務K-1への移行の枠組みにおいて、消火及び浸水の際の乗組員の行動へ取り組んでいる。

訓練中に船員は、艦内室での火災の局限化及び消火、船体に空いた穴を塞ぎ、船外からの浸水の排水の複合活動を実行し、更には消火手段使用の技量を示した。
更に、事故セクションと中央監視所の乗組員の連携へ取り組んだ。

以前、ダメージコントロールの実地訓練が、沿岸基地の練習-訓練複合体「カスピ」で実施された。

艦のダメージコントロールの実地活動を行なう演習全体は、バルト艦隊の艦船部隊の戦闘訓練の義務的要素である。

[参照]
プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦
は、近海ゾーンにおける戦闘活動実施の為に作成された。
その建造には、低視認(ステルス)技術が使用されている。
艦隊の艦のサイズは小型である:全長-67メートル、幅-11メートル、排水量-800トン。
その特性は、事実上敵のレーダーからは視認されない。
このクラスのロケット艦は、当初から公海で使用する為に設計されており、良好な耐航性を有する。
「カラクルト」の航続距離は2500海里、自立航行期間-15日、速力-30ノット。
「カラクルト」は打撃及び対空兵器複合体、戦闘管理、探知、照準及び通信システムを装備する。
この艦の基本兵装は、有翼ミサイル「カリブル」及び「オーニクス」である。



[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦]


プロジェクト22800「カラクルト」小型ロケット艦の1番艦「ウラガーン」は、2016年7月29日にサンクトペテルブルク近郊の『ペラ』造船所で起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦ウラガーンとタイフーンはサンクトペテルブルクで起工された]

2017年7月29日に進水しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の為のプロジェクト22800カラクルト級小型ロケット艦の1番艦ウラガーンは進水した]

その後、造船所の岸壁で艤装工事が進められ、2018年5月19日にラドガ湖で工場航行試験を開始しました。
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[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンの航行試験が始まった]
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7月初頭までにラドガ湖で計3回の工場航行試験を実施しました。

[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは3度に渡り航行試験を行なった]

「ウラガーン」は、サンクトペテルブルクで7月29日に行なわれた『ロシア海軍の日』記念観艦式へ参加しました。
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工場航行試験は9月中旬頃までに完了し、一旦造船所へ戻りました。
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9月28日から最終試験となる国家受領試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンの国家試験が始まった]

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「ウラガーン」は内陸水路で移動を行ない、10月7日には白海への出口となるベロモルスクへ到着しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海沿岸のベロモルスクへ到着した]

「ウラガーン」白海で、打撃有翼ミサイル複合体「カリブル」対地攻撃型及び対艦攻撃型の試射を含む各種試験を実施しました。
[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海で洋上試験を実施した]

「ウラガーン」は内陸水路経由で11月上旬に『ペラ』造船所へ戻りました。

[ロシア海軍の最新鋭小型ロケット艦カラクルト級1番艦ウラガーンは白海での洋上試験を終えてサンクトペテルブルクへ戻った]

11月15日にバルト艦隊基地バルチースクへ到着しました。
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その後、バルチースクをベースにしてバルト海での試験の最終段階が実施されました。
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ロシア海軍への引き渡しを前にして「ウラガーン」「ムィティシ」Мытищиと改名されました。
「ムィティシ」モスクワ近郊の小都市です。

2018年12月17日、小型ロケット艦「ムィティシ」聖アンドレイ旗(海軍旗)初掲揚式典が開催され、正式にロシア海軍へ就役しました。
「ムィティシ」は、バルト艦隊第36ロケット艇旅団第106小型ロケット艦大隊へ編入されました。

[プロジェクト22800カラクルト小型ロケット艦1番艦ウラガーン改めムィティシはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]

12月23日、「ムィティシ」は就役後の最初の海上戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍バルト艦隊の最新鋭小型ロケット艦ムィティシは対空戦闘訓練を行なった]

そして2019年1月11日には艦内でダメージコントロール訓練を実施しました。

なお、「ムィティシ」乗組員は、今回の訓練に先立ち、以前に陸上の訓練施設でもダメージコントロール訓練を行なっています。