ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦ヴィシニィ・ヴォロチェクはフリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"との合同訓練を行なう

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2017年9月19日17時19分配信
【黒海艦隊の小型ロケット艦「ヴィシニィ・ヴォロチェク」及びフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は海上での艦の戦闘能力を点検した】

本日(9月19日)、黒海艦隊の最新小型ロケット艦「ヴィシニィ・ヴォロチェク」フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」は、工場航行試験の枠組みにおいて、艦隊の戦闘訓練射爆場での任務遂行を開始した。

特に、乗組員は演習を実施し、支隊の組織的対空防衛、通信訓練、合同操艦、保護されていない泊地での艦の組織的防護へ取り組む。

プロジェクト21631小型ロケット艦は、公開株式会社『ゼレノドリスク計画設計局』により開発された多目的艦であり、現代的な風貌の砲、ミサイル、対水中工作、高射、電波工学兵装を装備する。

「ヴィシニィ・ヴォロチェク」は、より増加した排水量を有し、海上及び沿岸目標を撃破する為に意図されている最新の高精度長距離ミサイル汎用ミサイル複合体「カリブル-NK」を装備する近代化された「ブヤン-M」シリーズの6隻目である。



[新世代小型ロケット艦「ブヤン-M」]

プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦の6番艦「ヴィシニィ・ヴォロチェク」は2013年8月29日に起工され、2016年8月22日に進水しました。

「ブヤン-M」の1~5番艦はドイツMTU社製ディーゼルエンジンを装備していましたが、ヨーロッパ連合対ロシア制裁により以後の供給が停止した為、6番艦「ヴィシニィ・ヴォロチェク」以降は、ドイツ製ディーゼルをライセンス生産した中国製ディーゼルエンジンが装備されます。
[ロシア海軍の為の最新鋭小型ロケット艦ブヤン-Mの6番艦以降は中国製ディーゼルエンジンを装備する]

艤装を完了した「ヴィシニィ・ヴォロチェク」は、7月下旬から8月初頭に掛けて内陸水路経由でゼレノドリスクからノヴォロシースクへ回航されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第6のブヤン-M小型ロケット艦ヴィシニィ・ヴォロチェクはノヴォロシースクへ回航された]
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第6のブヤン-M小型ロケット艦ヴィシニィ・ヴォロチェクは黒海での航行試験の準備を行なっている]
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9月5日、「ヴィシニィ・ヴォロチェク」は洋上試験の為に初めて出航しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のブヤン-M小型ロケット艦ヴィシニィ・ヴォロチェクは黒海で洋上試験を開始した]

9月19日からは、黒海艦隊フリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」(2016年3月11日就役)と洋上での合同訓練を開始しました。


「ヴィシニィ・ヴォロチェク」ロシア海軍への引き渡しは2017年10月に予定されており、就役後は黒海艦隊へ配備されます。
[6隻目のブヤン-M小型ロケット艦ヴィシニィ・ヴォロチェクは2017年にロシア海軍へ引き渡される]
[第6のブヤン-M小型ロケット艦ヴィシニィ・ヴォロチェクは2017年10月にロシア海軍黒海艦隊へ引き渡される]


プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦は、既に10隻が起工され、この内の5隻がロシア海軍へ引き渡されています。
全てロシア内陸部ゼレノドリスク『A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場』で建造されています。
[小型ロケット艦プロジェクト21631「ブヤン-M」]

建造番号631「グラード・スヴィヤージスク」Град Свияжск
2010年8月27日起工/2013年3月9日進水/2014年7月27日就役
カスピ小艦隊へ配備

建造番号632「ウグリーチ」Углич
2011年7月22日起工/2013年4月10日進水/2014年7月27日就役
カスピ小艦隊へ配備

建造番号633「ヴェリキー・ウスチュグ」Великий Устюг
2011年8月27日起工/2014年5月21日進水/2014年11月19日就役
カスピ小艦隊へ配備

建造番号634「ゼリョヌイ・ドル」Зелёный Дол
2012年8月29日起工/2015年4月2日進水/2015年12月12日就役
黒海艦隊へ配備/2016年10月にバルト艦隊へ転属

