FC2ブログ

ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイとロケット艇2隻は超音速対艦ミサイル"モスキート"を発射した

17-0704c.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年7月4日11時40分配信
【太平洋艦隊の乗組員は海上で対艦ミサイル射撃を実施した】
ウラジオストク、7月4日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊駆逐艦「ブイストルイ」ロケット艇「R-11」及び「R-18」の乗組員は、海上で有翼ミサイルによる対艦ミサイル射撃を実施した。
東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフは報道陣へ伝えた。

「出航中に駆逐艦ブイストルイと、ロケット艇R-11及びR-18で構成される打撃ロケット艇グループの乗組員は、仮想敵艦を模した海上標的へミサイル攻撃を加える課題を遂行しました。
標的として、艦からかなり離れた距離に投錨固定された海上盾船が使用されました。
乗組員は、艦の主要打撃兵装~超音速対艦有翼ミサイル"モスキート"を使用してミサイル攻撃を実施しました」
マトヴェーエフ
は述べた。

彼によると、ミサイルは、最大距離で成功裏に指定目標へ命中した。
射撃は、困難な干渉条件下で実施された~仮想敵は、電波電子対抗手段を使用した。

ミサイル発射海域の海上航行の安全の為、民間船の航行は禁止された。
海域の閉鎖には、太平洋艦隊の20隻以上の艦艇及び保障船が関わった。



太平洋艦隊駆逐艦「ブイストルイ」(715、1989年10月28日就役)は、2015年11月2日にウラジオストクを出航してインドへ向かい、インド海軍との合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』へ参加しました。
2016年1月26日にウラジオストクへ帰港しました。
[ロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』(2015年12月)]

その後、2016年6月20日に宗谷海峡を東進し、7月10日に同海峡を西進しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦艇、宗谷海峡通過(2016年6月20日)]
[ロシア海軍太平洋艦隊艦艇は宗谷海峡を西進した]

2016年10月15日にウラジオストクを出航してインドネシアへ行き、その後、11月21日までにウラジオストクへ戻りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイはウラジオストクへ帰投した]

2017年2月末から3月1日まで日本海で各種戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイは海上戦闘訓練を実施した]

3月9日に再び出航して日本海で砲撃訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で砲撃訓練を行なった]

3月18日には親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」一緒に日本海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で対潜戦闘訓練を行なった]

3月28日にも「ワリャーグ」と一緒に洋上訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]


6月25日、「ブイストルイ」「ワリャーグ」と一緒に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入っています。
従って6月23日頃にはウラジオストクを出航している筈ですが、太平洋艦隊広報部からの発表は有りませんでした。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年6月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】


7月3日には「ワリャーグ」と一緒に対空戦闘演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊主力水上部隊は対空戦闘演習を行なった]

太平洋艦隊広報部発表では、この演習が何処で実施されたのかは全く触れられていませんが、おそらくは、オホーツク海でしょう。
17-0703f.jpg

そして翌7月4日、「ブイストルイ」ロケット艇2隻(R-11、R-18)は、超音速対艦ミサイル「モスキート」を海上標的へ発射しました。
[超音速対艦ミサイル「モスキート」]

ロケット艇R-18
17-0704b.jpg

「ブイストルイ」ロケット艇2隻は、2015年7月上旬にもオホーツク海超音速対艦ミサイル「モスキート」の発射訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の駆逐艦ブイストルイとロケット艇2隻は対艦ミサイル発射訓練を行なった]

ロシア海軍太平洋艦隊主力水上部隊は対空戦闘演習を行なった

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年7月3日4時25分配信
【太平洋艦隊部隊は敵の空中攻撃手段の仮想攻撃を撃退した】

親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊は、大規模なミサイル攻撃を撃退する複合任務へ取り組んだ。

仮想敵の役割は、小型対潜艦「コレーツ」小型ロケット艦「ラズリーフ」及び「モローズ」が演じ、4基の高射ミサイルと2基の有翼ミサイルによるミサイル攻撃が始まった。

艦載電波位置特定探知手段は、2つのグループの目標を捕捉、追尾した。
艦上の電波電子戦闘手段は積極的に活動し、アクティブ及びパッシブ妨害を設定した。
移動目標が砲火境界線上に接近した時、艦の乗組員は、小型ロケット艦「コレーツ」艦上から射出されたミサイル標的「サマン」小型ロケット艦「ラズリーフ」及び「モローズ」から射出されたミサイル標的「マラヒート」に対し、同時に実地ミサイル-砲射撃を実行した。

