ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ艦長はフィリピン海軍司令官を表敬訪問した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年4月21日8時33分配信
【太平洋艦隊の巡洋艦「ワリャーグ」艦長はフィリピン海軍司令官と会談した】

太平洋艦隊戦闘艦支隊マニラ港(フィリピン)訪問の枠組みにおいて、巡洋艦「ワリャーグ」艦長アレクセイ・ウリヤネンコ親衛2等海佐とロシア将校団は、フィリピン海軍司令官ロナルド・J・メルカドを表敬訪問した。
会談は、暖かく友好的な雰囲気の中で行なわれた。
伝統の下で、双方は両国海軍の象徴となる記念品を交換し、一緒に写真を撮った。

外国港への滞在の初日、巡洋艦「ワリャーグ」フィリピンロシア大使イーゴリ・ホワエフが訪れた。
また、太平洋艦隊船員とフィリピン海軍司令部の代表、ロシア大使は、フィリピンの国民的英雄ホセ・リサールの記念碑への献花式典に参加した。
フィリピン海軍将兵の為に、巡洋艦「ワリャーグ」の見学旅行が企画された。

太平洋艦隊艦船のマニラ港への寄港は4月24日まで続き、その後、彼らは遠距離海洋航海任務の遂行を継続する。

戦闘艦は、4月1日から世界の大洋海域で遠距離航海任務を遂行している。
航海は、ロシア連邦軍の国際軍事協力計画に沿って実施され、2ヶ月以上に渡って続く。
艦の遠洋航海中に釜山港(大韓民国)への寄港が行なわれた。
航海の主な目的は、アジア太平洋地域における聖アンドレイ旗のデモンストレーションと、アジア太平洋地域諸国との海軍協力の更なる発展にある。



ロシア太平洋艦隊旗艦親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年2月28日就役)は、2015年11月2日にウラジオストクを出航してインドへ向かい、インド海軍との合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』へ参加しました。
[ロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』(2015年12月)]

2015年12月29日には「ナヒーモフ勲章」を授与されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはナヒーモフ勲章を授与される]

2016年1月初頭には地中海東部へ入り、シリア沖へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはシリア沖で戦闘任務に就いている]

2016年6月には極東へ戻り、オホーツク海の演習へ参加した後、7月18日にウラジオストクへ帰港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは長期航海を終えてウラジオストクへ帰港した]

その後はウラジオストクで整備が行なわれていたようであり、2017年2月7日に戦闘訓練の為、出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは海上戦闘訓練の為に出航した]

2月9日に対空戦闘訓練を行ないました。
この時、東方軍管区(おそらくは沿海地方第22戦闘機航空連隊)所属の戦闘機Su-35Sが仮想敵役を務めました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは戦闘機Su-35と対空戦闘訓練を行なった]

2月13日にはピョートル大帝湾で対地、対艦、対空砲撃訓練を実施しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なった]

その後、「ワリャーグ」は一旦ウラジオストクへ帰港したようですが、3月6日に太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ提督や太平洋艦隊司令部要員を乗せて再び訓練のために出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは太平洋艦隊司令官の座乗の下に海上での訓練を行なう]

2017年3月18日には戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」と一緒に出航し、日本海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で対潜戦闘訓練を行なった]
戦闘訓練にはソヴィエツカヤ・ガヴァニ近郊のカーメニ・ルチェイ基地に駐留する海軍航空隊対潜哨戒機Tu-142M3も参加し、更に、太平洋艦隊所属のプロジェクト877潜水艦(キロ級)が「敵役」を務めました。

3月28日にも「ワリャーグ」「ブイストルイ」は一緒に出航し、今度は各種防空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]
戦闘訓練には太平洋艦隊海軍航空隊所属の迎撃戦闘機MiG-31対潜ヘリコプターKa-27PLも「空中標的」として参加しました。


そして2017年4月1日午前、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、アジア太平洋地域への遠洋航海へ向かう為、ウラジオストクを抜錨しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアジア太平洋地域への遠洋航海へ出発した]