建造番号635「セルプホフ」Серпухов
2013年1月25日起工/2015年4月3日進水/2015年12月12日就役
黒海艦隊へ配備/2016年10月にバルト艦隊へ転属

建造番号636「ヴィシニィ・ヴォロチェク」Вышний Волочек
2013年8月29日起工/2016年8月22日進水/2017年10月就役予定
黒海艦隊へ配備予定

建造番号637「オレホヴォ・ズエヴォ」Орехово-Зуево
2014年5月29日起工/2019年10月就役予定
黒海艦隊へ配備予定

建造番号638「イングシェチア」Ингушетия
2014年8月29日起工/2018年10月就役予定
黒海艦隊へ配備予定

建造番号639「グライヴォロン」Грайворон
2015年4月10日起工/2020年就役予定

建造番号640「グラード」Град
2017年4月24日起工/2020年就役予定



現在の所、プロジェクト21631は12番艦までの建造が計画されています。
[ロシア海軍の為のブヤン-M小型ロケット艦3隻(10-12番艦)の建造契約が締結された]
[ロシア海軍の為のプロジェクト21631小型ロケット艦の10番艦グラードは起工された]

プロジェクト21631の主要兵装は有翼ミサイル複合体「カリブル」です。
「カリブル」には、対艦攻撃型(最大射程375km)と対地攻撃型(最大射程2500km)が有ります。
[巡航ミサイル「カリブル」対地攻撃型は2500kmの最大射程を有する]

従来の小型ロケット艦は対艦攻撃のみに特化していましたが、「ブヤン-M」は対地攻撃用の有翼ミサイルを搭載する事により、地上への戦力投射にも使用できるようになりました。


2015年10月7日、カスピ小艦隊「ブヤン-M」3隻(「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」)は、カスピ海からシリアISIL(イラク・レバントのイスラム国)拠点へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]

カスピ小艦隊「ブヤン-M」3隻は、11月21日にも「カリブル」による攻撃を行なっています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

2016年8月19日には、黒海艦隊「ブヤン-M」2隻が地中海東部(シリア沖)からシリア領内のテロ組織「アル=ヌスラ戦線」の施設へ有翼ミサイル「カリブル」を発射しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルとセルプホフはシリアのアル=ヌスラ戦線を巡航ミサイル"カリブル"で攻撃した]

ロシア海軍北方艦隊の水上艦と原子力潜水艦はバレンツ海で超音速対艦ミサイルを発射した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年9月19日16時54分配信
【北方艦隊多種戦力はバレンツ海での演習中に有翼ミサイルで目標を成功裏に撃破した】

本日(9月19日)、バレンツ海エリアにおける北方艦隊多種戦力の試験演習実施の枠組みで、水上艦、潜水艦、更には沿岸連合部隊のミサイル兵器複合体を用いた海上目標への5回の有翼ミサイル射撃が成功裏に実施された。

演習計画によると、艦隊の多種打撃戦力は、、様々な海域に位置する複数の仮想敵艦船グループを撃退する必要が有った。

最初のミサイル打撃は、約400キロメートル離れた場所に位置する目標に対するものであり、テリベルスキー岬に配置された沿岸ミサイル複合体「バスチオン」から発射された。

その後、更にもう1つの複雑な配置目標を意味する仮想敵艦船グループへの大掛かりなミサイル打撃は、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」乗組員が、原子力水中ロケット巡洋艦「ヴォロネジ」及び「「オリョール」乗組員と共に与えた。
射撃は、バレンツ海の様々な海域から、戦闘艦の射撃から200~300キロメートル離れた単一目標へ、対艦有翼ミサイル「グラニート」により実施された。
ロケット水中巡洋艦は水中位置から射撃を実施した。

仮想敵揚陸艦部隊を意味する複雑な標的ポジションへのミサイル射撃の最終段階では、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」バレンツ海の指定海域から対艦有翼ミサイル「モスキート」によりミサイル打撃を与えた。