戦闘訓練中に全ての目標は成功裏に撃破された。



17-0703c.jpg
ロシア太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、2017年4月1日から6月14日まで東南アジアへの遠洋航海を行ないました。
[親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ東南アジア遠征(2017年4月-6月)]

17-0703d.jpg
駆逐艦「ブイストルイ」は2017年2月末から日本海で戦闘訓練を実施し、3月28日には「ワリャーグ」と一緒に洋上訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]

17-0703e.jpg
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は2017年2月初頭から日本海で戦闘訓練を実施し、最近では、6月15日にヘリコプターの発着訓練を行なっています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは艦載ヘリコプターの発着艦訓練を行なった]


「ワリャーグ」「ブイストルイ」は、6月25日に宗谷海峡を通過してオホーツク海へ入っています。
従って6月23日頃にはウラジオストクを出航している筈ですが、太平洋艦隊広報部からの発表は有りませんでした。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年6月27日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月25日:親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011)、戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」(715)、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572)宗谷海峡を東方へ通過、オホーツク海入り。
6月26日:大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(548)宗谷海峡を東方へ通過、オホーツク海入り。


小型ロケット艦「モローズ」「ラズリーフ」は、6月17日に宗谷海峡を西へ通過して日本海へ入っています。
(太平洋艦隊所属の小型ロケット艦ペトロパヴロフスク・カムチャツキーに駐留)
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年6月19日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
6月17日:小型ロケット艦「モローズ」(409)、「リヴェン」(418)、「ラズリーフ」(450)宗谷海峡を西方へ通過、日本海入り。

小型ロケット艦「モローズ」
16-0503b.jpg

小型ロケット艦「ラズリーフ」
17-0703b.jpg


そして2017年7月3日、この5隻と小型対潜艦「コレーツ」(390)は、2グループに分かれて対空戦闘演習を行ないました。
17-0703a.jpg

[太平洋艦隊戦闘艦支隊]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」、駆逐艦「ブイストルイ」

[仮想敵艦グループ]
小型対潜艦「コレーツ」、小型ロケット艦「モローズ」、「ラズリーフ」


演習は、仮想敵艦グループミサイル標的を発射し(「コレーツ」から4発、「モローズ」、「ラズリーフ」は1発ずつ)、戦闘艦支隊の3隻が高射ミサイル艦載砲で撃墜するというものでした。


今回の太平洋艦隊広報部発表では、この演習が何処で実施されたのかは全く触れられていませんが、おそらくは、オホーツク海でしょう。
(つまり、「アドミラル・トリブツ」、「コレーツ」、「モローズ」、「ラズリーフ」の4隻も、宗谷海峡を東へ通過し、オホーツク海へ入っていた)
17-0703f.jpg

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは艦載ヘリコプターの発着艦訓練を行なった

17-0615a.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年6月15日9時50分配信
【太平洋艦隊のヘリコプター飛行士は大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」の甲板への着艦へ取り組んだ】

太平洋艦隊海軍航空隊の航空基地の対潜及び捜索救助ヘリコプターKa-27の乗員は、大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」の甲板での着艦と発艦へ取り組んだ。

夏季演習期間の最初の飛行訓練の実施中、太平洋艦隊海洋射爆場艦載ヘリコプター飛行士は、日中の様々な時間に、移動中及び投錨停泊中の艦への20回以上の着艦を行なった。

艦の乗組員と飛行士との間の連携への取り組みは、船員と飛行士の専門的な訓練要素の1つである。
艦への着艦は、海軍航空隊の飛行士の訓練で最も困難な種類である。
最初に飛行士は、飛行場と、更に飛行ルート上での飛行へ取り組み、その後でのみ艦への着艦が許される。