「ワリャーグ」には中型海洋給油船「ペチェンガ」が随伴しています。

親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
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中型海洋給油船「ペチェンガ」
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中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年1月10日就役)は、昨年(2016年)9月に南シナ海で実施された中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加しました。
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]

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太平洋艦隊艦船支隊は4月2日に津軽海峡を通過して太平洋へ出ました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは津軽海峡を通過して太平洋へ出た]

4月6日には大隅海峡を通過して東シナ海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは大隅海峡を通過して東シナ海へ入った]

4月11日、大韓民国釜山(プサン)港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは韓国の釜山港を訪れた]

4月12日には太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将韓国を訪問し、韓国海軍の高官と会談を行ないました。
4月13日には韓国海軍代表団と共に「ワリャーグ」を視察しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年4月13日13時11分配信
【ロシア太平洋艦隊司令官は朝鮮共和国(大韓民国)海軍コマンド司令官と会談した】

太平洋艦隊艦船支隊は、4月14日に釜山(プサン)港を出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは韓国の釜山港を去った]

4月20日、太平洋艦隊艦船支隊は、フィリピンマニラ港を訪れました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはフィリピンのマニラ港を訪れた]
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翌4月21日には「ワリャーグ」艦長と将校団がフィリピン海軍司令部を表敬訪問しました。

ロシア海軍の為の新型掃海艦ウラジーミル・イェメリヤノフはサンクトペテルブルクで起工された


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年4月20日11時31分配信
【サンクトペテルブルクで第4のプロジェクト「アレクサンドリト」掃海艦が起工された】

4月20日・木曜日、サンクトペテルブルクの『中部ネヴァ川造船工場』で、プロジェクト12700対機雷防衛艦の第3の生産艦「ウラジーミル・イェメリヤノフ」の起工式典が開催された。

イベントには、『中部ネヴァ川造船工場』総取締役ウラジーミル・セレドホ、株式会社『海洋工学中央設計局アルマーズ』総取締役アレクサンドル・シリャフテンコ、海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ、『統合造船業営団』総裁最高顧問ヴィクトール・チルコフ、サンクトペテルブルク知事ゲオルギー・ポルタフチェンコが出席した。

「これは、正に重要な出来事です。
今日、第4のシリーズ艦が起工され、我々は、このクラスの艦の本格的なシリーズ建造を展開しております」
ウラジーミル・トリャピチニコフ
は強調した。

「アルマーズの私の同僚は、この艦の改善と近代化を進めております。
それは既に単なる掃海艦では無く、対機雷防衛艦と言えます」
アレクサンドル・シリャフテンコ
は指摘し、「ウラジーミル・イェメリヤノフ」は最初の3隻の同プロジェクト掃海艦とは異なっていると付け加えた。

「ウラジーミル・イェメリヤノフ」の為の船体外板は、同社で2017年2月に形成された。
起工後の艦には、強化船体の横断面と縦断面、上部構造物、隔壁、甲板の組み立て作業が待ち受けている。

複合材料掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、新世代対機雷防衛艦として海洋工学中央設計局『アルマーズ』が設計した。

艦は水中音響ステーション(ソナー)を装備し、艦自体には遠隔操作水中装置自動化水中装置が配置されているが、掃海艦は、伝統的な掃海兵装を使用できる。
更に、艦は無人艇が設置されている。

同プロジェクト掃海艦のトップ「アレクサンドル・オブホフ」は、(2016年12月9日に海軍へ引き渡された。
最初の生産艦「ゲオルギー・クルバトフ」は、当初の計画よりも1年後の2017年秋に進水する。
第2の生産艦「イワン・アントノフ」は2017年1月25日に起工された。
同社は、2020年に最初のシリーズの建造の完了を計画している。

また、国防省は、同プロジェクト対機雷艦の第2シリーズの3隻の建造を契約している。
海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフによると、合計で海軍は40隻以上の掃海艦「アレクサンドリト」の受領を見込んでいる。