演習の予備結果によると、ミサイル射撃が実施された全ての標的は成功裏に撃破された。

北方艦隊多種戦力の試験演習の初期段階では、水上艦及び潜水艦の乗組員が戦闘ミサイル射撃の準備のための訓練を実施し、仮想敵艦船グループ撃破の為の戦術行動へ取り組んだ。
北方艦隊多種戦力の試験演習のエピソード実行中、水上目標を探知し、それにミサイル兵器を使用する為の北方艦隊の主要打撃艦グループ、航空隊及び潜水艦の間の連携へ特別な注意が払われた。

全ての戦闘演習は、必要な安全施策の順守を慎重に監視して実施された。
バレンツ海のミサイル射撃実施海域は、民間の船舶航行が事前に閉鎖された。

北方艦隊の多種戦力試験演習は、北方艦隊司令官ニコライ・エフメノフ中将の統制下で9月14日から実施されている。
演習には、合計で20隻以上の戦闘艦と10隻以下の原子力潜水艦及びディーゼル潜水艦、約20隻の支援船、30機以下の航空機が参加する。
更に、描かれる演習の様々なエピソードへ北方艦隊の5000名以上の将兵と300両以上の車輌と兵器が関与する。



ロシア北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)は、今年7月30日の『ロシア海軍の日』クロンシュタットの観艦式へ参加し、8月11日に帰港しました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊の艦船はセヴェロモルスクへ帰投した]

駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」(1994年4月17日就役)は、今年8月下旬にバレンツ海で砲撃演習を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフは対地砲撃訓練を実施した]


9月4日には、北方艦隊の戦闘準備態勢の点検の為の演習へ共に参加しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年9月4日17時18分配信
【北方艦隊はバレンツ海で打撃グループの形成へ取り組んだ】


そして9月14日から始まった北方艦隊の演習にも揃って参加する事になりました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはロシア海軍北方艦隊の演習へ参加する]

演習2日目の9月15日には、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」艦上戦闘機Su-33「敵役」となり、Su-33の航空攻撃を撃退する演習が実施されました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海の演習で艦上戦闘機Su-33の攻撃を撃退した]

演習3日目となる9月16日には、北方艦隊支援船3隻が演じる敵の揚陸艦部隊を撃破しました。
(ただし、本当にミサイルや魚雷を発射したわけではありませんが)
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海の演習で敵の揚陸艦部隊を撃破した]

同日、重戦略用途原子力水中巡洋艦TK-208「ドミトリー・ドンスコイ」(1982年12月14日就役)が、白海海軍基地(セヴェロドヴィンスク)所属の小型対潜艦2隻と共に演習部隊本隊へ合流しました。
[タイフーン級戦略原潜ドミトリー・ドンスコイはロシア海軍北方艦隊の演習へ参加する]

演習4日目の9月17日、北方艦隊プロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級巡航ミサイル原潜)は、支援船3隻が演じる仮想敵艦船部隊へ対艦ミサイルの模擬発射を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年9月17日12時31分配信
【北方艦隊の水中巡洋艦は艦船グループへ仮想打撃を与えた】

演習5日目の9月18日、「ピョートル・ヴェリキー」「アドミラル・ウシャコーフ」は、ルイバチー半島近辺で海上標的と沿岸目標へ130mm砲による砲撃を行ないました。
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[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはルイバチー半島付近で130mm砲の砲撃訓練を行なった]


そして演習6日目の9月19日、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」原子力水中巡洋艦「ヴォロネジ」及び「オリョール」、駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」、更には北方艦隊地対艦ミサイル「バスチオン」部隊は、バレンツ海の海上標的へ対艦ミサイルを発射しました。

発射されたのは、3種類の対艦ミサイルです。
沿岸ミサイル複合体「バスチオン」:超音速対艦ミサイル「オーニクス」
「ピョートル・ヴェリキー」、「ヴォロネジ」、「オリョール」:超音速対艦ミサイル「グラニート」
「アドミラル・ウシャコーフ」:超音速対艦ミサイル「モスキート」


超音速地対艦ミサイル「バスチオン」は、2016年2月から北方艦隊への配備が始まっています。
[ロシア海軍北方艦隊へ超音速地対艦ミサイル"バスチオン"が配備された]

ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第2段階はウラジオストクで始まった

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年9月19日6時5分配信
【ウラジオストクで演習『海洋協同-2017』の沿岸段階が実施されている】

ウラジオストクでは、ロシア-中国海軍国際演習『海洋協同-2017』第2段階の沿岸フェーズが実施されている。

太平洋艦隊の将校会館では、合同演習統制本部の海上での活動の直接の準備へ取り組む作業が円滑に進められている。

演習の沿岸フェーズ実施中にロシア側中国側の戦術グループ指揮官へ任務が指示される。
協同行動、通信訓練、戦術飛行、ヘリコプター演習実施の為の両国の艦のヘリコプター発着場の点検に関する会合が開かれる。
更に、双方の公式レセプション、スポーツ及び文化行事が行なわれ、ロシア及び中国の船員の艦船の相互訪問が組織される。
また、太平洋艦隊沿岸部隊の射爆場「ゴルノスタイ」で、対テロリスト活動に関する両国の海軍歩兵の訓練が行われる。

演習の海上フェーズは、9月22日から26日まで日本海エリア及びオホーツク海南部で実施される。
太平洋艦隊及び中国海軍から約15隻の艦船及び潜水艦、2隻の深海救助装置、4機の対潜航空機と4隻の艦載ヘリコプターが関与する。

ロシア及び中国海軍間で定期的に実施される同様の演習は既に6度目であり、両国海軍の実地協力の強化と海上での様々な脅威への対抗へと向けられている。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年9月19日6時14分配信
【国際演習『海洋協同-2017』統制官は「ヴォロシーロフ砲台」を訪れた】

ロシア-中国海軍国際演習『海洋協同-2017』第2段階の統制官は、太平洋艦隊軍事歴史博物館支所「ヴォロシーロフ砲台」を訪れた。

ロシア海軍副総司令官アレクサンドル・フェドテンコフ中将と、中国士官グループを伴った中国海軍副司令員ティアン・ツォン(田中)中将は、見学旅行で太平洋艦隊軍事歴史博物館支所「ヴォロシーロフ砲台」を訪れた。
歴史的複合施設「ヴォロシーロフ砲台」で、彼らは地下居住区、機器室、弾薬庫を視察した。

また、外国のゲストには、軍事愛国文化レクリエーション公園「パトリオット」支所の施設を視察する機会が与えられた。
彼等は、テーマ室~射的場、オートレース場、馬路、兵器及び軍用車両の展示を視察した。

[参照]
「ヴォロシーロフ砲台」
は、クリメント・ヴォロシーロフに因んで命名された口径305mmの第981沿岸砲塔である。
砲台はルースキー島に位置している。
同様の砲台はセヴァストーポリのみに存在する。

2つの砲塔の地下には、それぞれ地下居住区、機器室、弾薬庫が有り、合計で3階である。
これらの砲塔は、長さ250メートルの地下通路により互いに接続されている。

「ヴォロシーロフ砲台」は、世界でもユニークな要塞の1つである。
その建設の決定は1931年春に下された。
次の2年間は、岩盤掘削及び地下作業にのみ費やされた。
砲塔と砲身は海上から島へ届けられ、そこから特殊鉄道で運ばれた。
最初の砲塔は1934年2月1日、第2砲塔は1934年4月1日に準備された。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
沿海地域情報供給部(ウラジオストク)発表
2017年9月19日11時44分配信
【演習『海洋協同-2017』実施の戦闘指示書が戦術グループ指揮官へ手交された】

ロシア-中国海軍演習『海洋協同-2017』合同統制本部でロシア及び中国の戦術グループ指揮官へ演習実施の戦闘指示書の手交式典が開催された。

本日、太平洋艦隊の将校会館で、演習『海洋協同-2017』統制官~ロシア海軍副総司令官アレクサンドル・フェドテンコフ中将中国海軍副司令員ティアン・ツォン(田中)中将は、演習実施の戦闘指示書を承認した。
合同統制本部の責任者は、この指示書を戦術艦船グループ指揮官へ伝達した。