ヘリコプター乗員の訓練プログラムでは、夜間の飛行へ特に注意が払われた。
飛行任務遂行時、乗員は、計器使用下で着艦へのアプローチを行なった。



プロジェクト1155大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」は、1980年4月19日にレニングラード(現サンクトペテルブルク)のA.A.ジダーノフ記念造船工場(現「北方造船所」)で起工され、1983年3月26日に進水し、1986年2月15日に就役し、太平洋艦隊へ配備されました。
[ウダロイ型6番艦「アドミラル・トリブツ」]

2009年6月29日から11月16日まで初のソマリア海賊対処任務の為、アデン湾へ派遣されました。
[ロシア海軍第4次ソマリア遠征]

2011年12月10日から2012年5月3日まで2度目のソマリア海賊対処任務の為、アデン湾へ派遣されました。
アデン湾から帰港途中に中国海軍との合同演習『海洋協同-2012』へ参加しました。
[ロシア太平洋艦隊第7次海賊対処部隊はウラジオストクへ戻った]

2014年からウラジオストク艦船修理工場『ダーリザヴォード』で近代化改装が始まりました。

ガスタービンエンジンクロンシュタット海洋工場で修理されました。
[ロシア海軍艦艇のガスタービンエンジンの修理はクロンシュタットで行なわれる]

「アドミラル・トリブツ」の近代化改装は電子機器の交換がメインであり、新たに汎用射撃管制システム「バギラ-M」、戦闘情報管理システム「シグマ」、航海レーダーMR-231、MR-231-3が搭載されました。

汎用射撃管制システム「バギラ-M」
16-0413c.jpg



【戦闘情報管理システム「シグマ-E」】

【航海レーダーMR-231】

【航海レーダーMR-231-3】

これに伴い、ディーゼル発電機も、従来の200kw×1基から300kw×2基に換装されました。


近代化改装を終えた「アドミラル・トリブツ」は、改装後の試験を兼ねて出航し、2016年6月20日に他の艦艇と共に宗谷海峡を東へ通過しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦艇、宗谷海峡通過(2016年6月20日)]

2016年7月に艦隊へ復帰しました。
[近代化改装を終えた大型対潜艦アドミラル・トリブツは2016年7月にロシア海軍太平洋艦隊へ復帰する]

2016年9月4日にウラジオストクを出航して中国へ向かい、中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加し、10月5日に帰港しました。
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]

2016年10月15日にウラジオストクを出航し、インド洋へ向かいました。
12月14日から21日までインドを訪れ、インド海軍との合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』へ参加しました。
[ロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2016』(2016年12月)]
インドからの帰路にフィリピン、韓国、日本を訪問し、2017年1月25日にウラジオストクへ帰港しました。

2017年2月6日、海上での戦闘訓練を行なう為、ウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは戦闘訓練の為に出航した]

2月8日には対空戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツは戦闘機Su-35Sと対空戦闘訓練を行なった]
,
そして6月15日、沿海地方ニコラエフカ基地に駐留する艦上対潜ヘリコプターKa-27PL及び艦上捜索救助ヘリコプターKa-27PSは、出航した「アドミラル・トリブツ」で発着艦訓練を行ないました。
17-0412c.jpg


今年4月11日~12日には、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」で同様の訓練が行われています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海でヘリコプターの発着艦訓練を行なった]

4月22日~23日には、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」で同様の訓練が行われました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは艦載ヘリコプターの着艦訓練を行なった]

ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは地中海東部からウラジオストクへ帰投した

17-0606b.jpg
17-0606d.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年6月6日10時12分配信
【太平洋艦隊の病院船「イルティシュ」はウラジオストクへ戻ってきた】

太平洋艦隊病院船「イルティシュ」は、地中海エリアのロシア海軍常設作戦連合部隊の医療支援任務を遂行後、本日に艦隊主要基地ウラジオストクへ到着した。

本日、ウラジオストクでは、「イルティシュ」乗組員の歓迎式典が開催された。
それには、太平洋艦隊の将兵と司令部の代表、軍事船員の家族と親類、退役将兵、後援組織と宗教団体の代表が参加した。
同船の船長は、遠距離航海から戻った「イルティシュ」は、機器の修理と必要な物資を補充した後、意図された任務を遂行する準備が整うと報告した。

