ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装には500億ルーブルの費用が掛かる

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年6月3日11時43分配信
【航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理及び近代化には500億ルーブルが必要になる-情報筋】
サンクトペテルブルク、6月3日、インタファクス-AVN

北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」の修理及び近代化には、500億ルーブルの割り当てが計画されている。
インタファクス-AVNは消息筋より伝えられた。

「アドミラル・クズネツォフの修理及び近代化は、最小限の量(の作業)が行なわれる予定となっており、それには500億ルーブルの割り当てが計画されています」
彼は指摘した。

「これは多いのか、或いは少ないのかと言えば、明らかに少ないでしょう。
500億ルーブルは、8億ドルよりも少し多い位です。
インド海軍の為の同タイプの航空母艦ヴィクラマーディティヤ(以前には「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」)の修理と近代化の費用は23億ドルと推定されていますから」

対談者は想い起した。

彼によると、来週に関連部門は、「アドミラル・クズネツォフ」の修理と近代化の実際の内容を定めた「ロードマップ」を採択する。

以前には、近代化は、先ず初めに、主動力装置の4基のボイラーの交換に関連すると報じられた。
この内の2基は、既にバルト工場(『統合造船業営団』へ加入している)に用意されている。

更に、電波位置特定機器(レーダー)電波電子兵装、航空機航法複合体も近代化される。

(2017年)2月、北方艦隊航空打撃艦グループは、地中海からセヴェロモルスクへ戻ってきた。
グループの構成には、特に、航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」が在った。
「アドミラル・クズネツォフ」艦上航空隊は、シリアでの軍事作戦へ関わった。
公式データによると、戦闘行動に関連しない2件の航空機事故が有り、航空群は2機の戦闘機を失った。



ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2016年10月15日から2017年2月8日まで遠距離航海を行ない、地中海東部(シリア沖)まで遠征しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加し、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。


以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

シリア沖から戻ってきた「アドミラル・クズネツォフ」は、2017年に近代化改装を開始する予定です。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは2017年から近代化改装を開始する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年に始まる]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』と、そのムルマンスク支所である『第35艦船修理工場』になるようです。
[ムルマンスクの第35艦船修理工場はロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為にドックを拡張する]
[ロシア海軍唯一の空母(重航空巡洋艦)アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスクで始まり、後にセヴェロドヴィンスクへ移される]
[セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装を行なう用意がある]

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』
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『第35艦船修理工場』
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]


「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装に関する情報は、2016年5月以降に何度も出ていますが、改装費用の見積もりは、新しい情報が出るたびに増えています。

2016年5月下旬初出:改装費用数十億ルーブル
主に航空関係艤装に焦点を当てた必要最低限の改装。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年初頭から始まる]

2017年3月初頭初出:改装費用200億ルーブル
対空兵装、電子機器などを新型に換装し、ボイラー4基を交換。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年7月までに始まる]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年5月末から始まるかもしれない]

2017年3月中旬初出:改装費用650億ルーブル(但し、新型機器の設計開発費用300億ルーブルも含む)
兵装(打撃有翼ミサイル複合体も含む)や電子機器の殆ど全てを交換し、寿命も20年延長。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により寿命を20年延長する]

「アドミラル・クズネツォフ」を設計した『ネフスキー計画設計局』は、既に同艦の近代化改装の設計案を完成させています。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の設計案は完成した]

2017年4月下旬、「ロシア防衛産業企業体の匿名の情報提供者」は、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装で現用の有翼ミサイル複合体「グラニート」汎用垂直発射装置3S-14UKSKへ換装すると発言しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな打撃巡航ミサイル(カリブル、オーニクス、ツィルコン)を装備する]
「グラニート」の換装については、以前にもロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージン氏が言及しています。
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2017年5月、別の「情報提供者」は、「グラニート」の換装については「おそらくは実行されない」と言いました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装で有翼ミサイル複合体グラニートを換装しない?]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の概要が定められた]