[プロジェクト12700掃海艦]
ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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プロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は、2011年9月22日にサンクトペテルブルク「中部ネヴァ川造船工場」で起工され、2014年6月27日に進水し、2016年12月9日に就役しました。
[新世代掃海艦プロジェクト12700の1番艦アレクサンドル・オブホフはロシア海軍へ就役し、バルト艦隊へ編入された]

プロジェクト12700の2番艦「ゲオルギー・クルバトフ」は、2015年4月24日に起工され、2016年5月下旬までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成は完了しました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフの船体が形成される]

その後、艦内へ各種機器を設置する為、船体周辺に足場が組まれましたが、2016年6月7日夜に火災が発生しました。
[ロシア海軍の為に建造中の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフで火災が発生した]
この為、「ゲオルギー・クルバトフ」の進水は2017年に延期されました。

プロジェクト12700の3番艦の船体形成作業は2016年6月27日に始まりました。
[ロシア海軍の為の第3のプロジェクト12700掃海艦の建造が始まった]

2017年1月25日、3番艦は「イワン・アントノフ」と命名され、起工式典が開催されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦イワン・アントノフはサンクトペテルブルクで起工された]


プロジェクト12700の4番艦の船体形成作業は2016年8月30日から始まりました。
[ロシア海軍の為の第4のプロジェクト12700掃海艦の建造が始まった]

そして2017年4月20日、「ウラジーミル・イェメリヤノフ」と命名された4番艦の起工式典が開催されました。
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4番艦は、1~3番艦の小改良型となるようです。

ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはフィリピンのマニラ港を訪れた


『タス通信』より
2017年4月20日9時16分配信
【太平洋艦隊の戦闘艦は訪問の為にフィリピンのマニラ港へ到着した】
ウラジオストク、4月20日/タス通信特派員ナターリヤ・ニクリーナ

親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」海洋給油船「ペチェンガ」で構成される太平洋艦隊戦闘艦支隊マニラ港(フィリピン)へ到着した。
船員はフィリピン海軍司令部の代表と会合し、観光名所を見物し、アーチストは滞在する艦で開催される同市の住民とゲストの為のコンサートへ出演する。
『タス通信』東方軍管区下の太平洋艦隊広報サービス・情報供給部長ウラジーミル・マトヴェーエフ2等海佐より伝えられた。

「訪問の枠組みにおいて太平洋艦隊船員はフィリピン海軍司令部とフィリピンのロシア大使館の代表と会合します。
太平洋艦隊将兵は外国港の観光名所を見物し、フィリピンの同僚と一連の合同スポーツ親善試合を開催します。
また、艦上では、太平洋艦隊の歌と踊りのアンサンブルと太平洋艦隊司令部オーケストラのアーチストは、マニラ住民及びゲストの為のコンサートへ出演します」
マトヴェーエフ
は伝えた。

彼は、戦闘艦が4月1日から世界の大洋海域で遠距離航海任務を遂行している事を想い起した。
航海は、ロシア連邦軍の国際軍事協力計画に沿って実施され、2ヶ月以上に渡って続く。
その主な目的は、アジア太平洋地域における聖アンドレイ旗のデモンストレーションと、アジア太平洋地域諸国との海軍協力の更なる発展にある。

以前、航海の枠組みで艦は釜山港(大韓民国)へ寄港した。



ロシア太平洋艦隊旗艦親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(011、1990年2月28日就役)は、2015年11月2日にウラジオストクを出航してインドへ向かい、インド海軍との合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』へ参加しました。
[ロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』(2015年12月)]

2015年12月29日には「ナヒーモフ勲章」を授与されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはナヒーモフ勲章を授与される]

2016年1月初頭には地中海東部へ入り、シリア沖へ展開しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはシリア沖で戦闘任務に就いている]

2016年6月には極東へ戻り、オホーツク海の演習へ参加した後、7月18日にウラジオストクへ帰港しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは長期航海を終えてウラジオストクへ帰港した]

その後はウラジオストクで整備が行なわれていたようであり、2017年2月7日に戦闘訓練の為、出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは海上戦闘訓練の為に出航した]

2月9日に対空戦闘訓練を行ないました。
この時、東方軍管区(おそらくは沿海地方第22戦闘機航空連隊)所属の戦闘機Su-35Sが仮想敵役を務めました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは戦闘機Su-35と対空戦闘訓練を行なった]