太平洋艦隊副司令官アナトーリー・ゼリンスキー少将は、艦隊の軍事評議会に代わって、指示された遠洋航海任務を成功裏に遂行した乗組員を祝福した。
伝統に沿って乗組員は子豚の丸焼きを贈られた。
17-0606c.jpg

「イルティシュ」の航海は131日に渡り、18000海里以上を航行し、2つの大洋(訳注:太平洋とインド洋)を通過し、5ヶ所の外国港への業務寄港を行なった。



プロジェクト320病院船「イルティシュ」は、ポーランドシュチェチン造船所で1988年11月25日に起工され、1989年7月6日に進水し、1990年7月31日に竣工し、1990年8月10日にソ連海軍へ就役しました。
就役後は太平洋艦隊へ配備されました。

2013年秋からナホトカ艦船修理工場で近代化改装が行なわれました。
16-0529b.jpg
16-0818c.jpg
[ロシア海軍のオビ級病院船は復帰する]

近代化改装終了後、2016年5月にはクリル諸島マトゥア島(松輪島)の調査へ参加しました。
[クリル諸島のマトゥア島でロシア海軍太平洋艦隊の基地建設の為の調査が進められている]

2016年8月18日、ASEAN諸国の国際演習『ADMMプラス』へ参加する為、ウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはタイへ向かった]

9月1日にタイバンコクへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはASEANの国際演習へ参加する為にタイのバンコクへ到着した]

9月9日には、南シナ海タイ、日本、中国の艦と災害救助の為の合同演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは南シナ海でタイ、日本、中国の艦と合同演習を行なった]

9月13日にバンコクを出航し、ウラジオストクへの帰路に就きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』参加部隊と合流した]

2016年9月26日にウラジオストクへ帰港しました。
[ASEAN諸国の国際演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはウラジオストクへ帰港した]


その後、太平洋艦隊広報部からの発表は有りませんでしたが、2017年初頭には地中海へ派遣され、約3ヶ月間滞在した後、ウラジオストクへの帰路に就きました。
地中海東部に居る間には、キプロスリマソールシリアタルトゥースへ寄港した事も有ったようです。
17-0518b.jpg

5月18日にはマレーシアランカウイ島へ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはマレーシアのランカウイを訪れた]

5月23日にランカウイを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはマレーシアを去った]

5月25日にはベトナムカムラン港へ入港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはベトナムのカムラン港を訪れた]
17-0525a.jpg

その後、カムラン港を出航して北上し、6月6日にウラジオストクへ帰港しました。

ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはベトナムのカムラン港を訪れた

17-0525b.jpg
『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年5月25日9時7分配信
【病院船「イルティシュ」はベトナムのカムラン港へ入った】
ウラジオストク、5月25日-ロシア通信社ノーボスチ

太平洋艦隊病院船「イルティシュ」は、ベトナムカムラン港を訪問した。
東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフは報道陣へ伝えた。

「遠距離航海任務を遂行している太平洋艦隊の病院船イルティシュは、本日、カムラン港へ入りました。
訪問の枠組みで太平洋艦隊将兵はベトナム海軍の第4海軍管区司令部の代表とカンホア省人民委員会指導部と会合します」
マトヴェーエフ
は伝えた。

彼によると、病院船の乗組員と医療要員は、外国港の観光名所と歴史的な場所を見物する。

「イルティシュ」は、約3ヶ月の間、地中海水域のロシア海軍常設作戦連合部隊の艦船の一員として行動した。



プロジェクト320病院船「イルティシュ」は、ポーランドシュチェチン造船所で1988年11月25日に起工され、1989年7月6日に進水し、1990年7月31日に竣工し、1990年8月10日にソ連海軍へ就役しました。
就役後は太平洋艦隊へ配備されました。

2013年秋からナホトカ艦船修理工場で近代化改装が行なわれました。
16-0529b.jpg
16-0818c.jpg
[ロシア海軍のオビ級病院船は復帰する]

近代化改装終了後、2016年5月にはクリル諸島マトゥア島(松輪島)の調査へ参加しました。
[クリル諸島のマトゥア島でロシア海軍太平洋艦隊の基地建設の為の調査が進められている]

2016年8月18日、ASEAN諸国の国際演習『ADMMプラス』へ参加する為、ウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはタイへ向かった]