指示書の手交後、統制本部と戦術グループ司令部は、今後、ロシア及び中国艦が演習『海洋協同-2017』のプランを実際に海上で実行する為の演習のエピソードの配置図への取り組みをすぐに開始する。

演習の海上フェーズは、9月22日から26日まで日本海エリア及びオホーツク海南部で実施される。
太平洋艦隊及び中国海軍から約15隻の艦船及び潜水艦、2隻の深海救助装置、4機の対潜航空機と4隻の艦載ヘリコプターが関与する。



ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

『海洋協同-2016』:2016年9月中旬に南シナ海で実施
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]


2017年の『海洋協同-2017』は、バルト海、日本海、オホーツク海で実施されることになりました。

まず、今年7月下旬にバルト海『海洋協同-2017』の第1段階が実施されました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階はバルト海で実施された]

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そして9月には日本海オホーツク海『海洋協同-2017』の第2段階が実施されます。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第2段階は2017年9月18日から26日まで沿海地方、日本海とオホーツク海で実施される]

中国海軍の演習参加部隊は9月13日に青島を出航し、9月14日に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年9月15日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

[中国海軍演習参加部隊]
駆逐艦「石家荘」
フリゲート「大慶」
総合補給艦「太湖」
潜水艦救難艦「長島」(深海救助艇「LR-7」を搭載)
艦上ヘリコプターZ-9C、Z-9D


9月16日には、合同演習の中国側統制官を務める中国海軍副司令員ティアン・ツォン(田中)中将と、合同演習本部要員を務める中国海軍士官団ウラジオストクへ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年9月16日10時57分配信
【ウラジオストクへ中国海軍士官グループが到着した】

9月18日午前、中国海軍の演習参加部隊はウラジオストク金角湾第33埠頭へ到着し、歓迎式典が開催されました。

[ロシア海軍との合同演習『海洋協同-2017』第2段階に参加する中国海軍艦船部隊はウラジオストクへ到着した]

9月19日には、中国海軍士官団のルースキー島「ヴォロシーロフ砲台」の見学などが行なわれました。


ロシア海軍からは、以下の艦船と航空機が合同演習へ参加します。

大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」
救助船「イーゴリ・ベロウソフ」(救助深海装置AS-40を搭載)
ロケット艇R-11
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」
水路測量船「ヴィクトール・ファレーエフ」
海洋曳船「MB-93」
ディーゼルエレクトリック潜水艦×2隻
艦上ヘリコプターKa-27PL、Ka-27PS
対潜哨戒機IL-38×2機
対潜哨戒機Tu-142M3×2機


『海洋協同-2017』第2段階は9月18日から始まっていますが、実際に海上での演習が行なわれるのは9月22日から26日になります。

ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはルイバチー半島付近で130mm砲の砲撃訓練を行なった


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年9月18日19時15分配信
【北方艦隊打撃艦グループは海軍歩兵の砲撃を支援した】

本日(9月18日)、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」率いる打撃艦グループは、バレンツ海における北方艦隊の多種戦力演習実施の枠組みで、海上及び沿岸目標への複合砲射撃を行なった。

戦術的環境における戦闘砲射撃は、海岸の組織的防衛及び仮想敵の海洋揚陸部隊の上陸の撃退のエピソードとなった。
それは、本日、北方艦隊海軍歩兵によりスレドニィ半島で開始された。

演習計画下で仮想敵支隊は、バレンツ海沿岸の戦略的に重要な地域を占領する目的でルイバチー半島及びスレドニィ半島への揚陸作戦実施を試みた。

仮想敵揚陸支隊の動向に関するデータを受け取り、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」及び駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」で構成される打撃艦グループは、上陸作戦が意図される地域へ進出し、砲撃により仮想敵の艦船グループ及び上陸部隊へ最大限のダメージを与えた。

このエピソード中に、射撃制御はロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」及び駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」AK-130砲の戦闘班により行なわれた。
戦闘射撃は海上標的のポジションへ行なわれ、続いて視認できない沿岸目標への見越し砲撃が行なわれた。
砲撃の調整と目標照準の明確化は、無人飛行装置を用いて行なわれた。
更には、その助力により、射撃実施の有効性が評価された。