2月13日にはピョートル大帝湾で対地、対艦、対空砲撃訓練を実施しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはピョートル大帝湾で砲撃訓練を行なった]

その後、「ワリャーグ」は一旦ウラジオストクへ帰港したようですが、3月6日に太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ提督や太平洋艦隊司令部要員を乗せて再び訓練のために出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは太平洋艦隊司令官の座乗の下に海上での訓練を行なう]

2017年3月18日には戦隊水雷艇(駆逐艦)「ブイストルイ」と一緒に出航し、日本海で対潜戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で対潜戦闘訓練を行なった]
戦闘訓練にはソヴィエツカヤ・ガヴァニ近郊のカーメニ・ルチェイ基地に駐留する海軍航空隊対潜哨戒機Tu-142M3も参加し、更に、太平洋艦隊所属のプロジェクト877潜水艦(キロ級)が「敵役」を務めました。

3月28日にも「ワリャーグ」「ブイストルイ」は一緒に出航し、今度は各種防空戦闘訓練を実施しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと戦隊水雷艇(駆逐艦)ブイストルイは日本海で防空戦闘訓練を行なった]
戦闘訓練には太平洋艦隊海軍航空隊所属の迎撃戦闘機MiG-31対潜ヘリコプターKa-27PLも「空中標的」として参加しました。


そして2017年4月1日午前、ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、アジア太平洋地域への遠洋航海へ向かう為、ウラジオストクを抜錨しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはアジア太平洋地域への遠洋航海へ出発した]

「ワリャーグ」には中型海洋給油船「ペチェンガ」が随伴しています。

親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
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中型海洋給油船「ペチェンガ」
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中型海洋給油船「ペチェンガ」(1979年1月10日就役)は、昨年(2016年)9月に南シナ海で実施された中国海軍との合同演習『海洋協同-2016』へ参加しました。
[ロシア・中国海軍合同演習『海洋協同-2016』(2016年9月)]

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太平洋艦隊艦船支隊は4月2日に津軽海峡を通過して太平洋へ出ました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは津軽海峡を通過して太平洋へ出た]

4月6日には大隅海峡を通過して東シナ海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・ナヒーモフ勲章授与・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは大隅海峡を通過して東シナ海へ入った]

4月11日、大韓民国釜山(プサン)港へ入港しました。
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[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは韓国の釜山港を訪れた]

4月12日には太平洋艦隊司令官セルゲイ・アヴァキャンツ大将韓国を訪問し、韓国海軍の高官と会談を行ないました。
4月13日には韓国海軍代表団と共に「ワリャーグ」を視察しました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア東方軍管区(太平洋艦隊)広報サービス発表
2017年4月13日13時11分配信
【ロシア太平洋艦隊司令官は朝鮮共和国(大韓民国)海軍コマンド司令官と会談した】

太平洋艦隊艦船支隊は、4月14日に釜山(プサン)港を出航しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグは韓国の釜山港を去った]

そして4月20日、太平洋艦隊艦船支隊は、フィリピンマニラ港を訪れました。
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マニラ港には今年1月初頭に大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」が寄港しており、フィリピン大統領ロドリゴ・ドゥテルテ氏が同艦を視察しています。
[フィリピン大統領ドゥテルテはロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・トリブツを視察した]


今年3月下旬、ドゥテルテ大統領は、ロシア海軍(と中国海軍)の艦船はフィリピン領海へ自由に入る事が出来ると表明しています。
『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2017年3月23日9時27分配信
【ドゥテルテ大統領はロシア海軍の艦船がフィリピン領海へ入る事を許可した】

ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンはサンクトペテルブルクで起工された


『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2017年4月19日13時31分配信
【『アドミラルティ造船所』は砕氷哨戒艦のトップ「イワン・パパ―ニン」を起工した】
サンクトペテルブルク、4月19日、インタファクス-AVN