9月1日にタイバンコクへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはASEANの国際演習へ参加する為にタイのバンコクへ到着した]

9月9日には、南シナ海タイ、日本、中国の艦と災害救助の為の合同演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは南シナ海でタイ、日本、中国の艦と合同演習を行なった]

9月13日にバンコクを出航し、ウラジオストクへの帰路に就きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』参加部隊と合流した]

2016年9月26日にウラジオストクへ帰港しました。
[ASEAN諸国の国際演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはウラジオストクへ帰港した]


その後、太平洋艦隊広報部からの発表は有りませんでしたが、2017年初頭には地中海へ派遣され、約3ヶ月間滞在した後、ウラジオストクへの帰路に就きました。
地中海東部に居る間には、キプロスリマソールシリアタルトゥースへ寄港した事も有ったようです。
17-0518b.jpg

5月18日にはマレーシアランカウイ島へ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはマレーシアのランカウイを訪れた]

5月23日にランカウイを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはマレーシアを去った]

そして5月25日にはベトナムカムラン港へ入港しました。
17-0525a.jpg


カムラン港には、4月27日から5月1日まで太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」が訪れています。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはベトナムのカムラン港を訪れた]
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはベトナムのカムラン港を去った]

ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはマレーシアを去った

17-0523b.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年5月23日7時13分配信
【太平洋艦隊の病院船「イルティシュ」はマレーシアのランカウイ港への訪問を完了した】

訪問の枠組みで太平洋艦隊将兵はマレーシア王立海軍及び同市行政部の代表と会合した。
太平洋艦隊病院船の乗組員と医療要員は、外国港の観光名所と歴史的な場所を見物した。

更に、船は停泊中に燃料、水、食料の在庫を補充した。

「イルティシュ」は、約3ヶ月の間、地中海水域のロシア海軍常設作戦連合部隊の一員として行動した。

[参照]
320型船「イルティシュ」
は、1981年1月からソヴィエト社会主義共和国連邦海軍へ加入している。

病院船「イルティシュ」は、沿岸及び海上で負傷者と病人を受け入れる事が出来る。

病院船の任務は、平時あるいは戦闘行動時の負傷者、病人、被災者への医療援助の提供、更には、遭難した艦船からの避難、海上での艦船及び潜水艦の乗組員の休養の為の組織的活動にある。

船内には、患者100名分のベッドが在り、緊急時には450名を受け入れる。
更に200名分のリハビリテーション用のベッドが在る。
全ての医療室には必要な機器が装備されている。



プロジェクト320病院船「イルティシュ」は、ポーランドシュチェチン造船所で1988年11月25日に起工され、1989年7月6日に進水し、1990年7月31日に竣工し、1990年8月10日にソ連海軍へ就役しました。
就役後は太平洋艦隊へ配備されました。

2013年秋からナホトカ艦船修理工場で近代化改装が行なわれました。
16-0529b.jpg
16-0818c.jpg
[ロシア海軍のオビ級病院船は復帰する]

近代化改装終了後、2016年5月にはクリル諸島マトゥア島(松輪島)の調査へ参加しました。
[クリル諸島のマトゥア島でロシア海軍太平洋艦隊の基地建設の為の調査が進められている]

2016年8月18日、ASEAN諸国の国際演習『ADMMプラス』へ参加する為、ウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはタイへ向かった]

9月1日にタイバンコクへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはASEANの国際演習へ参加する為にタイのバンコクへ到着した]

9月9日には、南シナ海タイ、日本、中国の艦と災害救助の為の合同演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは南シナ海でタイ、日本、中国の艦と合同演習を行なった]

9月13日にバンコクを出航し、ウラジオストクへの帰路に就きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』参加部隊と合流した]

2016年9月26日にウラジオストクへ帰港しました。
[ASEAN諸国の国際演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはウラジオストクへ帰港した]


その後、太平洋艦隊広報部からの発表は有りませんでしたが、2017年初頭には地中海へ派遣され、約3ヶ月間滞在した後、ウラジオストクへの帰路に就きました。
地中海東部に居る間には、キプロスリマソールシリアタルトゥースへ寄港した事も有ったようです。
17-0518b.jpg

5月18日にはマレーシアランカウイ島へ寄港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはマレーシアのランカウイを訪れた]