「アドミラル・クズネツォフ」の8基のボイラーの内、4基が新品に交換されるのは確実のようですが、この工事は、ムルマンスク近郊のロスリャコヴォに在る第82艦船修理工場大型浮きドックで行なわれる可能性が高いようです。
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第82艦船修理工場は、その大型浮きドックで何度も「アドミラル・クズネツォフ」の修理を行なったことがあります。
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この他、レーダーなどの各種電子機器も近代化するとの事ですから、新型のものに換装される事になるようです。


そして2017年6月初頭、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装費用の見積もりは500億ルーブルになりました。

この金額は、重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装の費用と同額になります。
[フランスからのミストラル級ヘリ空母の補償金はロシア海軍の為に]

ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の概要が定められた

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年5月15日9時0分配信
【航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」近代化の「ロードマップ」は開発された-情報筋】
サンクトペテルブルク、5月15日、インタファクス-AVN

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の今後の近代化の輪郭と範囲は軍により定められた。
月曜日にインタファクス-AVNは情報筋より伝えられた。

「航空母艦の近代化のロードマップは承認されました」
彼は指摘した。

彼によると、何処の企業で近代化が実施されるのか、そして作業の開始時期は、未だ決定されていない。

巡洋艦の今後の近代化の過程において、資金上の理由から、ミサイル複合体「グラニート」の交換は、おそらくは実行されないと以前に対談者の1人は話した。

彼によると、近代化は、先ず初めに、主動力装置の4基のボイラーの交換に関連する。

「この内の2基は、既にバルト工場(『統合造船業営団』へ加入している)に用意されています」
対談者は伝えた。

「更に、電波位置特定機器(レーダー)と電波電子兵装、航空機航法複合体も近代化されます」
彼は指摘した。

対談者によると、ボイラーの交換の為の操作には、航空母艦が少なくとも6ヶ月間はドックに滞在する事が必要である。
彼は、現在、このようなトン数の艦を受け入れる事が可能な唯一のドックは、同艦の近代化の準備を計画し、『統合造船業営団』の構成から外されている『第82艦船修理工場』に在ると話した。

「アドミラル・クズネツォフ」は、この前の秋と冬には地中海への遠距離航海に在り、2月8日に戻ってきた。
艦上に在った第279独立艦上戦闘機航空連隊第100独立艦上戦闘機航空連隊の一部の航空機は、シリアのテロリスト目標への攻撃へ参加した。

公式データによると、戦闘飛行の実施中、2機の航空機航空母艦への着艦の際に失われた。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」が有する武装には、特に、科学生産合同『機械製造』(現在はコーポレーション『戦術ミサイル兵器』へ加入)が開発した対艦ミサイル複合体「グラニート」の12基の発射装置が有り、ミサイルの飛翔距離は700kmまでである。



ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2016年10月15日から2017年2月8日まで遠距離航海を行ない、地中海東部(シリア沖)まで遠征しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加し、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。


以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

シリア沖から戻ってきた「アドミラル・クズネツォフ」は、2017年に近代化改装を開始する予定です。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは2017年から近代化改装を開始する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年に始まる]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』と、そのムルマンスク支所である『第35艦船修理工場』になるようです。
[ムルマンスクの第35艦船修理工場はロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為にドックを拡張する]
[ロシア海軍唯一の空母(重航空巡洋艦)アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスクで始まり、後にセヴェロドヴィンスクへ移される]
[セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装を行なう用意がある]

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』
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『第35艦船修理工場』
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]


これまでのロシア側の報道を見る限り、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装には、改装費用が異なる幾つかのオプションが考慮されているようです。

改装費用650億ルーブル(2017年3月中旬初出、但し、新型機器の設計開発費用300億ルーブルも含む)
兵装(打撃有翼ミサイル複合体も含む)や電子機器の殆ど全てを交換し、寿命も20年延長。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により寿命を20年延長する]