株式会社『アドミラルティ造船所』は、水曜日にロシア海軍の為のプロジェクト23550「イワン・パパ―ニン」型多機能砕氷哨戒艦のトップを起工した。
『インタファクス』特派員は起工式典会場から報告した。

「造船所は、砕氷船の建造に関し、大いなる経験を有しております。
御注文の御品は、契約時期に沿って納入いたします」

式典中に株式会社『アドミラルティ造船所』総取締役代理アンドレイ・ブイストロフは指摘した。

ロシア連邦海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフは、艦は「ロシアの北極圏境界線を護る」事を強調した。
「我々は、この艦を必要としております。
それは特別なものであり、多機能です。
研究上の課題を解決します。
近い内に、我々は、もう1人の北極探検家の名前を付けた2番艦を起工、建造しなければなりません-ニコライ・ズーボフを」

彼は話した。

艦は、その意図である北極ゾーンでの任務を、単独で、そして戦闘艦グループ(支隊)の一員として効果的に遂行でき、更には、北極圏の連絡線の機能の護衛を行なう。

2隻の同プロジェクト艦シリーズの建造契約は2016年4月に署名された。
トップ艦は2020年以降にロシア連邦海軍への引き渡しが計画されている。

多機能砕氷哨戒艦プロジェクト23550型は、『アルマーズ』設計局により設計されている。
それは約8500トンの排水量を有しており、全長は約110メートル、幅は約20メートル、吃水は約6メートル、速力は約16ノット。
艦は、厚さ1.5メートルまでの結氷を突破できる。

艦の自立航海期間は約60日間である。
兵装はAK-176MA砲である。
船は、ヘリコプター及び無人機が駐留する為のヘリコプター発着場ヘリコプター格納庫を備えており、2隻の高速戦闘艇「ラプトル」が配置される。

株式会社『アドミラルティ造船所』は、潜水艦水上油槽船隊の建造を専門としている。
同社は『統合造船業営団』へ加わっている。



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ロシア海軍は、北極圏向けとして2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造を計画しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦建造の為のプレートカットは2016年秋に始まる]

プロジェクト23550砕氷哨戒艦は、砕氷船、哨戒艦、曳船などの機能を併せ持った多機能水上艦であり、満載排水量は8500トンと、かつてのプロジェクト956駆逐艦(ソブレメンヌイ級)プロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ級)に匹敵します。
(ただ、全長は9561155よりも短く、幅は広いので、かなりファットな艦になりますが)

プロジェクト23550砕氷哨戒艦2隻の建造契約は、2016年5月にサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』ロシア国防省(ロシア海軍)との間で締結されました。
[ロシア海軍の為の砕氷哨戒艦プロジェクト23550の建造契約が締結された]

プロジェクト23550AK-176MA 76mm単装砲を装備します。
[ロシア海軍の為の新たな76mm砲AK-176MAの試験は完了した]

プロジェクト23550は軽武装の艦ですが、ヘリコプター無人機を搭載し、更には高速哨戒艇プロジェクト03160「ラプトル」を2隻搭載できます。
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「イワン・パパ―ニン」と命名されたプロジェクト23550の1番艦は、以前には2017年4月20日に起工されると言われておりましたが、その前日の4月19日に起工されました。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦イワン・パパ―ニンは2017年4月20日に起工される]
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艦名の元となったイワン・ドミトリエヴィチ・パパ―ニン(1894年11月26日~1986年1月30日)は、ソヴィエト連邦時代の北極探検家です。
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1932年以降、北極圏の探検を何度も行ない(1956年まで)、1937年と1940年にソ連邦英雄勲章を授与され、1938年には地理学博士号を授与され、1943年にはソ連海軍少将(コントル-アドミラル)の階級を与えられました。

著書も有ります。
【パパーニンの北極漂流日記―氷盤上の生活】


今後に起工されるプロジェクト23550の2番艦は、「ニコライ・ズーボフ」と命名されます。

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なお、プロジェクト23550砕氷哨戒艦には、コンテナに偽装した有翼ミサイル発射機が装備されるなど一部で噂されていますが、これは、あくまでも輸出向けヴァージョンに装備可能なオプションの1つであり、ロシア海軍向けの艦へ装備するわけではありません。

ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはカーボベルデを訪れた

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2017年4月18日15時13分配信
【北方艦隊の大型対潜艦「セヴェロモルスク」はカーボベルデ首都への業務寄港を行なった】

アナトーリー・コジュロフ1等海佐が艦長を務め、大西洋で遠距離航海任務を遂行している大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、
アフリカ大陸の岬の西方沖335マイルの群島に位置するカーボベルデ共和国の首都プライア港へ到着した。

業務寄港中に大型対潜艦「セヴェロモルスク」の艦上をカーボベルデの軍事-政治指導部の代表、プライア市の住民とゲストが訪れる。

乗組員の為に、共和国首都の歴史的な場所へのバス旅行が計画されている。
北方艦隊将兵は現代の市街から20km離れた「旧市街」を訪れ、更にはタラファル市自然保護区域キンタ・ダ・モンタナを訪問する。

北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」支援船の航海は、2016年10月15日に始まった。
3ヶ月の間に乗組員は、地中海エリアで重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」率いる航空艦グループの一員として任務を遂行した。

(2017年)1月中旬、大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、救助曳船「アルタイ」、中型海洋給油船「ドゥブナ」と支隊を構成して遠距離航海任務の遂行に着手した。
ロシア船員スエズ運河を通過して紅海へ、そしてインド洋への移動を行なった。

2月9日から15日まで、アラビア海エリア及び沿岸のパキスタン海軍基地で実施された国際海軍演習『AMAN-2017』へ参加した。

アフリカ周囲への遠距離航海中に、大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、サラーラ港(オマーン)、カラチ港(パキスタン)、ヴィクトリア港(セーシェル)、ダルエスサラーム港(タンザニア)、ペンバ港(モザンビーク)、更にはケープタウン港(南アフリカ共和国)、ルアンダ港(アンゴラ)、マラボ(赤道ギニア)を訪問した。



[大型対潜艦「セヴェロモルスク」インド洋遠征(2016年10月-)]

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北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」(1988年1月24日就役)は、2016年春から夏に掛けてムルマンスク第35艦船修理工場のドックへ入渠し、オーバーホールとソナーのアップグレードが行なわれました。
[ロシア海軍は対潜艦のソナーのオーバーホールを実施する]

2016年10月15日、大型対潜艦「セヴェロモルスク」は、重航空巡洋艦(空母)「アドミラル・クズネツォフ」を中核とする北方艦隊航空打撃艦グループの一員としてセヴェロモルスクを出航し、地中海東部(シリア沖)へ向かいました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは地中海遠征へ出発した]
[空母アドミラル・クズネツォフ第6次地中海遠征(2016年10月-2017年2月)]

航空打撃艦グループは、2016年10月21日にラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過しました。
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフ部隊はラマンシュ海峡(英仏海峡)を通過した]

10月25日にジブラルタル海峡を通過し、地中海へ入りました。

11月9日、地中海東部において大型対潜艦「セヴェロモルスク」「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、接近するネーデルラント海軍潜水艦(ワルラス級)を発見しました。
[地中海東部のロシア海軍空母部隊の大型対潜艦は接近するオランダの潜水艦を発見した]

航空打撃艦グループは11月12日までにシリア沖へ到着しました。
[重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフと重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーを中核とするロシア海軍空母機動部隊はシリア沖へ到着した]

11月15日、「アドミラル・クズネツォフ」の艦載機(艦上戦闘機Su-33)は、初めてシリアへの空爆作戦へ参加しました。
[ロシア海軍の正規空母アドミラル・クズネツォフの艦載機は初めてシリア領内のテロ組織への攻撃へ参加した]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの艦上戦闘機Su-33の空爆によりアル=ヌスラ戦線の戦闘員30名以上が死亡した]

航空打撃艦グループは、2017年の新年を地中海で迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊の空母アドミラル・クズネツォフは地中海で新年(2017年)を迎える]