演習の予備結果によると、射撃が行なわれた全ての標的は成功裏に撃破された。

北方艦隊の多種戦力試験演習は、北方艦隊司令官ニコライ・エフメノフ中将の統制下で9月14日から実施されている。
演習には、合計で20隻以上の戦闘艦と10隻以下の原子力潜水艦及びディーゼル潜水艦、約20隻の支援船、30機以下の航空機が参加する。
更に、描かれる演習の様々なエピソードへ北方艦隊の5000名以上の将兵と300両以上の車輌と兵器が関与する。



ロシア北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」(1998年4月18日就役)は、今年7月30日の『ロシア海軍の日』クロンシュタットの観艦式へ参加し、8月11日に帰港しました。
[クロンシュタットの『ロシア海軍の日』観艦式へ参加した北方艦隊の艦船はセヴェロモルスクへ帰投した]

駆逐艦「アドミラル・ウシャコーフ」(1994年4月17日就役)は、今年8月下旬にバレンツ海で砲撃演習を行なっています。
[ロシア海軍北方艦隊の駆逐艦アドミラル・ウシャコーフは対地砲撃訓練を実施した]


9月4日には、北方艦隊の戦闘準備態勢の点検の為の演習へ共に参加しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年9月4日17時18分配信
【北方艦隊はバレンツ海で打撃グループの形成へ取り組んだ】


そして9月14日から始まった北方艦隊の演習にも揃って参加する事になりました。
[重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはロシア海軍北方艦隊の演習へ参加する]

演習2日目の9月15日には、北方艦隊「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」艦上戦闘機Su-33「敵役」となり、Su-33の航空攻撃を撃退する演習が実施されました。
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーと駆逐艦アドミラル・ウシャコーフはバレンツ海の演習で艦上戦闘機Su-33の攻撃を撃退した]

演習3日目となる9月16日には、北方艦隊支援船3隻が演じる敵の揚陸艦部隊を撃破しました。
(ただし、本当にミサイルや魚雷を発射したわけではありませんが)
[ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーはバレンツ海の演習で敵の揚陸艦部隊を撃破した]

同日、重戦略用途原子力水中巡洋艦TK-208「ドミトリー・ドンスコイ」(1982年12月14日就役)が、白海海軍基地(セヴェロドヴィンスク)所属の小型対潜艦2隻と共に演習部隊本隊へ合流しました。
[タイフーン級戦略原潜ドミトリー・ドンスコイはロシア海軍北方艦隊の演習へ参加する]

演習4日目の9月17日、北方艦隊プロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級巡航ミサイル原潜)は、支援船3隻が演じる仮想敵艦船部隊へ対艦ミサイルの模擬発射を行ないました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年9月17日12時31分配信
【北方艦隊の水中巡洋艦は艦船グループへ仮想打撃を与えた】


そして演習5日目の9月18日、「ピョートル・ヴェリキー」「アドミラル・ウシャコーフ」は、ルイバチー半島近辺で海上標的と沿岸目標へ130mm砲による砲撃を行ないました。
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ロシア海軍との合同演習『海洋協同-2017』第2段階に参加する中国海軍艦船部隊はウラジオストクへ到着した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2017年9月18日0時26分配信
【中国海軍艦船支隊は演習へ参加する為にウラジオストクへ到着する】
モスクワ、9月18日-ロシア通信社ノーボスチ

中国海軍戦闘艦支隊は、9月18日から26日まで太平洋艦隊の基地で実施されるロシア-中国海軍国際演習『海洋協同-2017』第2段階へ参加する為、月曜日にウラジオストクへ到着する。

演習『海洋協同-2017』第1段階は、7月22日から27日までバルト海で実施された。

中国海軍艦船支隊の歓迎式典は、ウラジオストク岸壁の第33艦船埠頭で開催される。
それには、ロシア海軍司令部、中国海軍及び中華人民共和国外交団の代表、双方の演習参加艦船の乗組員、儀仗衛兵中隊、太平洋艦隊本部オーケストラが出席する。