改装費用200億ルーブル(2017年3月初頭初出)
対空兵装、電子機器などを新型に換装し、ボイラー4基を交換。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年7月までに始まる]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年5月末から始まるかもしれない]

改装費用数十億ルーブル(2016年5月下旬初出)
主に航空関係艤装に焦点を当てた必要最低限の改装。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年初頭から始まる]

「アドミラル・クズネツォフ」を設計した『ネフスキー計画設計局』は、既に同艦の近代化改装の設計案を完成させています。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の設計案は完成した]

2017年4月下旬、「ロシア防衛産業企業体の匿名の情報提供者」は、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装で現用の有翼ミサイル複合体「グラニート」汎用垂直発射装置3S-14UKSKへ換装すると発言しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな打撃巡航ミサイル(カリブル、オーニクス、ツィルコン)を装備する]
「グラニート」の換装については、以前にもロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージン氏が言及しています。
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2017年5月、別の「情報提供者」は、「グラニート」の換装については「おそらくは実行されない」と言いました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装で有翼ミサイル複合体グラニートを換装しない?]

「アドミラル・クズネツォフ」の8基のボイラーの内、4基は新品に交換されるようですが、この工事は、ムルマンスク近郊のロスリャコヴォに在る第82艦船修理工場大型浮きドックで行なわれる可能性が高いようです。
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第82艦船修理工場は、その大型浮きドックで何度も「アドミラル・クズネツォフ」の修理を行なったことがあります。
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この他、レーダーなどの各種電子機器も近代化するとの事ですから、新型のものに換装される事になるようです。

ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装で有翼ミサイル複合体グラニートを換装しない?

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年5月13日9時0分配信
【航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の近代化において、ミサイル複合体の交換は未だ提供されていない】
モスクワ、5月13日、インタファクス-AVN

重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」(以後-「アドミラル・クズネツォフ」)の今後の近代化の過程において、ミサイル複合体「グラニート」の交換は、おそらく実行されないだろう。
土曜日にインタファクス-AVNは情報筋より伝えられた。

「資金上の理由から、ミサイル複合体グラニートの他者への交換は、おそらくは実行されないでしょう」
彼は指摘した。

彼によると、近代化は、先ず初めに、主動力装置の4基のボイラーの交換に関連する。

「この内の2基は、既にバルト工場(『統合造船業営団』へ加入している)に用意されています」
対談者は伝えた。

「更に、電波位置特定機器(レーダー)と電波電子兵装、航空機航法複合体も近代化されます」
彼は指摘した。

対談者は「何処の企業で近代化が実施されるのか、そして作業の開始時期は、未だはっきりしておりません」と言った。

「現時点において、航空母艦は、第35艦船修理工場で技術的な戦闘準備状態に在りますが、艦上航空隊の飛行士の訓練条件に関しましては、最近のシリア沖への『出張』の後、一定の休養時間が与えられており、航空母艦からの飛行を許可する為、定められた規則を実行する必要が有ります」
彼は話した。

「論理的に見て、航空母艦と艦上の航空団は、初秋には海上へ出られるようになるでしょう」
インタファクス-AVN
の対談者は指摘した。

以前、第279独立艦上戦闘機航空連隊戦闘機Su-33第100独立艦上戦闘機航空連隊戦闘機MiG-29KRの飛行士の一部は、現在、クロンシュタットで7月30日に開催される主要な海軍パレードの準備を行なっていると伝えられた。

その後に第279独立艦上戦闘機航空連隊の飛行士は、クリミアサキの地上「空母」~訓練複合体「ニートカ」で訓練飛行を開始する事は既知の通りである。

第279独立艦上戦闘機航空連隊第100独立艦上戦闘機航空連隊の一部の航空機は、最近の航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の遠距離航海中に、シリアのテロリスト目標への攻撃へ参加し、2月8日に戻ってきた。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」が有する武装には、特に、科学生産合同『機械製造』(現在はコーポレーション『戦術ミサイル兵器』へ加入)が開発した対艦ミサイル複合体「グラニート」の12基の発射装置が有り、ミサイルの飛翔距離は700kmまでである。