そして5月23日にランカウイを出航しました。
17-0523c.jpg


なお、マレーシアの近くのインドネシアには、現在、太平洋艦隊旗艦の親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」が居ます。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはインドネシアのタンジュンプリオクを訪れた]

ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはマレーシアのランカウイを訪れた

17-0518a.jpg
『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年5月18日11時13分配信
【太平洋艦隊の病院船「イルティシュ」はマレーシアのランカウイ港へ寄港した】
ウラジオストク、5月18日、インタファクス-AVN

太平洋艦隊病院船「イルティシュ」は、木曜日にランカウイ港(マレーシア)へ到着した。

「訪問の枠組みで太平洋艦隊将兵はマレーシア王立海軍及び同市行政部の代表と会合します。
太平洋艦隊の病院船の乗組員と医療要員は、外国港の観光名所と歴史的な場所を見物します」
太平洋艦隊
広報サービスは伝えた。

更に、は停泊中に燃料、水、食料の在庫を補充する。

声明では、「イルティシュ」が約3ヶ月の間、地中海水域のロシア海軍常設作戦連合部隊の一員であった事が指摘されている。

浮揚病院「イルティシュ」は、沿岸及び海上で負傷者と病人を受け入れる事が出来る。
船内には、患者100名分のベッドが在り、緊急時には450名を受け入れる。
更に200名分のリハビリテーション用のベッドが在る。
全ての医療室には必要な機器が装備されている。

肉体訓練全般の為、船上には、トレーニング及び競技形式スポーツ(テニス、バレーボール、ミニサッカー)の大広間が設けられている。
リハビリテーションセンターには、体育館、プール、サウナ、射撃練習場リラックスサロンが含まれる。

病院船の任務は、平時あるいは戦闘行動時の負傷者、病人、被災者への医療援助の提供、更には、遭難した艦船からの避難にある。



プロジェクト320病院船「イルティシュ」は、ポーランドシュチェチン造船所で1988年11月25日に起工され、1989年7月6日に進水し、1990年7月31日に竣工し、1990年8月10日にソ連海軍へ就役しました。
就役後は太平洋艦隊へ配備されました。

2013年秋からナホトカ艦船修理工場で近代化改装が行なわれました。
16-0529b.jpg
16-0818c.jpg
[ロシア海軍のオビ級病院船は復帰する]

近代化改装終了後、2016年5月にはクリル諸島マトゥア島(松輪島)の調査へ参加しました。
[クリル諸島のマトゥア島でロシア海軍太平洋艦隊の基地建設の為の調査が進められている]

2016年8月18日、ASEAN諸国の国際演習『ADMMプラス』へ参加する為、ウラジオストクを出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはタイへ向かった]

9月1日にタイバンコクへ到着しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはASEANの国際演習へ参加する為にタイのバンコクへ到着した]

9月9日には、南シナ海タイ、日本、中国の艦と災害救助の為の合同演習を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは南シナ海でタイ、日本、中国の艦と合同演習を行なった]

9月13日にバンコクを出航し、ウラジオストクへの帰路に就きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュは中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』参加部隊と合流した]

2016年9月26日にウラジオストクへ帰港しました。
[ASEAN諸国の国際演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊の病院船イルティシュはウラジオストクへ帰港した]


その後、太平洋艦隊広報部からの発表は有りませんでしたが、2017年初頭には地中海へ派遣され、約3ヶ月間滞在した後、ウラジオストクへの帰路に就きました。
17-0518b.jpg

そして5月18日にはマレーシアランカウイ島へ寄港しました。
17-0518c.jpg

なお、マレーシアの隣のシンガポールには、現在、太平洋艦隊旗艦の親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」が居ます。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはシンガポールのチャンギ港を訪れた]

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは艦載ヘリコプターの着艦訓練を行なった

17-0423c.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年4月23日10時12分配信
【太平洋艦隊のヘリコプター飛行士は大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」の甲板への着艦へ取り組んだ】