シリアでは、ロシアトルコ主導による停戦が成立し(2016年12月30日から発効)、国連安全保障理事会も、これを支持しています。

これを受け、航空打撃艦グループは、2017年1月6日以降にシリア沖を離れる事になりました。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフはシリア沖を去る]
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフ航空隊は1252のシリアのテロリスト施設を破壊した]

しかし、「セヴェロモルスク」給油船「ドゥブナ」、救助曳船「アラタウ」は帰路には就かず、航空打撃艦グループと別れ、その後も地中海東部へ留まっていました。

「セヴェロモルスク」は2017年1月27日にスエズ運河を通過して紅海へ入りました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはスエズ運河を通過して紅海へ入った]

その後、オマーンサラーラ港へ寄港し、2017年2月7日に出航しました。
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[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはアラビア海の国際海軍演習『AMAN-2017』へ参加する]

2月9日にパキスタンカラチ港へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクはパキスタンを訪れた]

北方艦隊艦船支隊は、2月10日から14日にパキスタン沖で実施される国際海軍演習『AMAN-2017』へ参加しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊が参加する国際海軍演習『AMAN-2017』はパキスタンで始まった]

北方艦隊艦船支隊(指揮官:スタニスラフ・ヴァリク1等海佐)
大型対潜艦「セヴェロモルスク」
中型海洋給油船「ドゥブナ」
救助曳船「アラタウ」


【演習『AMAN-2017』公式サイト】

2月13日と14日には海上での実地演習(アクティブフェーズ)が実施されました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊が参加する国際海軍演習『AMAN-2017』の海上での実地段階が始まった]

北方艦隊艦船支隊は演習終了後にパキスタンを去り、インド洋を南下しました。

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その後、北方艦隊支隊赤道を越え、古くからの船乗りの伝統行事である「赤道祭」が開催されました。
「セヴェロモルスク」にとっては、就役以来初めての「赤道祭」となりました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はインド洋で赤道祭を準備する]

赤道を越えた北方艦隊艦船支隊は、2月28日にセーシェル諸島へ到着しました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦セヴェロモルスクは赤道を越えてセーシェル諸島を訪れた]
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3月1日、北方艦隊艦船支隊の3隻はセーシェル諸島の首都ヴィクトリア港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はセーシェル諸島のヴィクトリア港へ入港した]
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北方艦隊艦船支隊は、3月4日にヴィクトリア港を出航しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はセーシェル諸島を去った]

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北方艦隊艦船支隊は西へ向かい、タンザニアダルエスサラーム港を訪れ、3月10日夕方に出航しました。

北方艦隊艦船支隊タンザニアを去った後、3月18日に隣国のモザンビークペンバ(ポルト・アメリア)を訪れました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はモザンビークを訪問した]

その後、北方艦隊艦船支隊アフリカ大陸を南下し、喜望峰沖を西へ進み、3月20日に南アフリカ共和国へ到着しました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は南アフリカ共和国を訪問した]

南アフリカ共和国訪問を終えた北方艦隊艦船支隊アフリカ大陸大西洋側を北上し、3月25日にナミビアウォルビス・ベイを訪れました。
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はナミビアを訪れた]

ナミビアを出た後、4月1日から3日までアンゴラルアンダ港を訪問しました
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[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊はアンゴラのルアンダを訪れた]

4月7日には赤道ギニアマラボ港へ入港しました。
[ロシア海軍北方艦隊艦船支隊は赤道ギニアのマラボを訪れた]
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そして4月18日にはアフリカ大陸の西方の島国・カーボベルデプライア港へ到着しました。
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ロシアは2016年11月にカーボベルデと艦船寄港簡略化協定を締結しています。
[ロシア海軍艦船のカーボベルデへの寄港手続きは簡略化される]

2009年8月には、大西洋上でハイジャックされて行方不明となった貨物船「アークティック・シー」ロシア海軍警備艦「ラードヌイ」カーボベルデ沖で発見し、ハイジャック犯を拘束して同船を解放しました。
[ロシア海軍は、貨物船捜索の為、カーボベルデへ向かう]
[ロシア海軍フリゲート、貨物船「アークティック・シー」ハイジャック犯を拘束]