以前、一部のメディアは、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化の過程で、最近のシリアのテロリストへの攻撃で良好な実績のあるミサイル複合体「カリブル-NK」を兵装として得るかもしれないと報じた。



ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2016年10月15日から2017年2月8日まで遠距離航海を行ない、地中海東部(シリア沖)まで遠征しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加し、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。


以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

シリア沖から戻ってきた「アドミラル・クズネツォフ」は、2017年に近代化改装を開始する予定です。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは2017年から近代化改装を開始する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年に始まる]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』と、そのムルマンスク支所である『第35艦船修理工場』になるようです。
[ムルマンスクの第35艦船修理工場はロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為にドックを拡張する]
[ロシア海軍唯一の空母(重航空巡洋艦)アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスクで始まり、後にセヴェロドヴィンスクへ移される]
[セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装を行なう用意がある]

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』
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『第35艦船修理工場』
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]


これまでのロシア側の報道を見る限り、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装には、改装費用が異なる幾つかのオプションが考慮されているようです。

改装費用650億ルーブル(2017年3月中旬初出、但し、新型機器の設計開発費用300億ルーブルも含む)
兵装(打撃有翼ミサイル複合体も含む)や電子機器の殆ど全てを交換し、寿命も20年延長。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により寿命を20年延長する]

改装費用200億ルーブル(2017年3月初頭初出)
対空兵装、電子機器などを新型に換装し、ボイラー4基を交換。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年7月までに始まる]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年5月末から始まるかもしれない]

改装費用数十億ルーブル(2016年5月下旬初出)
主に航空関係艤装に焦点を当てた必要最低限の改装。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年初頭から始まる]

「アドミラル・クズネツォフ」を設計した『ネフスキー計画設計局』は、既に同艦の近代化改装の設計案を完成させています。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の設計案は完成した]

2017年4月下旬、「ロシア防衛産業企業体の匿名の情報提供者」は、「アドミラル・クズネツォフ」が近代化改装で現用の有翼ミサイル複合体「グラニート」汎用垂直発射装置3S-14UKSKへ換装すると発言しました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな打撃巡航ミサイル(カリブル、オーニクス、ツィルコン)を装備する]
「グラニート」の換装については、以前にもロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージン氏が言及しています。


しかし、今回の「情報提供者」は、「グラニート」の換装については否定的であり、「おそらくは実行されない」と言っています。

ただ、以前にも話が出ていたボイラー4基の交換は認めており、既に2基は製造元の『バルト工場』で用意されているとの事です。

この他、レーダーなどの各種電子機器も近代化するとの事ですから、新型のものに換装される事になるようです。

ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな打撃巡航ミサイル(カリブル、オーニクス、ツィルコン)を装備する

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『タス通信』より
2017年4月22日9時15分配信
【「アドミラル・クズネツォフ」の修理は(2017年)9月から開始され、費用は400億ルーブルになる】
モスクワ、4月22日/タス通信

航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の近代化修理は、(2017年)9月にムルマンスク近郊の工場で始まり、作業費用は約400億ルーブルになる。
『タス通信』は、防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「9月に『ズヴェズドーチカ』は、アドミラル・クズネツォフの近代化修理の第2段階の契約へ海軍と署名します。
取引価格は既に合意されており、それは約400億ルーブルです。
作業は、同じ月にムルマンスク近郊のロスリャコヴォの第35艦船修理工場で開始されます」

対談者は話した。

航空母艦の近代化は、情報提供者によると、2020年第4クオーター(10-12月)の完了が計画されている。
「作業は丸3年と、更に2~3ヶ月に渡って続きます」
彼は説明した。

[航空母艦で何が行なわれるのか]
情報提供者によると、艦は、主動力装置を含む全ての電気機械部分を修復する~幾つかの使い古されたボイラーは交換される。
離着艦複合体は近代化される。