太平洋艦隊の海洋射爆場での練習-訓練飛行の実施中、艦載ヘリコプター飛行士は、日中の様々な時間に、移動中及び投錨停泊中の艦の甲板へ25回のの着艦を行なった。

戦闘訓練活動の枠組みにおいて、ヘリコプター飛行士は、経験豊富なインストラクターの指導下で飛行技量の回復の課題へ取り組み、乗員の1人は、航空艦の甲板への初めての着艦を行なった。

艦の乗組員と飛行士との間の連携への取り組みは、船員と飛行士の専門的な訓練要素の1つである。
艦への着艦は、海軍航空隊の飛行士の訓練で最も困難な種類である。
最初に飛行士は、飛行場と、更に飛行ルート上での飛行へ取り組み、その後でのみ艦への着艦が許される。

ヘリコプター乗員の訓練プログラムでは、夜間の飛行へ特に注意が払われた。
ヘリコプター乗員は、計器使用下で着艦へのアプローチを行ない、海上を飛行し、空中から艦をカバーした。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(548、1991年12月15日就役)は、2016年8月中旬にウラジオストクを出航し、12月22日に帰港しています。
この間、9月には北極圏北方艦隊との合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは北極圏遠征から戻ってきた]


4月13日、「アドミラル・パンテレーエフ」は、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」と共に出航し、対空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で対空戦闘訓練を行なった]

そして4月22日~23日には、沿海地方ニコラエフカ基地艦載ヘリコプターKa-27が、出航した「アドミラル・パンテレーエフ」で発着艦訓練を行ないました。
17-0412c.jpg

4月11日~12日には、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」で同様の訓練が行われています。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海でヘリコプターの発着艦訓練を行なった]

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフとアドミラル・ヴィノグラードフは日本海で対空戦闘訓練を行なった

17-0413a.jpg
17-0413b.jpg
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年4月13日5時32分配信
【太平洋艦隊の艦は空中標的への戦闘射撃を実行した】

太平洋艦隊海上戦闘訓練射爆場で、の乗組員は、冬期訓練期間の結果の査定点検の枠組みで、仮想敵の空中攻撃手段からの攻撃を撃退する任務へ成功裏に取り組んだ。

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」で構成される太平洋艦隊捜索-打撃艦グループは、仮想敵の空中攻撃手段の大規模な攻撃を撃退する為の複合任務へ取り組んだ。

電波電子戦闘手段を活性化させ、アクティブ及びパッシブ妨害を発信した。
射撃実施防御線へ接近する標的へ、の乗組員は、小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」の艦上から打ち出されたミサイル標的「サマン」へ単一実地ミサイル-砲射撃を実行した。
戦闘活動の実施中に全ての指定目標は成功裏に破壊された。

出航中のは、今後に太平洋艦隊対潜航空隊と協同で仮想敵潜水艦の合同捜索を実行する。
そして更に、一連の艦内演習と訓練を実施する。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)は、2016年3月末にウラジオストクを出航し、東南アジア及び太平洋海域への遠洋航海を実施しました。
[大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフ遠距離航海(2016年3月-8月)]

この遠洋航海中の2016年4月中旬にはアジア太平洋地域国際海軍演習『コモド-2016』へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフが参加した国際演習『コモド-2016』は終了した]

2016年5月には国際海軍演習『ADMMプラス-2016』へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは国際海軍演習『ADMMプラス-2016』へ参加する]

2016年7月にはハワイ沖まで行きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはハワイ沖へ現れた]

2016年8月8日にウラジオストクへ帰港しました。



その後はウラジオストクで整備が行なわれていたようです。

2017年4月4日、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は久々に出航し、日本海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海で対潜戦闘及び機雷掃討訓練を行なった]
対潜戦闘訓練にはソヴィエツカヤ・ガヴァニ近郊のカーメニ・ルチェイ基地に駐留する海軍航空隊対潜哨戒機Tu-142M3と、沿海地方ニコラエフカ基地に駐留する対潜哨戒機Il-38も参加し、更に、太平洋艦隊所属のプロジェクト877潜水艦(キロ級)が「敵役」を務めました。

翌4月5日には、対水上、対空砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海で砲撃訓練を行なった]

4月11日~12日には沿海地方ニコラエフカ基地艦載ヘリコプターKa-27が、出航した大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」で発着艦訓練を行ないました。
17-0412c.jpg
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海でヘリコプターの発着艦訓練を行なった]