国際演習『海洋協同-2017』は、2017年9月18日から26日まで太平洋艦隊の基地で実施される。
演習には、2つの段階が含まれる~沿岸フェーズと海上部門。
沿岸フェーズは、2017年9月18日から21日までウラジオストクで実施される。
この間に相互交流、戦術飛行、双方の公式レセプション、スポーツ及び文化行事が行なわれる。
また、太平洋艦隊沿岸部隊射爆場「ゴルノスタイ」で両国の海軍歩兵の訓練が行われる。
演習の海上部門は9月22日から26日まで日本海エリア及びオホーツク海南部で実施される。


『プリマメディア』より
2017年9月18日配信
【駆逐艦に率いられた中国艦船はウラジオストク沿岸へ派遣された】

ウラジオストクへ到着した中国海軍艦船部隊の写真が載せられています。



ロシア海軍中国海軍は、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年に合同演習『海洋協同』Морское Взаимодействиеを実施しています。

『海洋協同-2012』:2012年4月下旬に黄海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2012」(2012年4月)]

『海洋協同-2013』:2013年7月上旬にピョートル大帝湾で実施
[ロシア・中国海軍合同演習は7月初頭にウラジオストク沖で実施される]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」が始まった]
[ロシア・中国海軍は海賊対処訓練を行なった]
[ロシア・中国海軍合同演習「海洋協同-2013」最終日に砲撃訓練が実施される]

『海洋協同-2014』:2014年5月下旬に東シナ海で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2014」]

『海洋協同-2015』第1段階:2015年5月下旬に地中海東部で実施
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

『海洋協同-2015』第2段階:2015年8月に日本海(沿海地方沖)で実施
[ロシア-中国海軍合同演習『海洋協同-2015』第2段階(2015年8月)]

『海洋協同-2016』:2016年9月中旬に南シナ海で実施
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]


2017年の『海洋協同-2017』は、バルト海、日本海、オホーツク海で実施されることになりました。

まず、今年7月下旬にバルト海『海洋協同-2017』の第1段階が実施されました。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第1段階はバルト海で実施された]

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そして9月には日本海オホーツク海『海洋協同-2017』の第2段階が実施されます。
[ロシア海軍と中国海軍の合同演習『海洋協同-2017』第2段階は2017年9月18日から26日まで沿海地方、日本海とオホーツク海で実施される]

中国海軍の演習参加部隊は9月13日に青島を出航し、9月14日に対馬海峡を通過しました。
『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2017年9月15日発表
【中国海軍艦艇の動向について】

[中国海軍演習参加部隊]
駆逐艦「石家荘」
フリゲート「大慶」
総合補給艦「太湖」
潜水艦救難艦「長島」(深海救助艇「LR-7」を搭載)
艦上ヘリコプターZ-9C、Z-9D


9月16日には、合同演習の中国側統制官を務める中国海軍副司令員ティアン・ツォン(田中)中将と、合同演習本部要員を務める中国海軍士官団ウラジオストクへ到着しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年9月16日10時57分配信
【ウラジオストクへ中国海軍士官グループが到着した】

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そして9月18日午前、中国海軍の演習参加部隊はウラジオストク金角湾第33埠頭へ到着し、歓迎式典が開催されました。
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ロシア海軍からは、以下の艦船と航空機が合同演習へ参加します。

大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
コルベット「ソヴェルシェーンヌイ」
救助船「イーゴリ・ベロウソフ」(救助深海装置AS-40を搭載)
ロケット艇R-11
小型対潜艦「ソヴィエツカヤ・ガヴァニ」
水路測量船「ヴィクトール・ファレーエフ」
海洋曳船「MB-93」
ディーゼルエレクトリック潜水艦×2隻
艦上ヘリコプターKa-27PL、Ka-27PS
対潜哨戒機IL-38×2機
対潜哨戒機Tu-142M3×2機


『海洋協同-2017』第2段階は9月18日に始まりますが、実際に海上での演習が行なわれるのは9月22日から26日になります。