「修理と近代化の際に航空巡洋艦は、そのミサイル複合体グラニートを、ミサイル複合体カリブル-NKに換装します」
対談者は話した。

対談者は、巡洋艦航空グループは、以前と同様に重戦闘機Su-33軽戦闘機MiG-29K/KUBが含まれた混成編制のままであると付け加えた。

『タス通信』は、この情報を公式に確認していない。

[「アドミラル・クズネツォフ」]
「アドミラル・クズネツォフ」
は、ロシア唯一の航空母艦である。
艦は1985年に進水し、1990年に竣工した。
その全長は305メートル、飛行甲板の幅は72メートル、満載排水量は59000トンである。

「クズネツォフ」は、艦首の甲板下に12基の有翼ミサイル「グラニート」傾斜式発射装置を装備している。
艦は、30機までの戦闘機MiG-29K/KUBSu-33、加えて打撃ヘリコプターKa-52K対潜ヘリコプターKa-27、そしてKa-29を搭載する。

昨年、航空母艦地中海への航海時にシリアでのロシア航空宇宙軍の作戦へ参加した。
2016年11月と12月に「クズネツォフ」の艦上飛行士は420回の戦闘飛行(この内の117回は夜間)を実行し、1000以上のテロリストの施設を破壊した。



『タス通信』より
2017年4月22日9時18分配信
【情報筋:「アドミラル・クズネツォフ」は修理の際にミサイル複合体「カリブル」を装備する】
モスクワ、4月22日/タス通信

航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は修理と近代化の後、「グラニート」に代わるミサイル複合体「カリブル-NK」を受け取る。
『タス通信』は、防衛産業企業体の情報提供者より伝えられた。

「修理と近代化の際に航空巡洋艦は、そのミサイル複合体グラニートを、ミサイル複合体カリブル-NKに換装します」
対談者は話した。

彼は、複合体「カリブル」汎用垂直発射装置3S-14は、超音速有翼ミサイル「オーニクス」極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」の発射も一元化されていると付け加えた。

艦は近代化の際、主動力装置を含む全ての電気機械部分を修復する~幾つかの使い古されたボイラーは交換される。

「更に、戦闘機の離艦と着艦の為の安全提供を保証する離着艦複合体も近代化されます」
情報提供者は話した。

対談者は、巡洋艦航空グループは、以前と同様に重戦闘機Su-33軽戦闘機MiG-29K/KUBが含まれた混成編制のままであると付け加えた。

『タス通信』は、この情報を公式に確認していない。

[「アドミラル・クズネツォフ」]
「アドミラル・クズネツォフ」
は、ロシア唯一の航空母艦である。
艦は1985年に進水し、1990年に竣工した。
その全長は305メートル、飛行甲板の幅は72メートル、満載排水量は59000トンである。

「クズネツォフ」は、艦首の甲板下に12基の有翼ミサイル「グラニート」傾斜式発射装置を装備している。
艦は、30機までの戦闘機MiG-29K/KUBSu-33、加えて打撃ヘリコプターKa-52K対潜ヘリコプターKa-27、そしてKa-29を搭載する。

昨年、航空母艦地中海への航海時にシリアでのロシア航空宇宙軍の作戦へ参加した。
2016年11月と12月に「クズネツォフ」の艦上飛行士は420回の戦闘飛行(この内の117回は夜間)を実行し、1000以上のテロリストの施設を破壊した。



ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2016年10月15日から2017年2月8日まで遠距離航海を行ない、地中海東部(シリア沖)まで遠征しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加し、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。


以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

シリア沖から戻ってきた「アドミラル・クズネツォフ」は、2017年に近代化改装を開始する予定です。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは2017年から近代化改装を開始する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年に始まる]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』と、そのムルマンスク支所である『第35艦船修理工場』になるようです。
[ムルマンスクの第35艦船修理工場はロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為にドックを拡張する]
[ロシア海軍唯一の空母(重航空巡洋艦)アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスクで始まり、後にセヴェロドヴィンスクへ移される]
[セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装を行なう用意がある]