一方、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」(548、1991年12月15日就役)は、2016年8月中旬にウラジオストクを出航し、12月22日に帰港しています。
この間、9月には北極圏北方艦隊との合同演習を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・パンテレーエフは北極圏遠征から戻ってきた]


そして4月13日、「アドミラル・パンテレーエフ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」は一緒に出航し、対空戦闘訓練を実施し、小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」(350、1990年12月29日就役)から発射されたミサイル標的「サマン」を撃墜しました。

小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」
17-0405a.jpg

ミサイル標的「サマン」は、高射ミサイル「オサー-MA」をベースにした標的用ミサイルです。
17-0328c.jpg


今後、「アドミラル・パンテレーエフ」「アドミラル・ヴィノグラードフ」は、ニコラエフカ基地対潜哨戒機と共に対潜戦闘訓練を行なうようです。

ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海でヘリコプターの発着艦訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年4月12日8時8分配信
【太平洋艦隊のヘリコプター乗員は大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」の甲板への着艦に取り組んだ】

太平洋艦隊海軍航空隊航空基地の乗員は、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」の甲板からの発艦と着艦へ取り組んだ。

太平洋艦隊の海洋射爆場における訓練飛行実施中に、艦載ヘリコプターの飛行士は、一昼夜の明るい時間と暗い時間に、停止および航行中の艦への約30回の着艦を行なった。

戦闘訓練活動の枠組みにおいて、甲板への着艦に加え、ヘリコプター乗員は、仮想敵潜水艦の捜索と追跡の戦術動作、更には対潜任務遂行下での艦の乗組員との連携活動へ取り組んだ。
更に、電波工学兵装、対空防衛複合体、通信システムと航空機管理システムを点検する目的で艦の上空飛行が行なわれた。

艦の乗組員と飛行士との間の連携への取り組みは、船員と飛行士の専門的な訓練要素の1つである。
艦への着艦は、海軍航空隊の飛行士の訓練で最も困難な種類である。
最初に飛行士は、飛行場と、更に飛行ルート上での飛行へ取り組み、その後でのみ艦への着艦が許される。

ヘリコプター乗員の訓練プログラムでは、夜間の飛行へ特に注意が払われた。
ヘリコプター乗員は、計器使用下で着艦へのアプローチを行ない、海上を飛行し、空中から艦をカバーした。



ロシア太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」(572、1989年5月1日就役)は、2016年3月末にウラジオストクを出航し、東南アジア及び太平洋海域への遠洋航海を実施しました。
[大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフ遠距離航海(2016年3月-8月)]

この遠洋航海中の2016年4月中旬にはアジア太平洋地域国際海軍演習『コモド-2016』へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフが参加した国際演習『コモド-2016』は終了した]

2016年5月には国際海軍演習『ADMMプラス-2016』へ参加しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは国際海軍演習『ADMMプラス-2016』へ参加する]

2016年7月にはハワイ沖まで行きました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフはハワイ沖へ現れた]

2016年8月8日にウラジオストクへ帰港しました。



その後はウラジオストクで整備が行なわれていたようです。

2017年4月4日、大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」は久々に出航し、日本海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海で対潜戦闘及び機雷掃討訓練を行なった]
対潜戦闘訓練にはソヴィエツカヤ・ガヴァニ近郊のカーメニ・ルチェイ基地に駐留する海軍航空隊対潜哨戒機Tu-142M3と、沿海地方ニコラエフカ基地に駐留する対潜哨戒機Il-38も参加し、更に、太平洋艦隊所属のプロジェクト877潜水艦(キロ級)が「敵役」を務めました。

翌4月5日には、対水上、対空砲撃訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは日本海で砲撃訓練を行なった]

そして4月11日~12日には太平洋艦隊海軍航空隊航空基地艦載ヘリコプターKa-27が、出航した大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」で発着艦訓練を行ないました。
17-0412c.jpg

この航空基地は、沿海地方ニコラエフカの事でしょう。
17-0412a.jpg
17-0412b.jpg


なお、ニコラエフカ基地に駐留する対潜哨戒機Il-38は、4月11日に日本海上空を飛行しています。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年4月11日発表
【ロシア機の日本海及び太平洋における飛行について】