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』
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『第35艦船修理工場』
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近代化改装の全容は明らかにされていませんが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]


これまでのロシア側の報道を見る限り、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装には、改装費用が異なる幾つかのオプションが考慮されているようです。

改装費用650億ルーブル(2017年3月中旬初出、但し、新型機器の設計開発費用300億ルーブルも含む)
兵装(打撃有翼ミサイル複合体も含む)や電子機器の殆ど全てを交換し、寿命も20年延長。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により寿命を20年延長する]

改装費用200億ルーブル(2017年3月初頭初出)
対空兵装、電子機器などを新型に換装し、ボイラー4基を交換。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年7月までに始まる]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年5月末から始まるかもしれない]

改装費用数十億ルーブル(2016年5月下旬初出)
主に航空関係艤装に焦点を当てた必要最低限の改装。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年初頭から始まる]

「アドミラル・クズネツォフ」を設計した『ネフスキー計画設計局』は、既に同艦の近代化改装の設計案を完成させています。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の設計案は完成した]


そして今回、「ロシア防衛産業企業体の匿名の情報提供者」は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年9月に始まり、2020年末の完了を予定していると述べました。
近代化改装工事期間は、3年と2~3ヶ月に渡るとの事です。

近代化改装工事費用は約400億ルーブルとの事ですから、兵装や電子機器は殆どが交換される事になるようです。
蒸気タービン機関蒸気発生用ボイラーKVG-4も、幾つかが交換されるとの事です。
8基全てを交換するわけでは無さそうですが、おそらくは、以前の情報に有った4基程度でしょう。

更に、現用の有翼ミサイル複合体「グラニート」は、汎用垂直発射装置3S-14UKSKに換装されるとの事です。
(以前にもロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージン氏が有翼ミサイルの換装を仄めかしていましたが)

これにより、記事中で触れられている対地/対艦有翼ミサイル「カリブル」に加え、超音速対艦ミサイル「オーニクス」、そして現在開発中の極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」を発射できるようになります。
[ロシア海軍の超音速対艦ミサイル"オーニクス"は近代化される]
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]
[ロシア海軍の為の極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"は発射試験で最大速度マッハ8に達した]

同じく有翼ミサイル複合体「グラニート」を装備している重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」も、近代化改装により「グラニート」発射機汎用垂直発射装置3S-14UKSKに換装するので、「アドミラル・クズネツォフ」も同様という事でしょう。
[近代化改装中のロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2017年に大型機器の設置を開始する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装には、上記のムルマンスク『第35艦船修理工場』の他に、ロスリャコヴォ『第82艦船修理工場』も関わる事になるようです。
(今回の記事では、この両社が混同されている)
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両社とも、これまでに「アドミラル・クズネツォフ」のメンテナンスやオーバーホールを手掛けており、同艦を良く知り尽くしているので、近代化改装も此処で行なわれる事になるようです。


なお、今回の記事では、「アドミラル・クズネツォフ」「近代化修理の第2段階」と記されていますが、「第1段階」は、同艦がシリア沖へ出発する前の2016年前半に『第35艦船修理工場』で行なわれたオーバーホール及び部分的な近代化改装を指しています。
[セヴェロドヴィンスク(とムルマンスク)の艦船修理工場は、ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフをシリア軍事作戦へ参加させる為の準備を行なった]

ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年に始まる

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『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年4月6日13時51分配信
【航空母艦アドミラル・クズネツォフの近代化は2017年に始まる-ロシア連邦国防省】
モスクワ、4月6日、インタファクス-AVN

航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の修理と近代化は今年(2017年)に始まり、この作業には『セヴマシュ』の専門技術者が従事する。
木曜日(4月6日)、ロシア国防相代理(国防次官)ユーリー・ボリソフ『インタファクス-AVN』へ伝えた。
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「そうですね、作業は今年から始まります」
ユーリー・ボリソフ
は質問に答え、こう話した。
彼によると、航空母艦の修理と近代化は、『セヴマシュ』(セヴェロドヴィンスク、アルハンゲリスク州)で行なわれる。

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以前、『統合造船業営団』総裁アレクセイ・ラフマノフは、航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」は完全な戦闘準備状態に在り、近代化の作業量については国防省の決定を待っていると述べた。
「クズネツォフは、完全に戦闘可能な航空母艦です。
僕は、それが完全に戦闘可能であると確信しております。
それは、我々が昨年に行なった近代化の後、根本的に新たな機能を有する性質の航空団を得ました。
それは、自身の機能を適切に実行できるように、基礎ユニット、システム、機構が更新されました」
アレクセイ・ラフマノフ
は、月曜日(4月3日)にラジオ局『エコー・モスクワ』の生放送で話した。
「従いまして」彼は続けた。
「老朽化による除籍というのは時期尚早ですが、ある種の近代化は必要であり、この事実は生きています。
僕達は、国防省が然るべき指示を下したのならば、この作業を準備します」


アレクセイ・ラフマノフは、今後の近代化の作業量については何も言わず、この問題はロシア連邦国防省が決めると説明した。
それは、作業実施期間に依る。
「それは国防省の仕事です。
完全な戦闘準備状態に在りますし」
アレクセイ・ラフマノフ
は話した。

また、彼は、シリア作戦へ参加中の航空母艦における航空機の墜落事故の原因に関する質問には答えなかった。
「これは、軍の問題です。
僕が質問に御答えするのは、少なくとも、艦上に居た場合ですね」
アレクセイ・ラフマノフ
は話した。

3月17日、『イズベスチヤ』紙は、航空母艦「アドミラル・クズネツォフ」の近代化には650億ルーブルの費用が掛かり、巡洋艦の就役期間は20年延長されると報じた。

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以前、ロシア連邦副首相ドミトリー・ロゴージンは、「アドミラル・クズネツォフ」が、問題点洗い出しの過程を終えた後に修理へと向かい、具体的な時期は国防省が決めると述べた。

3月2日、『インタファクス』のインタビューに対し、ドミトリー・ロゴージンは、ソヴィエト時代に製造された重巡洋艦は、近代化する事により、ロシア連邦海軍の戦闘編制へ長期に渡り留まる事が出来ると話した。
「僕達は、過去に作成された戦闘プラットフォームを使用するのは恥ずべき事であるなどとは考えておりません。
この巡洋艦は、高度な近代化の対象です。
それは、多年に渡る長期の勤務を継続する事が出来るようになります」
ドミトリー・ロゴージン
は指摘した。

重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2月8日に地中海からセヴェロモルスクへ戻ってきた。
巡洋艦艦上航空隊は、シリア軍事作戦へ関わっていた。
「アドミラル・クズネツォフ」の航海中、2機の艦上戦闘機が失われた。
事故は着艦へのアプローチの際に発生し、飛行士は脱出した。

「アドミラル・クズネツォフ」は、1982年に黒海造船工場の造船台で起工された。
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艦は50機以上の航空機を搭載できる。
その兵装は、有翼対艦ミサイル「グラニート」、高射ミサイル複合体「クリノーク」高射ミサイル砲複合体「カシターン」、自動艦載砲、更に対潜防衛システムから成る。

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ロシア連邦大統領の指示により、2016年1月から10月まで、株式会社『艦船修理工場ズヴェズドーチカ』は、重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」の修理と近代化の作業を実行した。
実行期間は短縮され、回復作業に求められる企業の生産能力と組織的リソースは大規模に動員された。
課題遂行の為、数千名の高度熟練労働者と専門技術者が参加し、組織的な3交代モードで作業が行なわれた。

巡洋艦の航海の準備は、作業実行期間中に同艦が運用から外されなかった為、困難であった。
巡洋艦の乗組員の居住の保障及び戦闘訓練の活動の為、修理作業は非常に慎重な調整を必要とした。




ロシア北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」は、2016年10月15日から2017年2月8日まで遠距離航海を行ない、地中海東部(シリア沖)まで遠征しました。
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

2016年11月15日には初めてシリアへの空爆作戦へ参加し、イドリブ県『アル=ヌスラ戦線』の施設を爆撃しました。


以後、2017年1月初頭までシリア領内のテロ組織(『イスラム国』『アル=ヌスラ戦線』)への空爆作戦へ参加しました。

無論、「アドミラル・クズネツォフ」にとっては、1991年1月20日の就役以来初の実戦参加となりました。

「アドミラル・クズネツォフ」航空隊は、2016年11月8日から2017年1月6日までの約2ヶ月間に、420回の戦闘飛行(内117回は夜間)と、750回の捜索救助、航空輸送支援の為の飛行を行ない、シリア領内テロ組織の施設1252を破壊しました。



[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ近代化改装]

シリア沖から戻ってきた「アドミラル・クズネツォフ」は、2017年に近代化改装を開始する予定です。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは2017年から近代化改装を開始する]

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装を担当するのは、セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』と、そのムルマンスク支所である『第35艦船修理工場』になるようです。
[ムルマンスクの第35艦船修理工場はロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフ近代化改装の為にドックを拡張する]
[ロシア海軍唯一の空母(重航空巡洋艦)アドミラル・クズネツォフの近代化改装はムルマンスクで始まり、後にセヴェロドヴィンスクへ移される]
[セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』はロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装を行なう用意がある]

艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』
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『第35艦船修理工場』
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近代化改装の内容については、現時点においては未だ正式には決定されてないようですが、兵装、電子機器、通信機器、航空艤装、戦闘情報管理システムなどは新型に変更される事になるでしょう。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により兵装を変更する]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により新たな通信システムを受け取る]
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフは航空隊と戦闘情報管理ステムを近代化する]


これまでのロシア側の報道を見る限り、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装には、改装費用が異なる幾つかのオプションが考慮されているようです。

改装費用650億ルーブル(2017年3月中旬初出。但し、新型機器の設計開発費用300億ルーブルも含む)
兵装(打撃有翼ミサイル複合体も含む)や電子機器の殆ど全てを交換し、寿命も20年延長。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフは近代化改装により寿命を20年延長する]

改装費用200億ルーブル(2017年3月初頭初出)
対空兵装、電子機器などを新型に換装し、ボイラー4基を交換。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年7月までに始まる]
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年5月末から始まるかもしれない]

改装費用数十億ルーブル(2016年5月下旬初出)
主に航空関係艤装に焦点を当てた必要最低限の改装。
[ロシア海軍唯一の空母アドミラル・クズネツォフの近代化改装は2017年初頭から始まる]


「アドミラル・クズネツォフ」を設計した『ネフスキー計画設計局』は、既に同艦の近代化改装の設計案を完成させています。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの近代化改装の設計案は完成した]


そして今回、ロシア連邦国防相代理(国防次官)ユーリー・ボリソフ氏は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は2017年から始まると改めて明言しました。

「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装開始は2018年に延期されるという話も出ていますが、ボリソフ氏は、それを否定しました。

ただボリソフ氏は、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装はセヴェロドヴィンスク造船所『セヴマシュ』で行なうと述べています。
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2010年4月に初めて「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装の話が出た時には、その為の作業は『セヴマシュ』で行なわれると言われていました。
[空母アドミラル・クズネツォフ近代化計画]

しかし最近では、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装は、上記のように、セヴェロドヴィンスク艦船修理センター『ズヴェズドーチカ』と、そのムルマンスク支所である『第35艦船修理工場』での実施が有力視されています。

『セヴマシュ』は、退役した重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」インド海軍向けの空母「ヴィクラマーディティヤ」へ改造した経験を持っているので、「アドミラル・クズネツォフ」の近代化改装にも協力するという事でしょうか。
[空母ヴィクラマーディティヤ]
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